シティー ハンター 二 次 創作。 #1 もっこり男の初恋。

#シティーハンター #二次創作 路地裏の葛藤。

シティー ハンター 二 次 創作

『シティーハンター 』はメディアミックスも何度となくおこなわれており、本作を原作にしたテレビアニメやアニメ映画は、90年代前半を代表する作品として知られています。 アニメ版の声優は、冴羽獠役を神谷明、槇村香役を伊倉一恵が務めました。 2015年には30周年記念イベントが開催され、同年には俳優・上川隆也が主演を務めた『エンジェル・ハート』が日テで実写ドラマ化。 さらに 2019年2月には新作アニメ映画が公開されるなど、その人気はまったく衰える様子がありません。 女優の飯豊まりえなどが声優として参加することが発表されており、目が離せません。 本作の絶大な人気は、日本はおろか海外にまで波及。 比較的実写化しやすい作品であるためか、実写映画も多数制作されています。 ジャッキー・チェンが主演して、衝撃の展開でファンを湧かせた1993年の香港映画版。 2018年公開予定の中国映画版。 そして2019年には、フランス版実写映画も公開されるとか。 韓国ではソウルを舞台にして実写ドラマ化もされており、他にも版権を無視した非正規版もいくつかあるようです。 これほどの世界的人気を誇る本作。 何がそれほど人々を惹き付けるのでしょうか? 特筆すべきは、その戦闘能力でしょう。 スポーツ選手並みの運動能力に、豊富な実戦経験。 凄まじい射撃精度を誇っており、愛銃コルト・パイソンでは1度狙った箇所を寸分違わずもう1度撃ち込むことが出来るほどの腕前です。 彼がなぜ、このような裏の顔を持っているのか。 銃社会ではない日本で、これだけの銃の腕前なのはどうしてなのか。 その答えは彼の半生にあります。 幼少期、両親とともに乗っていた飛行機が中米で飛行機事故に遭って墜落。 唯一の生存者だった彼は、反政府ゲリラに拾われて、そこで戦闘訓練を施されます。 そのため幼い彼がかろうじて覚えていた「リョウ」という名前以外、本名も生年月日も国籍もまったく不明なのです。 そこから戦場を渡り歩き、流れ流れて、おそらくは故郷であろう日本へとやって来ました。 何かと車で移動することの多い彼。 所有するビルの駐車場には、彼の愛車が何台も収められています。 原作漫画とアニメでは設定が少々異なりますが、原作で登場する愛車といえばやはり「モーリス・ミニクーパー1275S」でしょう。 真っ赤なクラシック・ミニがとてもお洒落で印象的。 他に登場する愛車は「ホンダCR-X」。 こちらは主に、香が運転していたようです。 ちょっと特殊で個性的過ぎるところでいうと、「CMP FAT2」という軍用トラックも所持しています。 物語序盤、獠が敵対する麻薬組織「ユニオン・テーペ」から奪った砲兵向けトラックですが、特に使用することもなく死蔵していた様子です。 『シティーハンター』が人気の理由2:魅力的なキャラは主人公だけじゃない!かっこいいのにシャイな海坊主 たとえば好きな女性がピアニストだったため、おもちゃのピアノで演奏の練習をするエピソードがあります。 大男が真剣におもちゃのピアノと向き合っている姿は普段の印象からはかけ離れており、非常に愛らしく感じられるでしょう。 また女性を目の前にすると、緊張のあまり汗を垂らしながら硬直してしまう場面も垣間見れます。 強そうな見た目だけでなく、人間味のあるその性格には、つい親近感が湧いてしまうでしょう。 しかし、そんな彼ですが、最終的に美樹という美女と結婚することになります。 女性が苦手な男が美女と……海坊主、おそるべし。 彼の意外な一面は、まだあります。 そのイカツイ見た目からは想像もできませんが、エプロンをつけながら喫茶店のマスターを務めることもあるのです。 そういったギャップが、彼の大きな魅力となっているのでしょう。 彼のほかにも、「警視庁の女狐」こと野上冴子や、アメリカNo. 1のスイーパーであるミック・エンジェルなど、魅力的なキャラがたくさん登場します。 ぜひ、自分のお気に入りのキャラを見つけてみてはいかがでしょうか。 『シティーハンター』が人気の理由3:今読んでも面白い!ギャグに笑える あらすじにも記したとおり、基本的に美人の依頼しか受けない獠。 美人女性というのはかなり象徴的にスタイル抜群であることが多く、それに絡めていろいろなハプニングが起こるわけです。 特にボディーガードの依頼時には、依頼人が彼の管理するビルに寝泊まりすることが多く、夜間それを狙って……といった具合に。 ボディーガードが、違う意味で依頼人を襲ってどうするんだ、と。 もちろん、この凶行には毎回のように邪魔が入ります。 彼のパートナー・槇村香です。 彼女の細腕のどこにしまっていたのか、いずこから取り出した 巨大なハンマーで「もっこり」に制裁を加える流れがお約束。 これには、わかっていても思わず笑ってしまうでしょう。 結果的には毎回お約束に終始する制裁でも、獠がことに至る手順に工夫を施したり、またそれを先読みする香の鋭さには舌を巻きます。 油断していると、獠の二枚目シーンで唐突に「もっこり」が挿入されることもあって、不意打ち気味のそれは笑いのツボを容赦なく刺激すること間違いなしです。 『シティーハンター』が人気の理由4:ギャグとのギャップ!ハードボイルドな世界観 ギャグパートがくだらなければくだらないほど、シリアスな場面が際立ちます。 本作のストーリーの起点になるのは、ほとんどの場合は美女による困難な問題の依頼です。 そういった依頼者の身の上は不幸な生い立ちであったり、命の危険が差し迫っていることがままあり、人死にが出るのも珍しくはありません。 犠牲者は依頼者の身内であったり、無関係の一般人であったりとさまざま。 本作の主な舞台は新宿、あるいは東京です。 現在からするとやや古く見える世界観ですが、読み手の住む日常と極めて近い世界に見えます。 よく見知った平和な世の中の影で、人知れず命のやり取りがおこなわれている……『シティーハンター』とは、そういう作品なのです。 主人公の獠ですら、飛行機事故で両親を失った孤児。 しかも、反政府ゲリラに戦闘訓練を施されるという壮絶な幼児体験を経ています。 また、現在彼のパートナーである香。 彼女の兄・槇村秀幸(ひでゆき)は獠の元々のパートナーで、いわば元祖シティーハンターコンビでした。 獠にとっての大事な相棒である彼でしたが、劇中序盤に麻薬組織の事件に巻き込まれて命を落としてしまいます。 その結果、残された香が獠の元に身を寄せることに繋がるのです。 ギャグパートが嘘のようにハードな設定の数々。 あれだけだらしなかった獠の顔も、仕事中になると見違えるように引き締まります。 それはまさに、計算高い熟練の始末屋の顔です。 たとえば普通に銃を撃てば貫通してしまい、周囲に被害がおよぶ場面。 彼はマグナム弾の威力を抑えるために、敢えて自分の手のひらを撃ち抜いて減衰させるという、無謀にも思える策を平気で実行に移します。 罪の無い人々は傷つけず、悪党には徹底的に厳しく。 それがシティーハンターの流儀。 顔で笑って背中で泣く、ハードボイルドな一面です。 『シティーハンター』が人気の理由5:大人な魅力!トレンディ感 本作では細々とした小道具や設定、セリフ回しが格好よく描き出されています。 まず1番印象的なのは、やはり新宿駅東口の伝言板の 「XYZ」でしょうか。 新宿を根城にする掃除人との秘密の連絡手段。 意味はわかりませんが、謎めいたメッセージのようで、いかにも格好いいです。 本作がヒットした当時、駅の伝言板で真似する者も多数出たとか。 ちなみに連載当時の新宿駅で、これをおこなうことは出来ませんでした。 時刻や一言メッセージを書く欄のある伝言板は、携帯電話の普及していなかった時代によく活用されたそうですが、連載中の80年代中期にはすでに廃れつつあったのです。 新宿駅でもすでに撤去された後で、作者の北条はわざわざ確認してから(おそらく悪戯されないように)登場させたといいます。 しかし、後々の『シティーハンター』関連のイベントでは、劇中を思わせる小道具として設置されることもありました。 ……しばらくの間、地獄はさびしいかもしれんが、 すぐににぎやかにしてやるよ……槇村……!! 友人を弔うとともに、大事な相棒をこんな目に遭わせた外道に対する静かな怒りと、決意が感じられます。 彼女の恋人は殺人バチの研究という恐ろしい事件に関わった結果殺され、獠自身もその殺人バチの餌食になりかけます。 しかし、かずえの尽力によって、ことなきを得たのでした。 このセリフは、研究を無事阻止した後でのシーンです。 こんな気取った一言がさらりと出てくる辺りが、彼の「大人」を感じさせる格好いい部分。 本作は名言や名シーンも多いので、それらにも要注目です。 こういった見せ場に心惹かれるのは、万国共通ではないでしょうか。 『シティーハンター』が人気の理由6:『シティーハンター』の最終回は、香との関係も見所!打ち切りだった? どちらも獠と香の仲が深まる、という大筋は変わりませんが、それぞれディテールが違います。 詳しくは、それぞれの作品をご覧ください。 ちなみに漫画の結末は、彼らの日常がこれからも変わらずに続いていくのだろう、と思える平和なもの。 しかし、それだけに終わらず、獠の本当に愛する人への理念を語るシーン、香の無邪気な一言などがあります。 2人の恋愛シーンが少なくてやきもきしていた読者には、まさにご褒美のような展開も目白押しです。 特に、これからの未来を象徴するようなラスト1コマは感慨深いものがあるので、ぜひご自身でご覧ください。 『シティーハンター』が人気の理由7:完結後の物語『エンジェル・ハート』!香が死んだ理由とは? ここでは『シティーハンター』に合わせて、『エンジェル・ハート』もご紹介しましょう。 前作の人気を後押しする、作者自身のセルフリメイク漫画です。 しかし『シティーハンター』のその後を描いたのではなく、 パラレルワールドを描いた作品となっています。 掲載雑誌を移籍したことから「ファーストシーズン」と「セカンドシーズン」というタイトルになっていますが、展開に違いはありません。 少々詳しく説明させていただくと「コミック バンチ」で全33巻が連載され、その後に掲載誌が変更、続きの内容が「コミックゼノン」に連載されました。 ゼノンでの続き「セカンドシーズン」が全ページフルカラーで出されるにあたり、33巻までの内容も「ファーストシーズン」として出されたようです。 なぜ、このような展開になったのか。 それは、北条司は主人公を獠と香の子どもにしたいと思ってはいたものの、香を主役にして描きたいという思いもあったことがきっかけでした。 彼はその時、タクシードライバーに聞いたある話を思い出します。 それは事故死した妻の心臓が少女に移植され、その子が血の繋がらない親子になるというエピソード。 それを活かして彼は『エンジェル・ハート』で子供たちを設定上では主人公にしながらも、香を真の主役にすることに成功したのでした。 そのエピソードは人の死ということから始まる物語なだけに、より一層人間ドラマで引き込んでくる作品となっています。 北条司いわく歳を重ねた分、周囲で亡くなる人も増え、死の瞬間にその人の生きざまが表れると考えるようになったことが、作品のテーマに繋がっているそう。 『シティハンター』もいいですが、北条司が年月を経たことで描けるようになったこの物語も、ぜひご覧ください。 いかがでしたか?格好よくて、面白くて、渋くて、お洒落。 これらの要素が渾然一体となって、極上のエンターテインメントに昇華したのが『シティーハンター』という作品なのでしょう。 未見の方はぜひ、これを機に世界的名作に触れてみませんか?.

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シティーハンター 2次創作

シティー ハンター 二 次 創作

シティー ハンター 二次 創作 小説 に関する参考になるサイトを集めました。 シティー ハンター 二次 創作 小説 についてもっと詳しく調べてみたい時は以下のリンクをたどってください 読切りとして描かれ好評であった『シティーハンター -XYZ-』、『シティーハンター -ダブルエッジ-』(後述)を元に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)誌上において1985年13号から1991年50号にかけて連載。 前作『キャッツ? アイ』に続く北条司2作目となる連載作品。 単行本はジャンプコミックスより全35巻。 1996年から1997年にかけて文庫版が全18巻で発売されています。 完全版では未収録ページ(扉絵など)の復活収録やカラーページの再現、加筆修正などが行われています。 東京・新宿で殺し・ボディーガード・探偵等を請け負うスイーパー「シティーハンター」の活躍を描くハードボイルドコメディ。 現代劇として描かれた為、連載時の80年代後半が舞台となっています。 「シティーハンターが美人の依頼人から仕事を受け、その依頼を数話をかけてこなす」というのが基本構成となっています。 全体を通しての伏線などはあるものの、依頼人・仕事の内容はその都度異なり、問題を解決した依頼人は原則として再登場しない。 この為、各依頼毎の繋がりは原則としてない。 本作のパラレルワールドを描いた作品として『エンジェルハート』があります。

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シティーハンター 2次創作

シティー ハンター 二 次 創作

真昼間の公園のベンチで、煙草をふかしながら、冴羽撩は約1か月前の出来事を思い出していた。 奥多摩のとある教会で、 冴羽撩のパートナーである槇村香が、 撩の命を狙うクロイツ親衛隊によって囚われ、無事救い出したあの日の事だ。 なぜだか未だに解らないがあの時、 6年間、できる限りの言い訳を尽くして愛する気持ちを誤魔化していたのが嘘のように、 気が付いたら、 『愛する者を守り抜く!!』と叫んでいたのだ。 『愛する者』とはもちろん、撩のパートナーである槇村香の事だ。 なぜあの時、あの瞬間、逡巡し続けていた香への気持ちに腹を括れたのか。 撩は未だに解らない。 香に対するこの気持ちが愛でなければ、一体何なんなのだ。 香を今までも愛していたし、 これからも愛しているし、 命ある限り共に生きてゆきたい。 この思いで、 お互いの命を危険にさらそうとも、 どんな危険が二人に及ぼうとも、 何が何でも守り抜き、何が何でも生き抜けば良いだけなのだ。 ただ、それだけだ。 あの時ふと、シンプルな答えに辿りついた。 飛行機事故で生き残り、強くなるしかなかった今までの日々は、この為だったのだ。 撩は、今までの人生が全て報われたような気がした。 ギリギリの命のやり取りの中で、今まで感じた事の無い喜びを感じた瞬間だった。 しかしあの日から1か月。 撩は原因不明の体調不良に襲われている。 最近毎日、どうにも動悸が止まらないのだ。 そして時々心臓がギュッと痛む。 体がフワフワして、ナンパにも飲み歩きにも集中できない。 フワフワしているのに、体にビリビリと電気が走り、苦しさもあるがどこか心地よい。 そして、どうにもこうにも香の事が頭から離れないのだ。 (はぁ・・・) バーボンロックを傾けながら、馴染のバーのカウンターで、撩はため息をついた。 この種の苦しさは、今まで味わったことが無い。 「・・・そりゃお前。 恋煩いだよ、リョウ!」 撩の隣でニタニタしながら、同じくバーボンを傾ける金髪の元相棒は言う。 いつもなら、こんな話は絶対にしない金髪天使ヤローに思わず助けを求めるぐらい、撩はこの気持ちをどうすれば良いかわからないのだ。 撩は、チェッと舌打ちする。 今、ものすごく拗ねたような顔をしているのだろう。 この気持ちが恋だというのなら、撩は今まで恋をしたことが無かったのだと思う。 会っていない時間に、こんなにも一人の女に気持ちが囚われることなど、今までの人生で無かったように思う。 香の事を考えるだけで、動悸がするなんて。 自分の気持ちをコントロール出来ないなんて。 恋と言ったって、あの6年も共に過ごしてきた香だ。 どうしてこんな気持ちにならにゃいかんのだ。 そんなことが起こりうるのだろうか。 だが、シティハンター冴羽撩と槇村香の間には、どんな事だって起こりうるのだ。 「リョウ。 …香だってきっとそれを待っている。 」 …気が付けば、リョウは新宿の夜道を一人歩いていた。 金髪天使ヤローといつ別れたのかも覚えていない。 最近は、毎日こんな調子だ。 何もかもがフワフワとほの甘く、 気が付くと香の事を考えている。 『何が何でも生き抜く』と誓ったばかりなのに、こんなことでは新宿のチンピラにやられても仕方がない。 撩は一人苦笑いをする。 香を思考から追い出し気を引き締めるために、煙草に火を付け、 胸いっぱいに灰を吸い込み夜空に吐き出す。 …香はまだ起きているのだろうか。 自分を待たずに寝ていて欲しいが、 起きていて欲しい。 香の声が聞きたい。 何のことない一日の、何のことない話を聞きたい。 キャッツでね、美樹さんがねてん 海坊主さんがね、新しいメニュー作ったの。 すっごく美味しかったから、撩にも今度作ってあげるね。 今日も依頼が無かったの。 でも帰りにね… 今日スーパーでね、お米が安かったんだよ。 コーヒーもね、すんごく美味しく淹れれたの… 撩! リョウ・・・ りょぉ・・・ アパートの明かりが付いている。 香が起きている・・・。 途端に撩の胸がギュッと苦しくなる。 「おかえり、撩。 」 撩がリビングの扉を開けると、にっこりと笑って香は言った。 窓のサッシの部分を背もたれにして、香はリビングの窓際で胡坐をかいてホットミルクを飲んでいた。 「・・・お、おぉ。 」 おぉ、ってなんだよ、俺。 「雨が降りそうだったからサ。 撩が濡れないか心配してたんだよ。 降る前に帰ってきたんだね。 」 香は、撩がドカリと腰を下ろしたソファーの隣に座りなおす。 香のフワフワとした髪から、柑橘系のシャンプーの匂いがする。 「・・・・・・・おぉ。 」 クスクスと香が笑い出す。 「どうしたの?撩。 おぉ、おぉって。 酔っぱらってんの??」 「・・・・・・・・・・おぉ。 」 アハハ!と香が隣で声をあげて笑っている。 「撩も寝る前にお風呂入れば?寒かったでしょ?」 ホットミルクを一口飲みながら、香が言う。 撩の胸が、またギュッとなる。 ダメだ。 恋の病の末期症状だ。 もし見つめあって抱きしめたら、幸せすぎて死んでしまうのかもしれない。 「・・・・・・・・・・・おぉ。 」 「アハハハハハハハ!」 香が腹を抱えて笑っている。 チクショウ、香のやつ。 人の気も知らないで。 「さ、アンタも早くお風呂入って寝ちゃいなさい!無事帰って来たなら、あたしは寝るわ!」 香はまたにっこりと笑って、あっさりとリビングを出ていった。 (はぁ~…。 ) 一人残されたリビングで撩は大きなため息を付く。 あいつ、俺の気も知らないでガハガハ笑いやがって。 チクショウ。 こんな思いをしてるのは俺だけなのか? あの金髪天使ヤロー。 別に香は、何も待っちゃいないじゃないか。 …チッ、覚えていやがれ、あの嘘つきエロ天使が。 香の残したホットミルクを、一口飲む。 たかが香の残した飲み物を飲むだけなのに、何をドキドキしているのだ。 チクショウ。 (甘っ…) 砂糖入りのそれを飲み干すと、口の中にミルクと砂糖の甘ったるさが広がる。 もっこりマスターで、恋愛初心者の冴羽撩は、 (たまには、こんな甘いのも良いか…) と、マグカップをコトリと置き、風呂場へと向かった。

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