後 ハッピー マニア。 後ハッピーマニア

「ハッピーマニア」完全新作続編!45歳になった重田カヨコの「今」

後 ハッピー マニア

2017年の七夕。 驚くような再会がありました。 それの続編とあらば、読まないわけにはいきません。 ふだん漫画雑誌を買うことはあまりないのですが、どうしても手に取ってじっくり読みたかったので書店を駆けずり回ってきました。 近所に1冊だけ残っていたのをゲット!• 16年ぶりの続編!! 見開き巻頭カラーどーん! すみません、あまりにも綺麗だったのでこのページだけ撮りました。 大きく描かれているのはカヨコとフクちゃん、そしてタカハシ! あ、今気づいたけどカヨコはハッピーマニアの最後にタカハシと結婚した(はず)だから重田ではなく高橋カヨコなんですかね? 今の今まで気づかなかった…。 それにしてもこのカヨコの表情、おそろしいほどの気迫ですね。 ピンチに目を見開いているような、現実を見つめようとしているような。 でも思い返してみれば16年前のカヨコもこんな風に いつもガンつけてるような必死な表情でした。 フクちゃんはあれですね…変わってないように見えます…そしてタカハシ…なんだろうこのポカンとした無慈悲にも思える明るい表情は…。 ネタバレなしの感想 スポンサーリンク カヨコとフクちゃんは喧嘩して5年間会っていなかったという設定でしたが、 二人のやりとりはいつも通りで懐かしくなりました。 カヨコがボケつつ、フクちゃんは激しく突っ込みつつも意図せずボケたり、それをカヨコが心の中で突っ込んだり。 年齢を重ねてもそんな風に話せる友達がいるって素敵です。 カヨコがフクちゃんのところに来た理由は素敵じゃなかったですけども。 カヨコとフクちゃんそれぞれの状況や、お互いの老け具合(!)の描写に、16年の重みを感じます…。 驚いたのが、てっきり「読み切り」かと思って読んでいたら 途中で終わってしまったことです! to be continuedって書いてあるし! 続くんかい! それはそれで嬉しいけど、驚いたよ! 作者の安野モヨコさんがTwitterでも続きがあることを明言していらっしゃいました。 こんにちは、モヨコです。 「後ハッピーマニア」なんと続きます! 読み切りじゃなくてすみません。 しかし、来月からまた鼻下長の続きを描いて単行本だしてからです。 だから来年くらいになります。 オッケー待ちます! 「後ハッピーマニア」第1話の詳しいネタバレ感想 ここからは、ネタバレありの感想ですので十分にお気をつけください。 5年ぶりに再会するカヨコとフクちゃん 冒頭は、45歳のカヨコがフクちゃんの前に姿を現す場面から始まります。 しかし、フクちゃんは無視。 シカトです。 無言でカヨコにスマホを向けて写真を撮るフクちゃん。 バツが悪そうなカヨコは、 「フクちゃん… あたし…心霊現象とかじゃないよ」 となだめますが、フクちゃんはかなり怒っている様子。 どうやら、カヨコとフクちゃんが会うのは5年ぶりで、その間カヨコは全くの音信不通だったようです。 フクちゃんは 「あたし達 絶交してたよね?」 「5年も音信不通でよく顔出せるね」 とカヨコを突っぱねますが、カヨコは「あたかも住民であるかのような顔」をしてスッとフマンションのエントランスを通過。 カヨコとフクちゃんの女子コントのやりとり、「ハッピーマニア」を愛読してた人にはかなり懐かしいものがあるんじゃないでしょうか。 さすが美の女神フクちゃん。 そしてカヨコの向こう見ずで正直すぎる言動。 そんな状態でカヨコがなぜフクちゃんのもとに来たかというと、 「本当にどこにも行くとこがない!」 とのことで、泣きはらしてシワシワになった(これもフクちゃんにツッコまれてた)目で親友のところに来たんですね。 45歳のカヨコに何が? カヨコが泣きはらした理由。 それは、 タカハシに好きな人ができたこと。 「好きな人ができたから 別れてくれって———… 言われた!! 」 見開きページで衝撃の告白。 ですが、フクちゃんは眉毛ひとつ動かしません。 「もう絶対無理なやつじゃん」 「だってタカハシ絶対 浮気しなかったでしょ」 「本気じゃん?」 とまくしたてるフクちゃん。 それを聞いたカヨコは床に倒れこむほど納得します。 絶対に… 「浮気しない男」の代価 「浮気」じゃなくてすぐ「本気」 そうだったそうだった。 タカハシってそんなヤツでしたよ。 だからこそあの頃のタカハシは婚約中だったにもかかわらず、本気になってカヨコを追ってきたんですよね。 フクちゃんの近況は? 一方、フクちゃんはヒデキと別居中でした。 息子のヨウジとヒデキは、58歳の美魔女のところにいるようです。 うっ…これもなかなか衝撃。 フクちゃんの仕事はとても順調で、会社の年商は1億。 15歳年下の彼氏もいるようです。 さすがフクちゃん。 あっぱれフクちゃん。 浮気が本気になったタカハシこのやろ 現在のタカハシが描かれたシーンもありました。 とある女性のアパート。 そのドアを、タカハシがガチャガチャやって開けようとしています。 なんだか乱暴ですね…タカハシこわい。 45歳はとてもいってなさそうな、30歳くらいの女性(眼鏡黒髪)は 「私は…奥さんいる人をどうこうとか ましてや恋愛なんて絶対… 人様の結婚生活を壊すなんて絶対イヤなんです」 とドア越しに拒否。 でも、頬は染まっているしタカハシのことを好きそうな感じではあります。 そしてタカハシは 「わかってます でも 妻とは…ちゃんと別れます」 と、 ものすごいキメ顔で断言。 いやいや、なにキリッとしちゃってんだよー! しかもカヨコの老け具合と比べると、タカハシがいい具合に年を重ねてるっぽい。 これは年下の女性ともワンチャンありますね…。 うーむ、カヨコ不利かも…。 カヨコはどうする タカハシの性格を考えると無理なのかもしれない、そう思ったカヨコでしたが、フクちゃんが放った 「いいの? そんなあっさり渡しちゃって あんた嫁なんだから戦いなよ」 という言葉にハッとなります。 さすがフクちゃん…(二回目)。 カヨコが言ってほしがっている言葉をすぐには与えないけど、根底では友達として寄り添ってくれる。 友情に泣けます。 そしてカヨコは 私はこれから私の現実に立ち向かわなければならない そしてそれは かなりやばい と、カッと目を見開くのです。 現実を直視するその視線。 それこそがカヨコだ。 がんばれカヨコ。 フクちゃんがいれば百人力だ。 っていうか…… っていうかさ…… タカハシなにやってんのー! なにちょっと若い女の子に入れあげてんのー! しかもマジ惚れっぽいし。 あーあ。 でもね、タカハシって前からこんなでしたよ。 シゲカヨのことを好いて追っかけてきたときもこうでしたよ。 だから、納得もできるんですよね。 人は根本的には変わらないものなんだなーって、思いますよね…。 その部分に関しては、 絶対に浮気しない男の代価 とも描かれていました。 浮気はしないかわりにいつも本気になっちゃうやつ。 それにしてもタカハシはカヨコにベタ惚れで結婚したのに、もしやタカハシもカヨコと同じで「自分を好きにならないような相手が好き」というループ恋愛体質だったのかな…。 時は残酷。 変わらなさ加減でいえばシゲカヨも、とくに職にもつかずにプラプラしているという部分では同じ。 でも、浮気に関しては「ギリギリまでは何度かあるけどやってない!」らしいから驚きです。 「はー、恋したい」が口癖だったシゲカヨからは想像もつかないほど一途だったんだねー。 そんな感じでタカハシに別れを切り出されて、フクちゃんのところに駆け込んだカヨコ。 この図式も以前と同じです。 ある意味安心…してはいけないんでしょうけど。 フクちゃんのほうもわりと複雑です。 事業では成功して年収1億(!)の女になったけど旦那(ヒデキ)と息子は愛人の美魔女のところに入り浸り。 フクちゃんはたまに若い男と遊びながらほぼ一人暮らし…という、 カヨコが転がり込むにはうってつけの状況ですね! 読み終えた心境 完結した作品の続編って、100パーセント楽しいうれしいという感想だけではないということがわかりました。 なんというか、 苦しい。 正直に言うと、再びもがいているカヨコを見て苦しくなりました。 「ハッピーマニア」は何度も読み返している大好きな漫画のひとつです。 それは、最後にちゃんと完結している(まだカヨコの冒険は続くというかたちの終わり方であっても)のを知っているから、安心して何度もカヨコの恋路を「もー、ほんとになにやってんの」とフクちゃんのような気持ちで、またある時はカヨコ本人のような暴走特急なテンションで読めるのです。 今回の「後(ご)ハッピーマニア」では人物もリアルの年月と同じだけ歳を重ねさせていたこともあり、カヨコたちが より身近に、リアルに感じられました。 続きは1年後くらいということで苦しさは続きますが、またカヨコの生きざまをある時点まで見届けたいなと思います。 2018年10月追記: この記事を書いてから1年以上が過ぎましたが、七夕にさらなる続編はなく… もうひとつの世界線に行っちゃったシゲカヨ達、一体どうなっちゃったんでせうね… 2019年8月追記: ついに! 2019年9月6日発売の「フィールヤング」から「後ハッピーマニア」の連載が決定したようです。 次の展開が楽しみですね。 『ハッピー・マニア』完結から18年… 恋の暴走機関車シゲカヨが帰ってきます〜〜! 9月6日発売のフィールヤングにて『 』連載スタート。

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後ハッピーマニア ネタバレ【シゲタ45才~その後の人生】

後 ハッピー マニア

2017年の七夕。 驚くような再会がありました。 それの続編とあらば、読まないわけにはいきません。 ふだん漫画雑誌を買うことはあまりないのですが、どうしても手に取ってじっくり読みたかったので書店を駆けずり回ってきました。 近所に1冊だけ残っていたのをゲット!• 16年ぶりの続編!! 見開き巻頭カラーどーん! すみません、あまりにも綺麗だったのでこのページだけ撮りました。 大きく描かれているのはカヨコとフクちゃん、そしてタカハシ! あ、今気づいたけどカヨコはハッピーマニアの最後にタカハシと結婚した(はず)だから重田ではなく高橋カヨコなんですかね? 今の今まで気づかなかった…。 それにしてもこのカヨコの表情、おそろしいほどの気迫ですね。 ピンチに目を見開いているような、現実を見つめようとしているような。 でも思い返してみれば16年前のカヨコもこんな風に いつもガンつけてるような必死な表情でした。 フクちゃんはあれですね…変わってないように見えます…そしてタカハシ…なんだろうこのポカンとした無慈悲にも思える明るい表情は…。 ネタバレなしの感想 スポンサーリンク カヨコとフクちゃんは喧嘩して5年間会っていなかったという設定でしたが、 二人のやりとりはいつも通りで懐かしくなりました。 カヨコがボケつつ、フクちゃんは激しく突っ込みつつも意図せずボケたり、それをカヨコが心の中で突っ込んだり。 年齢を重ねてもそんな風に話せる友達がいるって素敵です。 カヨコがフクちゃんのところに来た理由は素敵じゃなかったですけども。 カヨコとフクちゃんそれぞれの状況や、お互いの老け具合(!)の描写に、16年の重みを感じます…。 驚いたのが、てっきり「読み切り」かと思って読んでいたら 途中で終わってしまったことです! to be continuedって書いてあるし! 続くんかい! それはそれで嬉しいけど、驚いたよ! 作者の安野モヨコさんがTwitterでも続きがあることを明言していらっしゃいました。 こんにちは、モヨコです。 「後ハッピーマニア」なんと続きます! 読み切りじゃなくてすみません。 しかし、来月からまた鼻下長の続きを描いて単行本だしてからです。 だから来年くらいになります。 オッケー待ちます! 「後ハッピーマニア」第1話の詳しいネタバレ感想 ここからは、ネタバレありの感想ですので十分にお気をつけください。 5年ぶりに再会するカヨコとフクちゃん 冒頭は、45歳のカヨコがフクちゃんの前に姿を現す場面から始まります。 しかし、フクちゃんは無視。 シカトです。 無言でカヨコにスマホを向けて写真を撮るフクちゃん。 バツが悪そうなカヨコは、 「フクちゃん… あたし…心霊現象とかじゃないよ」 となだめますが、フクちゃんはかなり怒っている様子。 どうやら、カヨコとフクちゃんが会うのは5年ぶりで、その間カヨコは全くの音信不通だったようです。 フクちゃんは 「あたし達 絶交してたよね?」 「5年も音信不通でよく顔出せるね」 とカヨコを突っぱねますが、カヨコは「あたかも住民であるかのような顔」をしてスッとフマンションのエントランスを通過。 カヨコとフクちゃんの女子コントのやりとり、「ハッピーマニア」を愛読してた人にはかなり懐かしいものがあるんじゃないでしょうか。 さすが美の女神フクちゃん。 そしてカヨコの向こう見ずで正直すぎる言動。 そんな状態でカヨコがなぜフクちゃんのもとに来たかというと、 「本当にどこにも行くとこがない!」 とのことで、泣きはらしてシワシワになった(これもフクちゃんにツッコまれてた)目で親友のところに来たんですね。 45歳のカヨコに何が? カヨコが泣きはらした理由。 それは、 タカハシに好きな人ができたこと。 「好きな人ができたから 別れてくれって———… 言われた!! 」 見開きページで衝撃の告白。 ですが、フクちゃんは眉毛ひとつ動かしません。 「もう絶対無理なやつじゃん」 「だってタカハシ絶対 浮気しなかったでしょ」 「本気じゃん?」 とまくしたてるフクちゃん。 それを聞いたカヨコは床に倒れこむほど納得します。 絶対に… 「浮気しない男」の代価 「浮気」じゃなくてすぐ「本気」 そうだったそうだった。 タカハシってそんなヤツでしたよ。 だからこそあの頃のタカハシは婚約中だったにもかかわらず、本気になってカヨコを追ってきたんですよね。 フクちゃんの近況は? 一方、フクちゃんはヒデキと別居中でした。 息子のヨウジとヒデキは、58歳の美魔女のところにいるようです。 うっ…これもなかなか衝撃。 フクちゃんの仕事はとても順調で、会社の年商は1億。 15歳年下の彼氏もいるようです。 さすがフクちゃん。 あっぱれフクちゃん。 浮気が本気になったタカハシこのやろ 現在のタカハシが描かれたシーンもありました。 とある女性のアパート。 そのドアを、タカハシがガチャガチャやって開けようとしています。 なんだか乱暴ですね…タカハシこわい。 45歳はとてもいってなさそうな、30歳くらいの女性(眼鏡黒髪)は 「私は…奥さんいる人をどうこうとか ましてや恋愛なんて絶対… 人様の結婚生活を壊すなんて絶対イヤなんです」 とドア越しに拒否。 でも、頬は染まっているしタカハシのことを好きそうな感じではあります。 そしてタカハシは 「わかってます でも 妻とは…ちゃんと別れます」 と、 ものすごいキメ顔で断言。 いやいや、なにキリッとしちゃってんだよー! しかもカヨコの老け具合と比べると、タカハシがいい具合に年を重ねてるっぽい。 これは年下の女性ともワンチャンありますね…。 うーむ、カヨコ不利かも…。 カヨコはどうする タカハシの性格を考えると無理なのかもしれない、そう思ったカヨコでしたが、フクちゃんが放った 「いいの? そんなあっさり渡しちゃって あんた嫁なんだから戦いなよ」 という言葉にハッとなります。 さすがフクちゃん…(二回目)。 カヨコが言ってほしがっている言葉をすぐには与えないけど、根底では友達として寄り添ってくれる。 友情に泣けます。 そしてカヨコは 私はこれから私の現実に立ち向かわなければならない そしてそれは かなりやばい と、カッと目を見開くのです。 現実を直視するその視線。 それこそがカヨコだ。 がんばれカヨコ。 フクちゃんがいれば百人力だ。 っていうか…… っていうかさ…… タカハシなにやってんのー! なにちょっと若い女の子に入れあげてんのー! しかもマジ惚れっぽいし。 あーあ。 でもね、タカハシって前からこんなでしたよ。 シゲカヨのことを好いて追っかけてきたときもこうでしたよ。 だから、納得もできるんですよね。 人は根本的には変わらないものなんだなーって、思いますよね…。 その部分に関しては、 絶対に浮気しない男の代価 とも描かれていました。 浮気はしないかわりにいつも本気になっちゃうやつ。 それにしてもタカハシはカヨコにベタ惚れで結婚したのに、もしやタカハシもカヨコと同じで「自分を好きにならないような相手が好き」というループ恋愛体質だったのかな…。 時は残酷。 変わらなさ加減でいえばシゲカヨも、とくに職にもつかずにプラプラしているという部分では同じ。 でも、浮気に関しては「ギリギリまでは何度かあるけどやってない!」らしいから驚きです。 「はー、恋したい」が口癖だったシゲカヨからは想像もつかないほど一途だったんだねー。 そんな感じでタカハシに別れを切り出されて、フクちゃんのところに駆け込んだカヨコ。 この図式も以前と同じです。 ある意味安心…してはいけないんでしょうけど。 フクちゃんのほうもわりと複雑です。 事業では成功して年収1億(!)の女になったけど旦那(ヒデキ)と息子は愛人の美魔女のところに入り浸り。 フクちゃんはたまに若い男と遊びながらほぼ一人暮らし…という、 カヨコが転がり込むにはうってつけの状況ですね! 読み終えた心境 完結した作品の続編って、100パーセント楽しいうれしいという感想だけではないということがわかりました。 なんというか、 苦しい。 正直に言うと、再びもがいているカヨコを見て苦しくなりました。 「ハッピーマニア」は何度も読み返している大好きな漫画のひとつです。 それは、最後にちゃんと完結している(まだカヨコの冒険は続くというかたちの終わり方であっても)のを知っているから、安心して何度もカヨコの恋路を「もー、ほんとになにやってんの」とフクちゃんのような気持ちで、またある時はカヨコ本人のような暴走特急なテンションで読めるのです。 今回の「後(ご)ハッピーマニア」では人物もリアルの年月と同じだけ歳を重ねさせていたこともあり、カヨコたちが より身近に、リアルに感じられました。 続きは1年後くらいということで苦しさは続きますが、またカヨコの生きざまをある時点まで見届けたいなと思います。 2018年10月追記: この記事を書いてから1年以上が過ぎましたが、七夕にさらなる続編はなく… もうひとつの世界線に行っちゃったシゲカヨ達、一体どうなっちゃったんでせうね… 2019年8月追記: ついに! 2019年9月6日発売の「フィールヤング」から「後ハッピーマニア」の連載が決定したようです。 次の展開が楽しみですね。 『ハッピー・マニア』完結から18年… 恋の暴走機関車シゲカヨが帰ってきます〜〜! 9月6日発売のフィールヤングにて『 』連載スタート。

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後ハッピーマニア・第6話ネタバレと感想|FEEL YOUNG4月号|女性・少女漫画紹介サイト【manganista】

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平成最大の話題作 恋の暴走列車シゲカヨ ついに文庫で参上! 好きになったら一直線! ヤってみなけりゃはじまらない! 転んでも即立ち上がる! という具合に、ラブに魂のすべてをかける女・重田加代子。 そんな彼女に惚れてしまった純情男タカハシは、翻弄されながらも一途な思いを捧げ続ける …… あなたの恋愛観が、男を見る目が、そして人生が変わる、平成最大の恋愛大河コメディの記念すべき第1巻。 まばたき禁止! 「セックスも試さないで結婚して、何が幸せなもんかッ」というのが、私が少女漫画を読まなくなった最大の理由と言ってもいい。 そんな私が『ハッピー・マニア』に遭遇したのだ。 どんなに仰天したか、想像してみてほしい。 本書はその表面的な印象とは裏腹に, 日本の正統かつ伝統的な少女漫画だと思います。 それを最終巻のカヨコの最後のセリフを読んだときに確信しました。 以下ネタバレありです。 カヨコは,「ハッピー」マニアというより, 「トキメキ」マニアなのだと思う。 本当に幸せになりたいと思っていたらあんな行動パターンになるはずがない 笑 カヨコは性的に奔放であるが, その相手となるのはたくさんの女性と付き合っている陶芸家や, 自称小説家のダメ男など, どう考えても付き合って「ハッピー」になれそうにない男ばっかりである。 それはカヨコが「ハッピー」を求めているのではなく, 陶芸家のクールで何を考えているかわからない雰囲気や, 自称小説家の文士的な雰囲気に「トキメイ」ているからなのである。 そう考えると, 柱の陰からあこがれの彼を見て, 決して越えられない一線の向こうから, その男性にではなく恋そのものに「トキメイ」ている伝統的少女漫画の女の子と, 性的な一線は超えるものの,生身の男性の現実と直面することなく, 「トキメキ」に恋しているカヨコとは, 実はその本質において一緒なのだということがわかる。 カヨコは,実は「少女」なのである。 現代の日本において, もはや受け身で奥ゆかしい少女漫画的少女は時代的に求められていない。 だからこそこの漫画ではそういう女の子は徹底的に辛辣に描かれているが (例えばタカハシに恋する養蜂の女の子), しかしそれと同質の「少女性」はカヨコの奥底に根深く残っており, だからこそカヨコは,近親憎悪的にこれらの女の子を憎むのだ。 その点でタカハシの存在は興味深い。 彼はカヨコにトキメキを与えない。 しかし東大出で現実的な将来性があり, さらにカヨコのことを心から想っている。 (この漫画の中では比較的)タカハシは現実を象徴しているのである。 カヨコがタカハシという現実 トキメカない平凡な幸せ を取るのか, トキメキを取るのか 逡巡のうちに漫画は終わる。 カヨコはその後どうなったのか, 10年後のカヨコを描いた続編を読みたいものだ。 シゲカヨは、チャップリンである。 「共感する」とか「理解できない」という感想は、この作品には野暮だ。 安野モヨコはおそらく、共感させようとか、もしくはよく言われるように「90年代性的に自由になった女性」を描こうとか、 そう言った衒いは一切持っていないだろう。 彼女の偉業はただひとつ、「シゲタカヨコ」というキャラクターを徹底的に愚直に、単純化して描いたことにある。 親友フクちゃんとの対比によりそれはいっそう明確になる。 『ハッピー・マニア』というタイトルに象徴されるように、彼女は恋愛が成就した一瞬の幸福でしか満足できない。 そのため「成就の瞬間」を味わうために恋愛を繰り返してしまうのだ。 従来の女性向け漫画のように、片思いに悩む姿や幸福な生活を送る姿は描かない。 そうではなくて「恋愛の繰り返し」を描くことに焦点を絞り、シゲカヨを徹底的に「愚かな存在」とした喜劇なのだ。 考えてみて欲しいのだが、シゲカヨの人間性は恋愛以外の面において一切描かれていない。 必要ないからだ。 読者に対し感情を吐露し、共感させることを主眼においた「少女マンガ」とは一線を画している。 そういった意味で実験的作品であることは間違いがない。 そんなアヴァンギャルドさにも関わらず「アタシってシゲカヨみたい」と思っちゃうような女の子にも人気があるのは、 スピード感のあるギャグ、言葉遣いなどの求心力によるものだろう。 「安野節」炸裂だ。 ヒロイン重田加代子は相当重傷の恋愛中毒で セックス依存症である。 彼氏が欲しいためにセックスするが、男からは 都合の良いセフレ扱いしか受けない。 まず、恋愛感情ありき、気持ちありき、その後にセックス・・ と関係を築きながら順を追う、という考えは加代子には無い。 私も含めて、現代人が他者との関係を築く力が弱くなった ことの象徴か?とも思える。 とりあえず、セックス。 「寝てみないと、わからないこともある」加代子の言葉。 うんうん、納得できる反面、いつまでもそれだけで突っ走って いると、最後は一人って気が付くよね。 そんなすぐ、彼氏にしたい!と思ったら寝ちゃうような 女だから、ろくな男が寄ってこないんじゃないか? 目を覚ませ!加代子! と、内心叱咤しつつ、読むのを止められない。 私のどこかにも加代子が住んでいるかもしれない。 1,2,3巻・・・とすすむうちに面白さが 増すので、1巻はまだちょっとエンジンかかる 前、という感じのため、星一つマイナス。 「 快感が過ぎて、神経がキツイッ! 過剰ですッ! 」の感じに、防衛本能を刺激されていました、この漫画に。 そして。 同時に「 でも 」って思っていた。 「過剰で、しかも売れてる作品は、チェックしておかなくちゃっ!」と。 ……とゆ~わけで。 その過剰さ(+それを支える才能)を、やっと体験してみたわけですけど! スンゴイもんに遭遇してしまったネ、いやマジでっ。 本能的なスピード感 & 読後感の虚しさが、現代的な快感すぎて、やっぱりキツイ! 絵とストーリーは、スッキリしてて、スパ・スパ・スパ……って進む。 きっと作者の安野モヨコは、クレイジーで、頭がイイんですね……。 というわけで。 つまりは最高! そして。 必読度の高~い漫画と言えましょう。

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