中国 ドラマ しょう よう。 華流コラム「今、中国歴史ドラマが熱い!ミーユエ歴史考察 ―後編―」

花と将軍~Oh My General~

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人口も面積も日本と桁違いの中国ですが、地方を合わせると56もの民族が暮らしています。 中国には主に漢民族が、92%とほとんどを占めています。 つまり残りの8%が、少数民族で構成されています。 漢民族の次に多いのが中国南部で暮らすチワン族、東北部で暮らす満族、中国最大のイスラム民族である回族と続きます。 中国は地理的にモンゴルやベトナム、インドなどさまざまな国と隣接していることからも、文化の影響を受けやすく、実に多くの民族が暮らしていることが想像できます。 さらにおもしろいことに、中国の民族ごとに民族衣装や伝統衣装にも違いがあります!日本の伝統衣装=着物ですが、中国では民族ごとに異なるようです。 この漢服は中国語では汉服と書き、ハンフーと読みます。 そんな漢服は今よりはるか昔、紀元前2500年から1600年までの間、中国で暮らす漢民族の間で着用された伝統衣装です。 中国の歴史は長いですが、漢服にも約4000年と長い歴史があります。 「漢服」というとイメージがなかなか湧きづらいですが、中国王朝を題材にしたドラマなどに出てくる皇帝や皇族が着ている伝統衣装というと、想像がつきやすいのではないでしょうか?約4000年と、長い歴史のある漢服。 当時漢服を着ていた中国人たちはどんな思いで過ごしていたのだろうと、思いを馳せてしまいますよね。 鮮やかな色合いが美しい伝統衣装 中国の男性用の民族衣装・伝統衣装として、女性と同じく漢服が挙げられます。 男性の漢服には種類があり、また身分によってもどの漢服を着るか、もしくはどの装飾をつけるか、きちんとしたルールがあったようです。 今では誰もが好きな色の伝統衣装を試せるといえますが、昔はそういうわけにはいかなかったようです… 例えば当時の貴族が着る漢服は、柄が豪華、裾が長いといった特徴が挙げられます。 反対に庶民の着る漢服は、裾が短かったといわれています。 日本でも身分により衣の色が変わっていたことから、日本も中国も衣服の色や柄、もしくは裾の長さで身分を分けていたということが伺えます。 ちなみに日本で聖徳太子が定めた冠位十二階は、位が高い順に濃い紫、薄い紫、濃い青、薄い青、濃い赤、薄い赤、濃い黄色、薄い黄色…という順番で、色分けされていました。 最下位は黒と薄い黒。 現在も紫と聞いて高貴な色とイメージする方が多いかもしれませんが、この感覚は昔から変わっていないといえるでしょう! 中国の男性は漢服にプラスして、唐朝時代は幞頭(ぼくとう)をかぶっていたといわれています。 幞頭は、四角い布で髪をまとめる頭巾のようなもの。 唐朝時代はこの幞頭が大流行し、中国の男性は漢服+幞頭というスタイルが定番だったようです!また幞頭のほかに、冠や帽子をかぶっていた男性もいます。 女性の場合はどうなのかというと、漢服にプラスして冠や櫛を身につける女性が多かったようです。 髪にも真珠や花を飾り付けていたようです。 美しい漢服にこのようなきらびやかな装飾をほどこせば、高貴な雰囲気に仕上がりますよね。 想像するだけで「当時の漢服を着た高貴な人たちに会ってみたい!」という気持ちになります! ちなみに「世界各国のかっこいい男性民族衣装を見たい!」という方におすすめなのが、こちらの記事。 ここにはアジアや中東、ヨーロッパの男性民族衣装がそれぞれまとめられています。 普段なかなか見れないからこそ、どんな民族衣装があるのか気になりますよね。 興味のある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください! では現代で漢服を着ている中国人をよく見かけるかというと、そういう訳ではないようです。 中国では普段着として漢服を着ると、なんと周囲から「何かのイベントにでも行くのだろう」「コスプレでもしているのだろうか…?」という目で見られてしまうそうです。 日本では着物を着てもそういう風には取られないので、この点は日本と中国の伝統衣装に対する感じ方の違いだといえるでしょう。 ですが日本でも着物を着ている人はいますが、昔に比べ少数派となってしまいました。 中国でも日本でも、街中で伝統衣装を見かける機会が少ないというのは、少し悲しいことでもありますよね。 民族衣装である漢服事情は中国の歴史が大きく関わっている まず中国に西洋文化が入ってきた時代、日本と同じように西洋化が進み洋服を着る中国人が増え始めました。 そして1966年〜1976年の間、毛沢東による共産主義の思想に基づいた文化大革命が起こり、漢服を含め旧文化を否定する運動がはじまります。 当時は人民服が強制され、漢服を着るのは禁じられていました。 このような歴史があったことから、中国では一度漢服を着用するという文化が消滅してしまいます。 中国人が伝統衣装である漢服を着なくなったのは、歴史が大きく関わっているといえそうです。 今では中国の伝統衣装である漢服を復興させようとする動きも! POINT 中国では伝統衣装を着ている少数民族もいる そんな中国ですが、今でも伝統衣装を着用している漢民族以外の少数民族もいるようです。 一言に中国の民族衣装や伝統衣装の文化といっても、中国にいる民族ごとに文化が異なるのもおもしろいですよね! 中国の民族衣装・伝統衣装を楽しもう! 今回は中国の民族衣装である漢服やチャイナドレス、そして幞頭をご紹介しました。 チャイナドレスと同じく、漢服を着た中国人はどこか妖艶で美しい印象を与えてくれます。 また漢服やチャイナドレスと一言にいっても、その柄や色、刺繍はさまざま。 実際身につける際は、どのデザインにしようか迷ってしまいそうですよね。 そんな中国の民族衣装は歴史的な事情により着る習慣が少ないとのこと。 着物を着る文化を持つ日本人からしたら悲しいことですが、漢服復興運動というものがあることから、今後漢服の文化が復活する日もそう遠くはないのではないでしょうか?中国に漢服の文化が定着したときは、ぜひ一度漢服で街を歩いてみたいものですよね。

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中国(華流)ドラマ【扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后】相関図とキャスト情報

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この記事の目次• bs11. そこで劉邦の息子である劉盈の目にとまりますが、皇太后の命令で敵国の内情を探るスパイの仕事を任されてしまいました。 敵国では劉盈の腹違いの代王・劉恒にも気に入られ雲汐は王の寵愛を受けることになります。 少しずつ王に対する愛情が芽生え始めたことで、雲汐はスパイとしての役目と愛情との間で苦しむようになっていくのでした。 2つの国の王様から愛されながらも、国を守る役目を生き抜く雲汐の壮絶な運命を描いた宮廷スパイ・ラブストーリーになっています。 王の腹心からは疑いの目もあり、ハラハラドキドキのスリルあるラブストーリーは見どころ満載です。 bs11. そこは皇帝・憲宗をめぐる嫉妬と欲望、策略が渦巻く場所でした。 特に皇帝の寵愛を受けていた 20歳近く年上の側室・万貴妃の嫉妬深さは宮廷を恐怖のどん底に陥れていきます。 皇帝が大変だった時代に守り抜き支え続けた万貴妃と皇帝の絆は相当強いものだったので、万貴妃がどんなことしていても罰せられることもありませんでした。 そんな場所で主人公の春華は困難に巻き込まれながらも、大切な人たちを守るために勇敢に正義を貫こうと奮闘していきます。 日本の大奥が好きな方なら絶対にハマること間違いなしの女たちの戦いが描かれたドロドロ宮廷ドラマです。 ssl-images-amazon. 麗はのちに皇帝となる嬴政(えいせい)を子供の頃に追手から助けてあげたことがあり、それをきっかけに嬴政から見初められます。 しかし、麗は兄弟子のひとり荊軻(けいか)と恋仲にありました。 ある日、奏の軍からの攻撃で負傷してしまった荊軻の薬と引き換えに、麗は嬴政のいる宮廷に入ることを了承します。 戦国時代の奏の侵略を描きながら、戦に運命を翻弄される麗と、奏の始皇帝・嬴政、そして麗の初恋の相手で奏と戦う荊軻の三角関係を主軸に描かれるラブストーリーになっています。 2018年に日本で初めて放送され、主演のディリラバの美しさが注目の的になりました。 最後は涙なくして見られない物語ですが、切ないラブストーリーがお好きな方にはおすすめです。 vm-movie. しかし、宮中では蘭貴妃が太監を厳しく罰した挙げ句に殺してしまうという事件が起きてしまいます。 蘭貴妃は皇太后の姪である地位を利用して、好き放題に宮中で粗暴を行っていました。 知らせを聞いた順治帝は太監の家族に見舞金を渡すように命令し、同時に蘭貴妃の権限を取り上げることを考えるようになります。 そんな中、順治帝は漢民族の娘・董小宛(とうしょうえん)に一目惚れをしてしまいました。 一生涯、愛すると董小宛に約束した順治帝は彼女を宮中に招きますが、当時は満州族を祖先にもつ清朝の宮廷に漢民族を迎えるなど前代未聞の事態です。 cinemart. 燕の女軍師・白娉婷(はくへいてい)は敬安王府の王子・何侠と共に逃亡しましたが途中で生き別れてしまいました。 白娉婷は敵の矢に倒れ気を失ったところを敵国・晋の将軍・楚北捷(そほくしょう)が見つけ助けます。 将軍・楚北捷は白娉婷を見て 20年前に一度会った女性であることに気が付きました。 楚北捷にとって白娉婷は初恋の忘れられない相手でした。 敵国同士の関係でありながら、次第に互いを強く想うようになる楚北捷と白娉婷に数々に襲いかかる苦難をどう乗り越えていくのかが本作の一番の見どころです。 中国版のロミオとジュリエットのような 2人のラブストーリーに動画再生回数 188億回という異例の大ヒットになりました。 ラブロマンスものがお好きな方に、ぜひおすすめしたい華流ドラマです。 cinemart. 南北朝時代、陰謀により父と祖母を殺されひとり生き残った王女・馮心児(ふうしんじ)を助けてくれたのは敵の妾の娘・李未央(りびおう)でした。 しかし、李未央は馮心児を追手からかばって刺されて死んでしまいます。 復讐を心に決めた馮心児は死んだ李未央になりすまし、敵国の宮廷へと入り込むのでした。 物語のモデルは実在した北魏の文成文明皇后です。 かなりアレンジも入っているようですが、最終的に史実では皇后の座を勝ち取る人物なのでそれまでの怒涛の半生が描かれていきます。 動画再生回数が 230億回と驚異的な人気を誇る大ヒット作品ですので、ぜひおすすめです。 nxtv. しかし、幼少期から様々な苦難に見舞われることになります。 それでも持ち前のまっすぐな志を失うことなく、強く聡明に育ったミーユエは奏の後宮で大きな転機を迎えるのでした。 日本の大奥のような環境で愛や嫉妬、陰謀、裏切りに会いながらも王の寵愛を受けるようになったミーユエはその才能を朝廷で発揮して上りつめていきます。 中国歴史上、初の女性政治家となった実在の人物をモデルにミーユエの波乱万丈な人生を描いた 2016年中国テレビドラマ No. 1ヒットの歴史ドラマです。 nxtv. 後宮では皇帝の寵愛を一身に受ける側室の華妃と皇后が対立し、大きな勢力争いに発展していました。 皇帝の寵愛が華妃ひとりに向いたことで、世継ぎの心配をした皇太后は雍正帝に新たな側室を迎える提案をします。 雍正帝はその提案を受け入れ、早速新たな側室として選ばれたのが本作の主人公・甄嬛(しんけい)でした。 女たちの醜い争いが激化する後宮にやってきた甄嬛にも当然のことのように冷酷な華妃の罠が襲いかかってきます。 しかし、甄嬛はその罠に持ち前の芯の強さと知恵を駆使して見事に対応していきます。 中国で大ヒットしたネット小説が原作の実写時代劇ドラマで台湾・中国で高視聴率を獲得したドラマになります。 cinemart. 村の人たちには忌み嫌われて育つことになった花千骨でしたが、ある日唯一の肉親であった父までも亡くし、ひとりぼっちになってしまいます。 そんな花千骨の心の支えになったのが剣士・白子画との出会いでした。 花千骨は白子画のもとに弟子入りしますが、師弟関係の恋愛は禁止されていることを知りながらも互いに強く惹かれ合うようになります。 しかし、呪われた血をもつ花千骨の愛した相手は、その呪いのせいで破滅に追い込まれる運命にありました。 花千骨は師匠である白子画を助けるためにも呪いをとく手がかりを探しに危険な旅に出ることを決めます。 妖術や武術の見せ場もある歴史ドラマなので、昔大ヒットしたキョンシーが好きな人には気に入ってもらえること間違いなしの作品です。 動画再生回数も 230億回を超え、原作の小説も大ヒットしていますので、見応え充分な純愛時代劇ドラマとしておすすめします。 ssl-images-amazon. しかし、激戦の後で疲れ切っていた林殊たちのもとに味方の軍がやってきました。 援軍だと思い喜んだ林殊達でしたが、その軍は林殊たちを殺すために派遣されてきたことに気が付きます。 反逆といういわれのない罪を着せられ、次々に殺されていく兵たちを助けることも出来ず、林殊の父の軍は壊滅させられました。 そして死期を悟った父により林殊だけは生き延びるようにと谷底に落とされるのでした。 そして 12年後、林殊は梅長蘇(ばいちょうそ)と名前を変えて再び梁国に舞い戻り、皇帝の座をめぐる争いが激化する宮廷に入り込みます。 亡き家族や友のために林殊はひとり厳しい戦いに身を投じていくのでした。 史実とは関係のない架空の物語ですが、張り巡らされた伏線、頭脳勝負の騙し合いバトルが見るものを惹きつけて離さない宮廷復讐劇ドラマになっています。 cinemart. 孤児だった周瑩は養父と一緒に各地を回りながら大道芸を披露し、その一方で知り合いになった人から金品を騙しとる詐欺行為にも手を染めながら生活をしていました。 ある日、周瑩はいつも通りすぐに逃げ出すつもりで商家の待女になりますが、その家の息子・沈星移(しんせいい)に一目惚れされたことで愛人にされそうになります。 愛人になるつもりはない周瑩は沈星移の商売敵の家に転がり込み、その屋敷で働きながら商売について学んでいくことにしました。 優れた商才と行動力で試練を乗り越え、新たな道を切り拓いていく周瑩の姿を生き生きと描いた本作は 2017年の中国歴史ドラマで視聴率 No. 1を獲得しています。 今でも多くの人に愛され続ける女性豪商・周瑩の波乱万丈な人生をぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。 ch-ginga. そんな陰麗華は 19歳の時に結婚を申し込んできた劉秀と結ばれることになりました。 しかし戦争が始まったことで夫・劉秀は河北に行くことになります。 愛し合う 2人は離ればなれになるだけでも辛いことでしたが、それに加え新朝の悪性を止めるために劉秀が過珊彤(かさんとう)と政略結婚を余儀なくされてしまいます。 状況を理解した陰麗華は皇后の座を退くことを決意しますが、それでも陰麗華と劉秀の絆は切れることはありませんでした。 中国史上最高の皇后と呼ばれ、今なお多くのファンを持つ陰麗華こと光烈皇后を史実に基づき描いた歴史ドラマになります。 ssl-images-amazon. しかし、沈珍珠は忘れられない初恋の相手を探し出したくて、思わず家を飛び出してしまいます。 男の格好をした沈珍珠は身分を隠したまま、初恋の人を探して旅をすることに決めるのでした。 その道中で沈珍珠は結婚相手の李俶と運命的な出会いを果たします。 その後、両親が殺害され、弟が行方知れずになっていることを耳にした沈珍珠は、初恋の人探しを断念して、復讐のために事件の犯人探しをすることに決めました。 犯人は宮廷内の人間だと考えた沈珍珠は、そのために李俶と結婚することを決めます。 愛憎劇が入り混じった宮廷ラブストーリーは複雑に絡み合う人間関係が見どころです。 nxtv. 皇帝は何とか元凌を排除しようと策を講じて、ありもしない謀反の罪をでっち上げ捕らえさせようとするのでした。 しかし崖に追い詰められた元凌はそのまま谷底に落ちてしまいます。 そして怪我をした元凌を偶然見つけた巫女の卿塵(けいじん)は規則違反と知りながら、彼をかくまい怪我の治療をしてあげました。 卿塵が暮らす場所は、普通の人は入ってはいけない領域で、代々皇族を守ってきた巫族だけが住む場所とされていたのです。 やがて互いに惹かれ合っていく 2人でしたが、様々な試練に襲われ翻弄されていくことになるのでした。 皇子と巫女の禁断のラブストーリーを描いた本作は同時間帯視聴率 No. 1に輝いた時代劇ラブストーリーになっています。 seesaa. 皇帝・李世民(りせいみん)が治める唐の時代の後宮に武如意(ぶにょい)という少女がやってきます。 武如意は純真な心と少し夢見がちな性格の持ち主でしたが、待ち受けていた現実は夢見ていたようなものとは全く違うことに気がつきます。 しかし、向けられる悪意に負けることなく、持ち前の芯の強さを武器に後宮に渦巻く陰謀や憎悪に立ち向かい始めるのでした。 今まで武則天はいろんな映画やドラマで描かれてきましたが、本作で描かれる武則天は少し解釈が違い、独自の視点で製作されていることが分かります。 後宮での権力争いや愛や嫉妬に翻弄されながらも天下への道を強く気高く生きていく新しい武則天が楽しめる時代劇ドラマです。

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邪道を貫くヒロインの王道ロマンス「招揺」 #30まで視聴

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人口も面積も日本と桁違いの中国ですが、地方を合わせると56もの民族が暮らしています。 中国には主に漢民族が、92%とほとんどを占めています。 つまり残りの8%が、少数民族で構成されています。 漢民族の次に多いのが中国南部で暮らすチワン族、東北部で暮らす満族、中国最大のイスラム民族である回族と続きます。 中国は地理的にモンゴルやベトナム、インドなどさまざまな国と隣接していることからも、文化の影響を受けやすく、実に多くの民族が暮らしていることが想像できます。 さらにおもしろいことに、中国の民族ごとに民族衣装や伝統衣装にも違いがあります!日本の伝統衣装=着物ですが、中国では民族ごとに異なるようです。 この漢服は中国語では汉服と書き、ハンフーと読みます。 そんな漢服は今よりはるか昔、紀元前2500年から1600年までの間、中国で暮らす漢民族の間で着用された伝統衣装です。 中国の歴史は長いですが、漢服にも約4000年と長い歴史があります。 「漢服」というとイメージがなかなか湧きづらいですが、中国王朝を題材にしたドラマなどに出てくる皇帝や皇族が着ている伝統衣装というと、想像がつきやすいのではないでしょうか?約4000年と、長い歴史のある漢服。 当時漢服を着ていた中国人たちはどんな思いで過ごしていたのだろうと、思いを馳せてしまいますよね。 鮮やかな色合いが美しい伝統衣装 中国の男性用の民族衣装・伝統衣装として、女性と同じく漢服が挙げられます。 男性の漢服には種類があり、また身分によってもどの漢服を着るか、もしくはどの装飾をつけるか、きちんとしたルールがあったようです。 今では誰もが好きな色の伝統衣装を試せるといえますが、昔はそういうわけにはいかなかったようです… 例えば当時の貴族が着る漢服は、柄が豪華、裾が長いといった特徴が挙げられます。 反対に庶民の着る漢服は、裾が短かったといわれています。 日本でも身分により衣の色が変わっていたことから、日本も中国も衣服の色や柄、もしくは裾の長さで身分を分けていたということが伺えます。 ちなみに日本で聖徳太子が定めた冠位十二階は、位が高い順に濃い紫、薄い紫、濃い青、薄い青、濃い赤、薄い赤、濃い黄色、薄い黄色…という順番で、色分けされていました。 最下位は黒と薄い黒。 現在も紫と聞いて高貴な色とイメージする方が多いかもしれませんが、この感覚は昔から変わっていないといえるでしょう! 中国の男性は漢服にプラスして、唐朝時代は幞頭(ぼくとう)をかぶっていたといわれています。 幞頭は、四角い布で髪をまとめる頭巾のようなもの。 唐朝時代はこの幞頭が大流行し、中国の男性は漢服+幞頭というスタイルが定番だったようです!また幞頭のほかに、冠や帽子をかぶっていた男性もいます。 女性の場合はどうなのかというと、漢服にプラスして冠や櫛を身につける女性が多かったようです。 髪にも真珠や花を飾り付けていたようです。 美しい漢服にこのようなきらびやかな装飾をほどこせば、高貴な雰囲気に仕上がりますよね。 想像するだけで「当時の漢服を着た高貴な人たちに会ってみたい!」という気持ちになります! ちなみに「世界各国のかっこいい男性民族衣装を見たい!」という方におすすめなのが、こちらの記事。 ここにはアジアや中東、ヨーロッパの男性民族衣装がそれぞれまとめられています。 普段なかなか見れないからこそ、どんな民族衣装があるのか気になりますよね。 興味のある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください! では現代で漢服を着ている中国人をよく見かけるかというと、そういう訳ではないようです。 中国では普段着として漢服を着ると、なんと周囲から「何かのイベントにでも行くのだろう」「コスプレでもしているのだろうか…?」という目で見られてしまうそうです。 日本では着物を着てもそういう風には取られないので、この点は日本と中国の伝統衣装に対する感じ方の違いだといえるでしょう。 ですが日本でも着物を着ている人はいますが、昔に比べ少数派となってしまいました。 中国でも日本でも、街中で伝統衣装を見かける機会が少ないというのは、少し悲しいことでもありますよね。 民族衣装である漢服事情は中国の歴史が大きく関わっている まず中国に西洋文化が入ってきた時代、日本と同じように西洋化が進み洋服を着る中国人が増え始めました。 そして1966年〜1976年の間、毛沢東による共産主義の思想に基づいた文化大革命が起こり、漢服を含め旧文化を否定する運動がはじまります。 当時は人民服が強制され、漢服を着るのは禁じられていました。 このような歴史があったことから、中国では一度漢服を着用するという文化が消滅してしまいます。 中国人が伝統衣装である漢服を着なくなったのは、歴史が大きく関わっているといえそうです。 今では中国の伝統衣装である漢服を復興させようとする動きも! POINT 中国では伝統衣装を着ている少数民族もいる そんな中国ですが、今でも伝統衣装を着用している漢民族以外の少数民族もいるようです。 一言に中国の民族衣装や伝統衣装の文化といっても、中国にいる民族ごとに文化が異なるのもおもしろいですよね! 中国の民族衣装・伝統衣装を楽しもう! 今回は中国の民族衣装である漢服やチャイナドレス、そして幞頭をご紹介しました。 チャイナドレスと同じく、漢服を着た中国人はどこか妖艶で美しい印象を与えてくれます。 また漢服やチャイナドレスと一言にいっても、その柄や色、刺繍はさまざま。 実際身につける際は、どのデザインにしようか迷ってしまいそうですよね。 そんな中国の民族衣装は歴史的な事情により着る習慣が少ないとのこと。 着物を着る文化を持つ日本人からしたら悲しいことですが、漢服復興運動というものがあることから、今後漢服の文化が復活する日もそう遠くはないのではないでしょうか?中国に漢服の文化が定着したときは、ぜひ一度漢服で街を歩いてみたいものですよね。

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