イノシシ肉 別名。 猪/イノシシ

ぼたん鍋(牡丹鍋)とイノシシ肉 意味・語源・由来

イノシシ肉 別名

イノシシは 「ぼたん鍋」で有名ですね。 あなたはイノシシを食べたことがありますか? 日本ではもっともポピュラーなジビエではないでしょうか。 イノシシの生態 イノシシは広葉樹林や竹林に生息し、隣接する田んぼや畑に出没して 作物を荒らす場合があります。 イノシシが住宅地に出没する といったニュースを目にすることもありますね。 イノシシは雑食性で何でも食べます。 木の実や柔らかい新芽、地中の芋や根っこ それに昆虫やヘビなんかも食べます。 イノシシを狩るのは主に わなで捕まえるか、猟銃で撃つかです。 猟銃で狩る場合 猟犬を使って追い詰めてから 狩ることもあるようです。 イノシシ肉の特徴 イノシシの肉は 「牡丹 ぼたん 」と呼ばれています。 その由来は イノシシの肉を 花のように盛り付けるところからついた説や 花札のイノシシの図柄に牡丹が一緒に描かれている ところからついた説など諸説あります。 味や食感は豚肉に似ていますが、豚肉より淡泊で 脂身がしつこくないのが特徴です。 その由来は 花札の鹿の絵柄に、紅葉が描かれていることや 百人一首で鹿と紅葉が題材となった歌があることなど 諸説あります。 身近な鹿といえば 奈良公園にたくさんいますね。 あなたも遠足や修学旅行で 一度は訪れたことがあるのではないでしょうか? 鹿肉も猪肉と並んで 有名なジビエといえるでしょう。 鹿の生態 鹿は、広葉樹林やその付近の草原に生息し 主に葉っぱや樹皮などを食べています。 狩りの方法としては主に わなにかけたり、猟銃で仕留めたりします。 鹿肉の特徴 鹿肉は牛肉に近くクセが少ないので色んな料理に合います。 鉄分を多く含んでおり そのなかでも 「ヘム鉄」という鉄分が健康にいいとされています。 ヘム鉄は吸収がよく 貧血や 冷え性の予防にもなるので それらに悩む女性にはうってつけのジビエですね。 1883年生まれ 日本の芸術家で、書家や美食家など様々な顔を持つ マンガ「美味しんぼ」の、海原雄山のモデルとなった人物 猿の生態 猿は山間部に生息しており、地上でも樹上でも活動します。 動物園の猿山を思い出してもらえば分かるように基本的に群れで生活しています。 近隣の村まで降りてくることもよくあります。 食物は主に果物。 他にも花や種子、昆虫なども食べます。 猿肉の特徴 猿肉は、滅多に出回らないため 「幻の肉」と言われているほど希少です。 イノシシやシカに比べて体が小さいからかもしれませんね。 中国やアフリカ、東南アジアなどでは普通に食べられています。 脂身は甘みがあり、味や食感は、牛肉とさほど変わりません。 しかし火を入れると、とても固くなってしまいます。 北大路魯山人は 自著『魯山人味道』の中で 「兎の肉よりはうまい」 と言っています。 熊は昔から 狩猟の対象となっており 特に熊の胆のうである 熊胆 ゆうたん が消化器系の病に効果があり 漢方薬として用いられていました。 熊の生態 ヒグマは北海道に、ツキノワグマは本州に生息しています。 基本的には人里離れた山中に巣を作ります。 しかし食物が少ない地域や時期などは食材を求めて山から下りきます。 ニュースでもときおり 民家の側までクマが下りてきて 近隣住民を驚かせているということを耳にしますね。 熊の食べ物はハチミツ? いえいえ、違います 笑 テレビで見かける熊は川を上ってきたサケを獲っているイメージがありますが もともとは雑食性です。 木の実や果物などの他にも魚や小動物なども食べますが 基本的には植物の方が好きなようです。 熊は猟銃を用いて狩りを行います。 熊に襲われたというニュースを聞くほど 命の危険も高い狩猟でもあります。 熊肉の特徴 熊肉は 冬眠に入る直前が一番おいしい とされています。 なぜなら冬眠に備えて木の実や果物などの食料をたくさん食べ 脂肪分を蓄えるからです。 次においしいのが春に狩られる春熊です。 熊肉は低カロリーで コラーゲンが豊富 滋養強壮にも効果があるので女性にはオススメの食材です。 脂身は融点 溶ける温度 が低く、口溶けがいいので 脂身のついたものが好まれます。 赤身は筋張っているので 熟成させてから食べるのがいいでしょう。 脂身の少ないものは 味噌などでじっくり煮込むとgood! ちなみに、ヒグマよりもツキノワグマの方が おいしいとそうですよ。 中国では 熊の掌 て が高級食材として扱われています。 記録によると、少なくとも 平安時代から食されていたようです。 キジの生態 キジは山や平地の林、農耕地や河川敷などの明るい場所に生息しています。 実は飛ぶのが苦手なので基本的には歩いてるんですよ。 食べ物は主に草の種や葉、根ときには、昆虫やクモなども食べます。 狩猟の仕方は 猟銃や網ですが 猟銃で仕留める場合は かなり 目が慣れていないと難しいようです。 キジ肉の特徴 キジ肉は鶏肉に比べて香りが強いですが 低脂肪、低カロリーで高タンパクと ヘルシーな食材です。 弾力性があり噛むとうまみがありますが 非常に淡泊な味です。 脂身も少なく、パサつきやすいので熟成に向いています。 キジのことをフランス語で 「faisan フザン 」といいます。 さらに ジビエの熟成のことをフランス語で 「faisandage フザンタージュ 」といいます。 キジ肉は 言葉になるほど 熟成に適した肉なのです。 しかし、フランスや韓国では ジビエの素材としてカラスは有名です。 カラスの生態 日本でよく見られるのは ハシボソカラスと ハシブトカラスです。 ハシボソカラスは 緑の多い山林や河川敷などに生息しますが ハシブトカラスは 住宅地などでも巣を作ります。 ハシボソカラスは草食傾向で ハシブトカラスは肉食傾向と 食べ物も対照的です。 狩り方は主に 猟銃や網などですが 狩猟免許のいらないスリングショット いわゆるパチンコ を 用いることもあるようです。 カラス肉の特徴 カラス肉としては 草食傾向の ハシボソガラスを使う場合が多いようです。 やはり 肉食性より草食性の方が 肉がおいしいということでしょうか。 カラスの肉は 鶏肉に比べて弾力があり クセも少なく食べやすいです。 なかでもムネ肉は 鉄分を多く含むため 色は黒っぽく、レバーを食べているような感覚です。 火入れをしすぎると硬くなるので 弱火でじっくりと焼くのがgood。 公園などで見かけるハトは トバトという種で 狩猟対象のハトではありません。 ジビエとして用いられるのは キジバトという種類のハトです。 ハトの生態 キジバトは 別名「ヤマバト」といい かつては山間部などに生息していましたが 近年では平地や山地の明るい場所、都市部などに生息しています。 雑食性で昆虫やミミズ、トウモロコシなどの穀類を主に食べます。 ハト肉の特徴 味は淡泊であっさりしています。 オスの方が脂がのっており メスの肉は軟らかくなっています。 パサつかないように 焼き加減に注意が必要です。 キジバトは 「サマージビエ」とも呼ばれ 他のジビエとは違って 夏が旬のジビエです。 先ほどの鹿肉とは どのような違いがあるのでしょうか? エゾジカの生態 エゾジカは北海道に生息する鹿で鹿の中では最大級の種です。 草食性ですが、体が大きいので、食べる量も多く 1日約2~5kgの植物を食べるようです。 エゾジカは猟銃を使って仕留める場合が多いようです。 エゾジカ肉の特徴 エゾジカの肉は 先に挙げた鹿肉とは少し異なり 弾力があり、風味が強くなっています。 もしかしたら 好みが分かれるところかもしれませんね。 鹿肉独特の風味を味わいたい人にはオススメです。 日本でも、古来より狩猟の対象で 江戸時代に徳川将軍家では 正月の三が日に必ずウサギ汁を食べるという習慣があったようです。 ウサギの生態 日本では北海道と沖縄を除く 全国の森林や草原に生息しています。 草食性のため主に草や葉っぱ、樹皮や果物などを食べます。 ウサギ肉の特徴 ウサギの肉は脂身が少ないですが血の香りが強く オスよりもメスの方が柔らかい赤身です。 フランスでは まるまる1羽煮込むことも多いようです。 ウサギの血を赤ワインと混ぜて ソースとして使うこともあります。 ちなみに ウサギ肉は熟成させる必要がありますので 要注意です。 日本や欧米では 昔、食用とされていた時代もありますが 現在ではペットやパートナーとしての印象が強く 犬食は嫌われているようです。 犬の生態 犬は、人間にとって もっとも身近なパートナーとなりうる動物です。 社会性があり人間の言葉や表情も ある程度理解しているのではないでしょうか。 食用犬は野生というわけではなく 基本的には育てられているものが多いようです。 そういった意味では ジビエではないのかもしれませんね。 犬肉の特徴 犬肉は引き締まっておりさっぱりしています。 食感はパサパサした鶏肉のようです。 中国や韓国などでは 食文化の一つとして根付いていますが 現代の日本ではなかなか受け入れられないようです。 対して 生後2年以上の羊の肉のことを マトンといいます。 羊の肉といえば ジンギスカンが有名ですね。 ジンギスカンは マトンやラムの焼き肉のことです。 羊の生態 羊は群れをなして生活しており、主に草や木の芽を食べています。 羊といえば広い草原で集団で飼われていて羊飼いや犬 牧羊犬 に統制されている イメージが強いかもしれませんね。 ジビエというより牛や豚などの家畜の方が近いかもしれません。 ラム肉の特徴 ラム肉で人気の部位は なんといってもロース! 「ラムチョップ」の名前で有名です。 ラムはマトンに比べて 柔らかくクセが少ないので 人気があります。 アミノ酸やミネラル、ビタミンが豊富で ヘルシーミートとして高い評価を受けています。 インドのマクドナルドには 「マハラジャマック」 というメニューがあり 牛を神聖な生き物と考えるヒンドゥー教徒のために 牛肉の代わりに、羊肉を使っているようです。 日本では 「サフォーク」という種が もっともポピュラーな羊肉です。 対して北海道に生息する エゾライチョウは ジビエとして利用されます。 日本で雷鳥の肉といえば 輸入品かエゾライチョウの肉かの どちらかです。 雷鳥の生態 雷鳥といえば夏と冬で色が違い、冬には雪のように真っ白になります。 対してエゾライチョウは、冬になっても羽の色は変わりません。 標高200~800m辺りの森や林に生息し 木の実や葉っぱ、果物を食べています。 雷鳥肉の特徴 針葉樹のような香りのする、独特のクセを持ち 若干の苦みとコクがあります。 もしかすると好き嫌いが分かれるかもしれません。 独特のクセがあるため 口直しの意味で、付け合わせに 栗のペーストが添えられている料理が多いようです。 クリスマスのごちそうといえば 現在では七面鳥の丸焼きですが 昔はエゾライチョウの丸焼きが クリスマスのごちそうだったんですよ。 もちろん ワニも食べることができます。 しかも 日本でも食べることができます! ワニの生態 ワニは 熱帯から亜熱帯地方の淡水に住む 肉食性の動物です。 小型のものでも1. 5mほどの大きさに 大型のものになると体重が1tもの大きさになります。 ワニ肉の特徴 ワニ肉は 低脂肪・低カロリーで 高タンパクなヘルシー食材です。 食感や味は鶏肉と魚の中間くらいです。 魚に多く含まれている 不飽和脂肪酸 EPA エイコサペンタエン酸 や DHA ドコサヘキサエン酸 が豊富に含まれています。 これらの不飽和脂肪酸は コレステロールの値を 下げてくれる働きがあるので 最近コレステロールが気になる方にはワニ肉はオススメです。 オーストラリアでは日常的な食材なので スーパーマーケットで販売されています。 日本では 静岡県で食用ワニが養殖されていたりワニ料理店があったりします。 ニホンに生息しているのは ニホンアナグマという種類のアナグマです。 昔話「カチカチ山」に出てくるタヌキは 実はニホンアナグマではないかといわれています。 アナグマの生態 アナグマと聞いて熊の仲間だと思いがちですが 実はイタチの仲間なんです。 しかし、イタチのようにスリムではなく どちらかというと 熊の子どものようなずんぐりとした体型です。 本州や四国、九州の里山に生息しており 食べ物はミミズやコガネムシの幼虫などを土の中から掘って獲ります。 アナグマは罠をかけて捕獲することが多いようです。 アナグマ肉の特徴 アナグマの肉は 脂身が多く煮込めば煮込むほど脂がどんどん溶け出してくるので 煮込み料理を作る場合はまめに脂を取り除く必要があります。 ただ、脂身はやさしい甘みがありジビエに慣れていない人でも 抵抗なく食べることができます。 赤身は少し固いので焼くよりも煮る方が アナグマの美味しさを堪能できるでしょう。 オーストラリアでは スーパーマーケットに並ぶほど メジャーなジビエです。 日本での消費量は少ないですが 「ルーミート」のブランド名で 販売されています。 カンガルーの生態 カンガルー肉に使われる種は主に アカカンガルーとオオカンガルーです。 共に、オーストラリア大陸とニュージーランド島 そしてタスマニア島に生息しています。 大きいものでは体長160cmにもなります。 体重も90kg近くのものもいるようです。 食性は草食ですが、なかには昆虫やキノコなどを食べる種もいます。 カンガルーといえばお腹の袋に子どもを入れて育児をします。 子カンガルーがお腹からひょこっと顔を出している姿は なんとも愛らしいですね。 カンガルー肉の特徴 カンガルーの肉は 赤身の中でも非常に柔らかく 味にクセがありません。 低脂肪、高タンパク さらには、 共役リノール酸という 発ガン性や 糖尿病 肥満や 動脈硬化を 抑制してくれる成分まで入っています。 まとめ 今回はたくさんの動物を紹介しましたが あなた好みのジビエは見つかりましたか? 世界に目を向けると、日本じゃ考えられないような動物も 食べられていることに驚いたでしょう。 また、今回紹介した中には手に入りにくい 貴重なジビエも含まれています。 興味を持ったジビエが どこのお店で提供されているかを調べて 実際に足を運んでみてください。 あなたのお口に合うかどうかは 試してみないと分かりませんね! 最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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イノシシ

イノシシ肉 別名

全国で農作物への被害をもたらしたり交通事故を起こしたりして問題となっている野生鳥獣。 中でもイノシシと人間のトラブルは頻繁に報道され、大きな社会問題となっています。 この野生動物問題が先か、ジビエブームが先かはさておき、増えすぎたイノシシの命を食用に利用させていただけるというのは、地産地消や食物自給の観点からもたいへん有意義です。 ここでは、日本で伝統的なジビエとして認知されているイノシシの特徴や食べ方などについて、詳しくご紹介していきます。 ぜひ飲食店の仕入れの参考にしてください。 ぼたん肉はイノシシの別名?どんな肉質?カロリーや栄養価もわかる! イノシシは別名を『ぼたん肉』と言います。 その由来は、牡丹の花のように赤いからとか、牡丹鍋用のイノシシ肉のスライスを盛り付ける時に牡丹の花のように並べるからとか、明治時代以前の食肉禁止の時代に秘密裏に食するため符丁(合言葉)として『ぼたん』と呼んでいたから、などの諸説があり、真相は不明です。 ちなみに、日本は古くからイノシシ肉を食肉として珍重していました。 食肉禁止だった時代にも『山くじら』と強引に命名してまで食べていたのだとか! イノシシ肉はどんな味? イノシシは北海道以外の日本各地の山間部に生息しています。 イノシシは豚の原種ということもあり肉質は豚肉と似た系統ですが、豚肉に比べて肉色ははるかに濃く、鮮やかな赤色をしていて脂肪は純白です。 豚肉に野性味が加わった、といった味わいで、野生動物に特有の臭みがややありますが、それもまたジビエならではの魅力と言えます。 イノシシ肉のカロリーは?どんな栄養が摂れる? イノシシ肉のエネルギー量は、脂身のついた生で可食部100gあたり268kcalと、豚ロース脂身つきとほぼ同じカロリーです。 脂肪・コレステロール値が若干高めですが、鉄分が牛肉並みにあり、ビタミンB群もバランス良く含んでいます。 また、高血圧予防効果が期待できるペプチドを摂取することが可能。 さらに、コラーゲンを合成する必須アミノ酸スレオニンといった美容に嬉しい成分も含有しているなど、イノシシ肉は、美味しさと美容・健康の両サイドからお客様にアピールできる食材です。 ジビエブームで大注目!イノシシ三大産地とは? イノシシのすぐれた生産・加工会社は日本各地にありますが、特に三大産地と呼ばれる名産地があるのをご存じですか?ここでは、ぼたん肉ファンならぜひ訪れてみたいイノシシ三大産地をご紹介します。 岐阜県郡上市 岐阜県のほぼ中央に位置する郡上市。 美しい水流と夜通し続く圧巻の徹夜踊りなど観光名所としても名高い町です。 郷土料理である味噌味の猪鍋は、濃厚な旨味がクセになる絶品。 しかし、こうして古来イノシシと共存してきた一方で、この郡上市も近年、全国で拡大するイノシシによる食害や交通事故に悩まされてきました。 そこで立ち上がったのが、なんと『猪鹿庁』という何ともユニークな活動グループ。 この土地に惹かれて全国から集まった若者が中心となって実際に狩りをし、イノシシをジビエとして普及させる取り組みや狩猟技術の講習などに励んでいるのです。 猪鹿庁は捜査一課やジビエ課などの日常的な業務以外にも、狩猟サミットなるキャンプイベントを開催し、ジビエや狩猟に関心を持つ方々が交流する機会を設けたり、調理法や狩猟についての勉強会をしたりと、野生鳥獣に関する啓蒙も含めた多角的な働きかけをしています。 これに賛同する方々が全国から集まり、ジビエブームもあいまってイノシシを食肉利用する動きはいっそう加速、里山保全という本来の目的に向かって前進されているようです。 静岡県伊豆天城山 伊豆の天城山系を含む西伊豆の一帯には、たいへん多くのイノシシが生息しているとされます。 その食肉の歴史はあまりに古く、一説には土器などの出土状況から、縄文時代にまで遡るのではないかと言われるほどです。 全国的にはイノシシの狩猟解禁期間は11月15日頃~2月までの土地もありますが、この地域では3月末頃まで許可されているのだとか。 はくさい・大根・長ネギ・ごぼう・きのこなどと一緒にイノシシ肉を煮込む味噌鍋は、うどんを締めにいただくのがならわしです。 イノシシのダシがたっぷりと出た味噌味の鍋は、ファンでなくともやみつきになるほどの美味しさ。 上質な鹿が捕獲されることでも知られる地域ですので、ジビエ好きの方は、近隣の温泉を楽しみがてら訪れてみてはいかがでしょうか。 兵庫県篠山市 兵庫県篠山市は、美しい里山の風景や旅情たっぷりの温泉地、そして独自のグルメで全国の旅好きを魅了する町です。 この篠山で地元の方や観光客に愛されているのがイノシシ肉。 特に山椒をきかせた独特なぼたん鍋は大人気です。 山椒のほか、もう1つ特徴的なのは、赤味噌のみでなく白味噌も調味に使うこと。 ブレンド味噌の甘さと山椒のスパイシーな香りが混ざって、やわらかく煮えたイノシシの風味を引き立てます。 これは、長いジビエの歴史の中で育まれてきた土地柄ならではの味付けです。 流通がさかんになっている美味しいイノシシ肉を、都心の飲食店でもぜひ仕入れてぼたん鍋をメニューに導入してみてください。 都会の暮らしの中で、ほっと心安らぐ素朴な食事の時間をお客様に提供できるはずです。 ワインにもぴったり! 日本古来のジビエ!イノシシ肉部位別の美味しい食べ方とは? イノシシは、牛肉のような赤身のコクと豚肉に通じる旨味を合わせ持つ肉質で、独特の野性味はありますが、通常牛肉や豚肉で作る料理法にはだいたい応用できます。 具体的に例を挙げてみましょう。 ロース肉 背中部分のロース肉は、甘味のある美しい真っ白な脂肪と適度な歯ごたえのある赤身のバランスが絶妙な部位。 ブロック肉であれば、スライスして『ぼたん鍋』に利用するのはもちろん、シンプルに『炭火焼』『串焼き』にして食べるのもおすすめです。 肩ロース・ロース・ヒレのどの部分でも、『カツ』として揚げると非常に美味。 スライスしてある製品なら、そのままぼたん鍋や『すき焼き』として使いましょう。 モモ肉 比較的脂肪が少ないのは、牛や豚のモモとも共通していますが、イノシシ肉の大きな特徴のひとつとして煮込むとやわらかくなるというものがあります。 したがってモモ肉は、『シチュー』や『カレー』、『赤ワイン煮』や『トマト煮』などにしても非常に美味です。 バラ肉 脂身が多くしつこそうなイメージのある方もいるかもしれませんが、イノシシの脂肪は食べてみると非常にマイルドでかつ後味がさっぱりとしています。 豚バラ肉と同様、『野菜炒め』や『焼きそば』などに使うとよく合います。 また、豚汁ならぬ『猪汁』に豊富な根菜やこんにゃくとともに入れれば、ダシがしっかり出て絶品に。 ひき肉・ミンチ イノシシ肉は、ひき肉としても豊富に流通しています。 『ハンバーグ』や『パスタソース』、 それに『コロッケ』の具材や『ミンチカツ』に加工してもジューシーな旨味が活きます。 また、飲食店であれば、自家製のソーセージなどに利用するのもGOOD。 レシピのアイデアが広がります。 イノシシのまとめ イノシシ肉は、ご紹介した以外にも、山口県・島根県・岡山県や滋賀県・長野県などなど、日本各地で捕獲・生産・加工がなされています。 日本人の味覚にマッチし、需要は安定的に高いと言えるでしょう。 イノシシは、野生動物食害問題では報道でもたびたび登場して、すっかり人の暮らしの敵という印象を抱いてしまっている方もいるかもしれませんね。 しかし、畜産と変わらないどころか、それ以上に食用として人間と関わってきた歴史が古い食材でもあるのです。 滋味あふれる美味しさに感謝しつつ、頭数調整のためにも、そしてジビエ普及のためにも、何より美味しい料理を提供するために、さまざまな飲食店で仕入れてメニュー化してみてください。 4月4日はシシの日なのだとか。 こういったユーモアを販促に利用しながら、お客様の舌を楽しませてみませんか? この記事がお役に立ったらぜひシェアをお願いします。 執筆者のモチベーションに繋がります。

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お肉に関するミニ知識/松本食肉衛生検査所

イノシシ肉 別名

全国で農作物への被害をもたらしたり交通事故を起こしたりして問題となっている野生鳥獣。 中でもイノシシと人間のトラブルは頻繁に報道され、大きな社会問題となっています。 この野生動物問題が先か、ジビエブームが先かはさておき、増えすぎたイノシシの命を食用に利用させていただけるというのは、地産地消や食物自給の観点からもたいへん有意義です。 ここでは、日本で伝統的なジビエとして認知されているイノシシの特徴や食べ方などについて、詳しくご紹介していきます。 ぜひ飲食店の仕入れの参考にしてください。 ぼたん肉はイノシシの別名?どんな肉質?カロリーや栄養価もわかる! イノシシは別名を『ぼたん肉』と言います。 その由来は、牡丹の花のように赤いからとか、牡丹鍋用のイノシシ肉のスライスを盛り付ける時に牡丹の花のように並べるからとか、明治時代以前の食肉禁止の時代に秘密裏に食するため符丁(合言葉)として『ぼたん』と呼んでいたから、などの諸説があり、真相は不明です。 ちなみに、日本は古くからイノシシ肉を食肉として珍重していました。 食肉禁止だった時代にも『山くじら』と強引に命名してまで食べていたのだとか! イノシシ肉はどんな味? イノシシは北海道以外の日本各地の山間部に生息しています。 イノシシは豚の原種ということもあり肉質は豚肉と似た系統ですが、豚肉に比べて肉色ははるかに濃く、鮮やかな赤色をしていて脂肪は純白です。 豚肉に野性味が加わった、といった味わいで、野生動物に特有の臭みがややありますが、それもまたジビエならではの魅力と言えます。 イノシシ肉のカロリーは?どんな栄養が摂れる? イノシシ肉のエネルギー量は、脂身のついた生で可食部100gあたり268kcalと、豚ロース脂身つきとほぼ同じカロリーです。 脂肪・コレステロール値が若干高めですが、鉄分が牛肉並みにあり、ビタミンB群もバランス良く含んでいます。 また、高血圧予防効果が期待できるペプチドを摂取することが可能。 さらに、コラーゲンを合成する必須アミノ酸スレオニンといった美容に嬉しい成分も含有しているなど、イノシシ肉は、美味しさと美容・健康の両サイドからお客様にアピールできる食材です。 ジビエブームで大注目!イノシシ三大産地とは? イノシシのすぐれた生産・加工会社は日本各地にありますが、特に三大産地と呼ばれる名産地があるのをご存じですか?ここでは、ぼたん肉ファンならぜひ訪れてみたいイノシシ三大産地をご紹介します。 岐阜県郡上市 岐阜県のほぼ中央に位置する郡上市。 美しい水流と夜通し続く圧巻の徹夜踊りなど観光名所としても名高い町です。 郷土料理である味噌味の猪鍋は、濃厚な旨味がクセになる絶品。 しかし、こうして古来イノシシと共存してきた一方で、この郡上市も近年、全国で拡大するイノシシによる食害や交通事故に悩まされてきました。 そこで立ち上がったのが、なんと『猪鹿庁』という何ともユニークな活動グループ。 この土地に惹かれて全国から集まった若者が中心となって実際に狩りをし、イノシシをジビエとして普及させる取り組みや狩猟技術の講習などに励んでいるのです。 猪鹿庁は捜査一課やジビエ課などの日常的な業務以外にも、狩猟サミットなるキャンプイベントを開催し、ジビエや狩猟に関心を持つ方々が交流する機会を設けたり、調理法や狩猟についての勉強会をしたりと、野生鳥獣に関する啓蒙も含めた多角的な働きかけをしています。 これに賛同する方々が全国から集まり、ジビエブームもあいまってイノシシを食肉利用する動きはいっそう加速、里山保全という本来の目的に向かって前進されているようです。 静岡県伊豆天城山 伊豆の天城山系を含む西伊豆の一帯には、たいへん多くのイノシシが生息しているとされます。 その食肉の歴史はあまりに古く、一説には土器などの出土状況から、縄文時代にまで遡るのではないかと言われるほどです。 全国的にはイノシシの狩猟解禁期間は11月15日頃~2月までの土地もありますが、この地域では3月末頃まで許可されているのだとか。 はくさい・大根・長ネギ・ごぼう・きのこなどと一緒にイノシシ肉を煮込む味噌鍋は、うどんを締めにいただくのがならわしです。 イノシシのダシがたっぷりと出た味噌味の鍋は、ファンでなくともやみつきになるほどの美味しさ。 上質な鹿が捕獲されることでも知られる地域ですので、ジビエ好きの方は、近隣の温泉を楽しみがてら訪れてみてはいかがでしょうか。 兵庫県篠山市 兵庫県篠山市は、美しい里山の風景や旅情たっぷりの温泉地、そして独自のグルメで全国の旅好きを魅了する町です。 この篠山で地元の方や観光客に愛されているのがイノシシ肉。 特に山椒をきかせた独特なぼたん鍋は大人気です。 山椒のほか、もう1つ特徴的なのは、赤味噌のみでなく白味噌も調味に使うこと。 ブレンド味噌の甘さと山椒のスパイシーな香りが混ざって、やわらかく煮えたイノシシの風味を引き立てます。 これは、長いジビエの歴史の中で育まれてきた土地柄ならではの味付けです。 流通がさかんになっている美味しいイノシシ肉を、都心の飲食店でもぜひ仕入れてぼたん鍋をメニューに導入してみてください。 都会の暮らしの中で、ほっと心安らぐ素朴な食事の時間をお客様に提供できるはずです。 ワインにもぴったり! 日本古来のジビエ!イノシシ肉部位別の美味しい食べ方とは? イノシシは、牛肉のような赤身のコクと豚肉に通じる旨味を合わせ持つ肉質で、独特の野性味はありますが、通常牛肉や豚肉で作る料理法にはだいたい応用できます。 具体的に例を挙げてみましょう。 ロース肉 背中部分のロース肉は、甘味のある美しい真っ白な脂肪と適度な歯ごたえのある赤身のバランスが絶妙な部位。 ブロック肉であれば、スライスして『ぼたん鍋』に利用するのはもちろん、シンプルに『炭火焼』『串焼き』にして食べるのもおすすめです。 肩ロース・ロース・ヒレのどの部分でも、『カツ』として揚げると非常に美味。 スライスしてある製品なら、そのままぼたん鍋や『すき焼き』として使いましょう。 モモ肉 比較的脂肪が少ないのは、牛や豚のモモとも共通していますが、イノシシ肉の大きな特徴のひとつとして煮込むとやわらかくなるというものがあります。 したがってモモ肉は、『シチュー』や『カレー』、『赤ワイン煮』や『トマト煮』などにしても非常に美味です。 バラ肉 脂身が多くしつこそうなイメージのある方もいるかもしれませんが、イノシシの脂肪は食べてみると非常にマイルドでかつ後味がさっぱりとしています。 豚バラ肉と同様、『野菜炒め』や『焼きそば』などに使うとよく合います。 また、豚汁ならぬ『猪汁』に豊富な根菜やこんにゃくとともに入れれば、ダシがしっかり出て絶品に。 ひき肉・ミンチ イノシシ肉は、ひき肉としても豊富に流通しています。 『ハンバーグ』や『パスタソース』、 それに『コロッケ』の具材や『ミンチカツ』に加工してもジューシーな旨味が活きます。 また、飲食店であれば、自家製のソーセージなどに利用するのもGOOD。 レシピのアイデアが広がります。 イノシシのまとめ イノシシ肉は、ご紹介した以外にも、山口県・島根県・岡山県や滋賀県・長野県などなど、日本各地で捕獲・生産・加工がなされています。 日本人の味覚にマッチし、需要は安定的に高いと言えるでしょう。 イノシシは、野生動物食害問題では報道でもたびたび登場して、すっかり人の暮らしの敵という印象を抱いてしまっている方もいるかもしれませんね。 しかし、畜産と変わらないどころか、それ以上に食用として人間と関わってきた歴史が古い食材でもあるのです。 滋味あふれる美味しさに感謝しつつ、頭数調整のためにも、そしてジビエ普及のためにも、何より美味しい料理を提供するために、さまざまな飲食店で仕入れてメニュー化してみてください。 4月4日はシシの日なのだとか。 こういったユーモアを販促に利用しながら、お客様の舌を楽しませてみませんか? この記事がお役に立ったらぜひシェアをお願いします。 執筆者のモチベーションに繋がります。

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