ストロボ エッジ。 ストロボ・エッジ : 作品情報

ストロボ・エッジ : 作品情報

ストロボ エッジ

一方で、これが単なる「勢い」では終わらないであろうと予感させる、見る者をひきつける引力、そして何より芝居に対する貪欲さと熱意を持っている。 映画「」で、「あまちゃん」から数えて実に4度目、映画では初となる共演を果たしたと。 スクリーンに、いまこの瞬間のまばゆいばかりの輝きを刻み込んだ。 (取材・文・写真/黒豆直樹) 学校No. 1のモテ男の一ノ瀬蓮とそんな彼に年上の恋人がいることを知りつつも想いを告白し、フラれてしまう木下仁菜子。 2人を軸に切ない片想いを胸に秘めた高校生たちの青春を瑞々しく描き出す。 原作は「」でも知られる氏による累計580万部突破の人気漫画だが、福士も有村も高校時代に原作を愛読していた。 それどころか、福士は以前から蓮に憧れ「自分が演じるなら?」と想像し、セリフを声に出して読んでいたという。 その役柄が自分の元に舞い込んできたことに、喜びはもちろんだが「自分の中で蓮に対する理想が高い分、自分に務まるのか? という不安もありました」と偽らざる胸の内を明かす。 福士なりの漫画原作の映画へのアプローチを聞いてみた。 「やはり原作に強い思いを持っていらっしゃる方がたくさんいますし、僕も自分が読者の立場だったとして、そのイメージを壊してほしくないという思いは強く持つと思います。 ただ、だからといって演じる時にあまりにイメージ通りにこだわり過ぎると、実写では無理が出てきてしまう気がするんです。 実写の良さ、映画だからこそできることもあるので、そのバランスを見つけていくことを大切にしています」。 特に今回、蓮を表現する上で最も重視したのは「感情の変化」だった。 「蓮は、気持ちが一貫しない男なんです(笑)。 感情の移り変わりや、仁菜子への思いに気づいて、その気持ちを時に抑え込もうとしたり、抑えきれずにあふれたり。 有村も高校時代に原作を読み、自分と同世代の登場人物たちの恋愛模様をのぞき見て「『この世界に入りたい!』と思うくらい羨ましくなった」という。 演じるにあたっては、仁菜子のあまりの真っすぐさとピュアさを「自分にはない」と感じ、不安を覚えたこともあったという。 「ああしよう、こうしようと考え過ぎず、蓮くんのことが好きという気持ちを大事にしました」という言葉からは、キャラクターよりも人物の感情を強く意識して演じていることがうかがえる。 「仁菜子がどんな子なのかはもちろん考えます。 でもそこで、例えば天然でちょっと抜けたところがあるからといって、それをそのまま表現してしまえば、あざとく見える。 そうではなく、一生懸命にやっていることがそう見えてしまう、というのが理想なんです」。 仁菜子役のためにバッサリと髪を切ったことが、製作の段階でも大きなニュースとして取り上げられたが、仁菜子にイメージを近づけるという以上に役へのアプローチ方法として、有村に新たな発見をもたらしたようだ。 「やっぱり、長いと仁菜子じゃないと思って自分で『切りたい』と言ったんですが、自分の中で髪を切って容姿を変えるというアプローチがすごく新鮮でした。 福士は「すれ違い」と表現したが、2人の微妙な距離感は物語の中でも重要なポイントだ。 仁菜子が抑えきれない思いを告白し、フラれるところから映画は始まるが、その後も2人は、ある時は距離を縮め、交差し、ある時は離れていく。 4度目の共演となるが、芝居を通して互いの中に仁菜子と蓮の要素をしっかりと感じ取っていたようだ。 福士は有村についてこう語る。 「結構、似ているのではないかなと思います、有村さんと仁菜子。 笑顔がかわいいところとか、目が語る表情が似ていて、蓮という役を通して真っ直ぐな視線がビシビシと伝わってきました。 ドジなところ? それもたまにあるかな。 有村もまた福士が持つ蓮の要素について「人にないものを持っている感じというか、雰囲気や立ち居振る舞いですね。 常に自然体で感情の起伏が激しくないので、いつ会っても安心するんです」と語るが、一方で4度目の共演で気づいた新たな一面も。 「わりと最近、思ったんですが、意外と緊張しやすいのかなって(笑)。 いつも堂々としているし、何をしても受け止めてくれるんだけど、意外と(笑)、多分ですがすごく考えていて、緊張したりしているのかなと思います。 でも、そういう面があって嬉しいです(笑)」。 そしてもうひとり。 現場で2人を仁菜子と蓮たらしめた存在として、忘れてはならないのが監督。 感情を丁寧に描き出す演出がどの作品においても印象的だが、そのために一切の妥協なく、何度でもテイクを重ねることで知られる。 「僕が何度も繰り返したのは(バイト先で)ストレートティーを持ってすれ違うというシーン。 1秒もないようなテイクですが5回…いや、10回以上は撮ったと思います。 『はい、もう1回』『はい、もう1回』と(苦笑)。 どこをどう直したらいいのか。 とりあえず毎回違うことをいろいろ試して、あるところでOKが出たんですが、実際に何回目のテイクが本編で使われているのかは分からないです。 蓮という役を何度も繰り返すことに意味や狙いがあったみたいで、そこで蓮としての動きや歩き方、手の上下の動きまで染み込ませてくださったのかなと思います。 廣木監督に演出していただいて、すごく勉強になりました。 また、感情を読み取ってくださるので、自分のやりたいことをこちらから言葉で言わなくても、演じさせていただける感じでした」。 そして、廣木監督の下で、蓮という役を演じる中で手に入れた新たな発見についてもこう続ける。 「例えばあるシーンで、芝居がやりづらいと感じても、それは決して悪いことではないんだということを廣木監督に気づかせてもらいました。 蓮が思いを伝えるシーンで、蓮があれだけ感情を出すことにすごくやりづらさを感じたんです。 これまであまりしゃべらなかった蓮が余裕なく自分の意思を伝える。 そういうことをする人間ではないのにそうしているのがやりづらかったんですが、その蓮らしくないところを大切にしてやってみると、意外とうまくいくんだと学びました。 やりづらいからダメなのではなく、そう感じるにはそれなりの理由があって、その意味を探して、じゃあそれを改善するのか? それとも肯定するのか? 肯定することもできるということを学びました」。 お芝居の根本に改めて気づかされました」と同調する。 「安堂くん()とのシーンで、仁菜子がどういう風にいればいいのか分からなくて、現場でリハーサルをしてもしっくりこなくて監督に相談したら、『もっと(感情を)自分に掛ければいいんじゃない?』とおっしゃってくださったんです。 それまで安堂くんに対して『こうなんでしょ? だからこうなっちゃったんでしょ?』という感じで言っていたんですが、それを全て自分に掛けてみたらどうかと。 やってみたらすごくふに落ちて、そこから全て違和感なくできたんです。 分からなくなったらアドバイスをくださるんですが、それ以上は特に指導もなく、自分で気づいて動いていく。 廣木監督のそのスタンスはすごくやりやすかったです」。 最後に再び、互いについて質問。 蓮と仁菜子ではないが、時に近くで、また時に離れた距離で目覚ましいまでの活躍を目にして、どのような思いを抱いているのだろうか。 有村は、「全く同じ道ではないかもしれないけど、歩んでいる道は似ているのかなと感じていて、だからこそ分かる気持ちもあるし、刺激にもなるし、私はすごく嬉しいです」と話す。 福士もまた有村に対して抱いている特別な感情を明かす。 「感覚の合う女優さんだなと感じます。 『あまちゃん』があって、そこからこんなに何度も共演させてもらって…という女優さんは有村さんしかいないので、何というか唯一の存在なんです。 同じようなスタートで歩み始めて一緒に成長していったと僕は思わせてもらっていて。 一緒にお芝居させてもらうと、ピタッと歯車が合うような感覚だなと感じています」。 劇中、蓮と仁菜子の頭の中に同時に同じ曲が流れたり、風の匂いに同じように季節の移り変わりを感じる一瞬が描かれる。

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ストロボエッジ ネタバレ最終回10巻の展開とは?

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Contents• 序盤、クラスメートや友人から幼馴染の大樹とは恋人同然の仲のように扱われる。 友人から仁菜子と大樹は相思相愛でしょなどと言われ、自分は今まで大樹に恋をしているということに気づいてなかったのだと勘違いをしてしまう。 しかし電車通学中に蓮と関わっていくうちに、蓮のことを好きだと自覚し本当の恋を知る。 仁菜子の変化に気づいた大樹が焦りを感じ告白をするが断る。 夏休み直前たまたま蓮と帰りの電車で遭遇した際、駅のホームで衝動的に蓮に告白するも、振られてしまう。 その後も蓮と繋がりをたちたくなかった仁菜子は、自分の想いを隠して「友達」を続けることを選ぶ。 蓮に振られた女子たちで結成された「ふられんぼ同盟」に声を掛けられた際、純粋な仁菜子は蓮の悪口に耐えられず啖呵を切る(蓮と安堂が偶然それを目撃)。 その後嫌がらせを受けたりしたが、めげることなく蓮を想い続ける。 アルバイト先は、最初は蓮と同じ学のいとこがオーナーを務めるカフェだが、途中で蓮はガソリンスタンドへアルバイト先を変えてしまう。 最終回で蓮と両想いになり付き合うこととなる。 基本コンタクトレンズを使用しているが、たまにメガネ着用。 電車通学中、木下仁菜子とよく遭遇するようになり自然と距離が縮まっていく。 クールな雰囲気だがさりげない優しさがある。 学のいとこのオーナーの店で期間限定でバイトをしたが、彼女がいるにもかかわらず仁菜子に惹かれていく自分の気持ちに気付き、バイト先をガソリンスタンドに変える。 後に麻由香と別れ、最終回で仁菜子とはれて両想いになり付き合うこととなる。 イケメン。 体系は自称「動けるもやし」。 携帯には女の子の連絡先しか登録されていないとてもチャラい拓海が、仁菜子が蓮に告白している場面に偶然遭遇し、最初は興味本位で仁菜子に近づく。 しかし真っ直ぐな仁菜子に惹かれて本気で好きになり、女子のアドレスを全て消去する。 拓海は初恋でその時諦めてしまったために辛い思いをしたことから、仁菜子は絶対に諦めないと決めている。 学のいとこのオーナーの店でバイトをしている。 最終回で、仁菜子と蓮がもどかしい状況に陥っているのを察し、わざと仁菜子から嫌われるような言葉を浴びせ、仁菜子が自分のことを気にせず蓮と幸せになれるよう後押しするお人好しな性格を発揮。 仁菜子から最近あからさまに避けるような態度をとられている蓮は、仁菜子を思うあまり焦りがでて強引に詰め寄る。 しかし、仁菜子は自分の中の色々な感情でいっぱいいっぱい。 つい強めに「もうヤダ!私にだっていろいろある!」と言い蓮を拒絶してしまうと、蓮が謝って帰ってしまう。 自分が何がしたいのかわからないうえに、蓮に謝らせてしまった仁菜子は心が痛くなる。 当然蓮と仁菜子はもう付き合っているものだと思っていたが、不自然な二人の様子を見てまだ付き合っていないことを知る。 そしてその原因が仁菜子は自分の過去のことを気にして蓮と付き合うことを選ばなかったのではないかと推測。 その日の放課後、蓮が1人で日直の仕事をしているところに仁菜子が驚いた顔をしながら入る。 が、蓮は「じゃあね」と言ってすぐに帰ってしまう。 仁菜子はなにかを言いかけるが結局「じゃあね」としか言えず蓮は帰ってしまう。 仁菜子は蓮が帰る様子を窓から少し眺めたあとカーテンを握りしめ自分の臆病さに嫌気が差す。 その時蓮がふと教室の窓を見上げカーテンが握りしめられていることに気づくが、仁菜子から拒絶されたことが頭をよぎりそのまま帰る。 その後仁菜子が帰ろうと廊下を歩いていると待ち伏せていた拓海に遭遇。 拓海は「どうせ俺の気持ちには答えらんないくせに、俺にいいカオしてどうすんの?」「本当に俺がかわいそうだとおもうんならさ、俺と付き合いなよ」と仁菜子に言い放ちふいにキスをする。 しかし、仁菜子は、拓海がわざと嫌われ役をしてくれたことに気づく。 自分が拓海のことを気にせず蓮のところへいけるようにと。 その時自分の気持ちにも気がつき拓海に本音を話し始める。 仁菜子は「自分が一番の悪者になりたくなかったからだと思う」「私…いつだって自分しか守ってなかった」と拓海に話すと、自分の気持ちに素直になることを決意する。 そして拓海の「…行きな、走ればきっと蓮に追いつく」という言葉に背中を押され駅まで走り出す。 その裏で仁菜子がどんな表情をしていたのか…。 そう思うといてもたってもいられなくなり、一度は乗った電車のドアが閉まる前に、人混みをかきわけ降りる。 その時丁度仁菜子も駅のホームに到着。 仁菜子は降りて来た蓮と向かい合う。 そしてついに仁菜子が「私は蓮くんが好きです」と一生懸命涙を流しながら告白。 蓮は仁菜子を抱きしめて、仁菜子が蓮を抱きしめ返して…「木下さん、好きだよ、大好きだよ」と顔を少し赤らめ微笑みながら蓮がこたえる。 その後次の日の学校の様子や、初デートの様子が描かれている。 ストロボ・エッジ最終回のネタバレでした。

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マンガ「ストロボ・エッジ」5巻のネタバレと感想

ストロボ エッジ

まだ恋をしたことのない、高校1年生の木下仁菜子(有村架純)。 ある帰り道の電車の中で、学校中の女子から人気を集める同級生の一之瀬蓮(福士蒼汰)と出会う。 少しずつ会話を交わすようになる蓮と仁菜子。 冷たそうに見える蓮の優しい言動、笑顔に今まで感じたことのない気持ちを抱いた仁菜子は、自分が蓮に恋をしていると気づく。 しかし、蓮には中学の時から付き合っている年上の彼女・麻由香(佐藤ありさ)がいた・・・・・・。 絶対的な彼女の存在を知ってもなお、仁菜子は自分の想いをただ伝えたくて、蓮に告白するが、フラれてしまう。 どこか背伸びして麻由香と付き合いながらも、仁菜子の真っすぐな想いに触れるうちに、心の中にある変化が生まれ始める蓮。 そんな仁菜子を本気で好きになる安堂(山田裕貴)。 蓮よりも先に大人の階段を上り始めた麻由香。 仁菜子に想いを寄せるもフラれてしまう大樹(入江甚儀)。 安堂の元カノの真央(黒島結菜)。

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