排卵 誘発 剤 妊娠 した。 排卵誘発剤の体験を教えてください

排卵誘発剤の注射後に腹痛やお腹の張り?副作用の危険性か?

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先月、体外受精で生まれた赤ちゃんが過去最多の4万7000人に達した(2014年誕生)というニュースが流れました。 これは実に「新生児の21人に1人」という計算になります。 つまり今や、「体外受精で子どもを授かる」という方法は、実際に選びうる選択肢の一つであり、誰にとっても他人事ではないのです。 ところが、私のこれまでの取材の結果、現在の日本では、体外受精の実施方法について医師のガイドラインがなく、実際にどのように行われるかは施設によってバラバラであることが見えてきました。 ネットで調べてもいろんな人が違うことを発言していて、治療を受ける側の混乱は深まるばかりです。 排卵誘発剤には2種類ある そんな日本の体外受精のありかたを象徴しているのが、排卵誘発剤をめぐる状況です。 排卵誘発剤は、種類も多く、使用目的もさまざま。 その名の通り、排卵障害や生理不順、無月経で妊娠しにくい女性に排卵を促すためにも使われますが、それだけではなく、排卵できている人が、より妊娠しやすくなるためにも使われます。 排卵誘発剤は、「飲み薬」と「注射薬」に大きく分けられます。 卵子を育てる注射薬のいろいろ(写真提供・浅田レディースクリニック) よくネットでは「飲み薬は作用が穏やかで身体にやさしい」「注射は副作用が強くて大変」と説明されていますが、言い換えれば、注射の方が飲み薬より作用が強いのです。 日本では「どちらがいいのか?」という議論がしばしば見られますが、国際的には、注射薬に反応できる卵子が十分にあるうちは、注射薬が優先されます。 その理由は単純明解で、注射薬の方が妊娠率が高いから。 でも卵子が注射薬に反応できない(=少ない)状態にあれば、飲み薬を続けて、卵子が育つのを気長に待つ治療に入ります。 注射薬の方が妊娠しやすい理由 注射薬は、なぜ妊娠率が高いのでしょうか? それは、注射薬の成分が、「卵巣刺激ホルモン」「黄体化ホルモン」と同じだからです。 この2つのホルモンは、卵子を育てる時期に脳から分泌され、卵子に「大きく育ちなさい」と働きかけるもの。 つまり注射薬は、脳からホルモンが大量に出ている状態を人為的に作り出してくれるのです。 これにより、同時にたくさんの卵子を育てられるようになります。 ヒトの排卵は一度に1個ですが、注射薬を使えば一度に複数の卵子を成熟させることができるわけです。 採卵の段階で、それらをすべて採れば、出産できる卵子に「当たる確率」は高まります。 「出産できる卵子」は20代でも4個に1個くらいしかないという話は、この連載の第2回()でもしました。 そのくらい限られている可能性を人工的に上げられるのですから、「妊娠できないかも」という状況では魅力的だと思います。 卵子は何個採卵すれば妊娠できる? 採卵できる卵子の数が多いほど、採卵あたりの妊娠率が高まることはすでに証明されています。 次のグラフを見てください。 飲み薬では1個から数個しか卵子が採れませんが、まだ卵子に余裕がある人なら注射薬を使うと何倍もの卵子、何倍もの出産率を期待できます。 受精卵を凍結して別の月に戻せば妊娠率は伸び続けます。 一般に「体外受精は妊娠率が高い」と言われますが、弱い薬で1個から数個程度採卵をする方法では、なかなか「出産できる卵子」に当たらず、採卵を何度も繰り返すことになりかねません。 体外受精は、身体とは環境が大きく異なる培養室で受精させるため、1回の妊娠のために驚くほどたくさんの卵子が必要になります。 海外の代表的な学会が合同で開いた国際会議では、1人の赤ちゃんを出産するために必要な卵子の数は、平均で25. 1個、38歳未満の女性に限れば6〜16個という結論に達しています。 日本語で書かれたネットの情報の中には、「一度にたくさん採れた卵子は、一つずつの質が低いから培養しても妊娠しない」といった表現がよく見られますが、実際のところ、妊娠率は採卵数が多いほど高くなります。 排卵誘発剤のデメリットは? では、排卵誘発剤は作用の弱い飲み薬よりも、作用の強い注射薬の方がいいのでしょうか? 注射薬を使った体外受精にデメリットはないのでしょうか? 排卵誘発剤に関しては、長年「発がん性」の問題が議論されてきました。 排卵誘発剤で増える女性ホルモンにより、がんになる可能性が高まるのではないかと懸念されてきたのです。 でも、これに関しては現在、「発がん性は心配しなくてもよい」と考えられています。 女性ホルモンは妊娠によって急上昇しますが、その量に比べれば、体外受精で使う薬の量はごくわずかで使用期間も短期なのです。 今のところ、排卵誘発剤の最大のデメリットは、「卵巣過剰刺激症候群」という副作用です。 「卵巣過剰刺激症候群」が起きると卵胞が育ちすぎて卵巣が腫れてしまいます。 重症化すると、腹水が溜まったり血液が濃縮したりして危険な状態に陥ることも。 卵巣の中に卵胞がたくさんある人に起きる副作用なので、20代の若い女性、体質的に卵胞が育たず卵巣に溜まってしまう「多嚢胞性卵胞」の人、AMH検査で値が特に高かった人は予防が必要です。 対策としては、例えば、「卵巣過剰刺激症候群」が起きやすい薬「hCG製剤」を「GnRHアゴニスト」という薬に置き換えること、薬の量が多い「ロング法」という方法は避けることが有効です。 幸い、対策が進歩して最近では重症の副作用は激減しています。 他に考えられるデメリットは、注射の手間と痛み。 でも、近年では自分で注射を打つ方法がメインになりつつあるので、通院の手間は減っています。 また採卵にも痛みは伴いますが、これも麻酔をしてくれる施設を選べば痛みはありません。 注射薬は、卵子の数が減ると効果が出にくくなります。 卵子の数に余裕がある状態でないと意味がないので、女性の妊活開始年齢が上がっている現状では、このタイプの治療を受けられる人は減っています。 今回は「排卵誘発剤」という、不妊治療をしていない人にとってはちょっとマニアックなテーマを扱いました。 でも、これは実際に不妊治療を受けるなら避けては通れない問題の一つです。 「注射薬」にするか、「飲み薬」にするか、自分の身体の状態を正しく把握して、納得のいく選択をしていただきたいと思います。 監修・浅田義正(浅田レディースクリニック理事長) グラフは『不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」(講談社ブルーバックス)より転載.

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妊娠の確率を上げる?排卵誘発剤『クロミッド』の効果と副作用を徹底調査!

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排卵誘発剤は妊娠確率を上昇させます 排卵誘発剤といった響きによって、強制的に排卵へいざなうといった良くない事の認識をもっておられる女性も少なくありません。 まさに、人それぞれで、副作用が生じることもあり、素人判断で使用可能なものではございません。 ところが、 不妊治療に伴う妊娠の確率を引き上げることを願うなら、排卵誘発剤が求められることも事実なのです。 では、この排卵誘発剤というのは、どういった薬だと思いますか? 排卵誘発剤って何? 排卵誘発剤というのは、卵子を成長させる効果があって、卵巣で成長する卵胞の全体数を増加させる作用があります。 無排卵症といった、排卵障害の治療とか、排卵障害が原因の不妊治療でも扱われている薬なのです。 加えて検査で排卵は明らかにされているというのに、なぜか妊娠しないケースについても、もっと質の良い卵子を確保するために使用されます。 排卵誘発剤の中には 点鼻薬や、内服薬や、注射だったりたくさんの種類が存在します。 排卵誘発剤ってどんな効果なの 排卵誘発剤を使用することにより、卵巣の中で生育する卵胞の数が増加します。 十分な卵胞を成育させることによって、一層質の高い卵子を獲得できるということなのです。 ついでに、排卵率も上昇します。 妊娠することを望むなら、まずは排卵されること、そして次に質の良い卵子がなくてはなりません。 これに伴って、質の高い卵子を生み出し、排卵率を引き上げる排卵誘発剤を利用するっていうのは、妊娠の確率を引き立てることに結び付くワケです。 排卵誘発剤の排卵させる仕組みって? きちんとした排卵の仕組みと、排卵誘発剤の関連性を紹介していきます。 排卵される手順 卵巣には、一生分に匹敵する卵子が、原始卵胞としてストックされております。 脳から信号が送られてホルモンは、月々、原始卵胞の中の20個くらいの成長をうながし成長させることになります。 およそ2週間先に、成長した卵胞うち、一つだけが20mmくらいに成熟して、卵巣から卵子が出ていくことになります。 そんな感じで卵巣から飛び出た卵子というのは、卵管に取り込まれて、卵巣の中に残っている卵子は、消失してしまいます。 卵管から子宮へ移動した卵子に関しては、精子と受精することによって受精卵となるのですが、受精することが叶わなかった卵子はこのまま死滅して、10日から14日くらいで生理が訪れます。 これが排卵の手順でございます。 排卵には女性ホルモンが必須 前述した感じに、きちんとした排卵が生じることを望むなら、女性ホルモンの働きが求められます。 一番に、脳の視床下部よりGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)が分泌されることになります。 GnRHが脳の下垂体を刺激することによって、LH(黄体化ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)が分泌することになります。 FSH(卵胞刺激ホルモン)というのは、卵胞の成長を助長するホルモン。 LH(黄体化ホルモン)というのは、排卵を助長するホルモン。 そのふたつのホルモンが卵巣に作用することによって、排卵が生じる仕組みとなっているわけです。 排卵誘発剤は足りていないホルモンを補う きちんとした排卵がおこることを願うなら、前述で説明した女性ホルモンの働きがなくてはなりません。 ですが、なにかしらの理由で、ホルモンの分泌が足りなくなったり過剰になったりしたら、卵胞の発育が不十分となったり、排卵されないといった排卵障害をもたらします。 排卵障害というのは、女性の不妊が生じる原因のひとつとなっていて、排卵障害の女性陣が妊娠することを考えれば、排卵障害の治療がなくてはなりません。 こういったふうに、 ホルモンが正しく分泌されないことが原因となり不妊がもたらされる場合は、排卵誘発剤が効果的な治療の方法といえることになります。 排卵誘発剤が使われるその他の例 排卵障害の女性の治療に当たって、排卵誘発剤はないと困る治療薬になります。 ところが、排卵が正常なケースでも、排卵誘発剤が活用されるケースがあります。 妊娠が自然周期で出来ない時 検査によって排卵がきちんとしていたケースでは、タイミング法だったり人工授精によって、まずは自然周期における妊娠を試してみることが大半になります。 ところが、そのやり方で6か月以上妊娠出来なかったケースでは、一層質の高い卵子を育てし、排卵率をアップするように、低、中刺激の排卵誘発剤が使用されます。 体外受精や顕微授精行うケース 体外受精や顕微授精というのは、一回にいくつかの卵子を採取する方針がとられます。 卵子が1個の時と比べて、2つ以上ある方が、受精卵を手にできる確率がアップすることが理由です。 それに伴って、2つ以上の成熟された卵胞を手に入れられる、刺激の強い排卵誘発剤が利用されることが多くなると考えられます。 受精時点で2つ以上の受精卵が入手できたケースでは、1つだけを胚移植して、余りは凍結保存することで、次の不妊治療に利用できます。 排卵誘発剤のいろいろな種類 排卵誘発剤の中には、経口薬や、点鼻薬や、注射といったたくさんの種類が存在します。 加えて、単独で利用されることに比べて、 2つ以上の排卵誘発剤を同時に使うことの方が多いそうです。 患者の卵巣の様子に応じて、活用される薬のタイプや、量や、使用期間は違ってきます。 効果が高い排卵誘発剤は副作用も強くなるため、使用するケースでは医師としっかりと話し合い、理解できた上で利用しましょう。 排卵誘発剤の特徴 飲み薬:副作用に関してはあまりなく安心できる。 効果はそこまで強くない。 注射:副作用の大きさは飲み薬より高くなる。 排卵効果は強い。 シクロフェニル製剤(セキソビット) 非ステロイド系の錠剤として弱いエストロゲン効果がある経口服用薬になります。 クロミッドと比較して、効果が控え目で、副作用はほとんど見られません。 加えて、クロミッドだと影響が出る子宮内膜が薄れてゆくといった副作用もみられませんから、同周期による胚移植が実現可能となっています。 とは言っても、排卵誘発作用が強くないので、発育卵胞はほとんどのケースで1つのみになります。 基本的には月経周期3日目から5日間服用することになります。 効果のほどを覗いながら、必要があるようなら、hMG製剤かFSH製剤の注射を一緒に使用することだってあります。 クロミフェン製剤(クロミッド) シクロフェニルとは違って、排卵誘発効果に関しては高い経口服用薬です。 服用薬の排卵誘発剤においては、いちばんよく活用されております。 一般的に2〜3個の卵子を手に入れることが可能となります。 クロミフェンの作用に関しては、「抗エストロゲン作用」によって、脳の視床下部に作用して、エストロゲンを認識しないように作用させます。 エストロゲンが判断できないため、脳は、エストロゲンの分泌を早めるよう、下垂体に呼びかけ、排卵を活発化させるホルモンが生成される仕組みとなります。 注射タイプの排卵誘発剤とは違って、効果が穏やかで副作用も多くないのですが、抗エストロゲン作用の良くない事も見られます。 脳だけに限らず、子宮にも生じることから、子宮頸管粘液の減少や、子宮内膜が薄められてしまうことになります。 加えて、視覚障害や、吐き気や、食欲不振などを感じられる方もいらっしゃいます。 一般的に月経周期3日目から5日間服用することになります。 効果を覗いながら、必要があるようなら、hMG製剤かFSH製剤の注射を同時に使うこともあるでしょう。 アロマターゼ阻害剤(フェマーラ、アナストロゾール) 基本として、閉経した後の乳がんの治療として活用される経口服用薬になります。 卵巣中で、アロマターゼを阻害する効果を見せることから、アロマターゼ阻害剤と言われていております。 アロマターゼを阻害してエストロゲンの1つであるエストラジオールの生成が抑えられることによって、FSHの分泌が促進され、排卵を誘発すると考えられています。 抗エストロゲン作用があまりなくて、内膜が薄められづらいという強みがございます。 加えて、クロミフェンで効き目が得られづらい、卵巣予備能が高くない場合についても卵胞が発育したケースがあって、クロミフェンで効果が生じなかった場合に活用される傾向が見られます。 とは言っても日本では、原則的に乳がんの治療薬となっていて、排卵誘発剤だとすれば適用外使用となってしまうので、料金は保険適用外になってきます。 それから血栓症や、肝機能障害や、頭痛や、関節痛といった副作用が生じるケースもあるので、利用するまえに医師としっかりと相談し、用心して判断することが重要である薬になります。 ゴナドトロピン製剤 性腺刺激ホルモンと呼ばれるゴナドトロピンというのは、脳下垂体から生み出されるFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)のことです。 ゴナドトロピン製剤というのは、閉経した後の女性の尿より精製されたFSHとLHも一緒にした注射薬で、卵胞の生育を改善し排卵させる効果を発揮することになります。 卵巣に直接的に影響を与えることから、効果抜群の一方で、多胎や卵巣過剰刺激症候群といった副作用のリスクが大きくなっていきます。 ゴナドトロピン製剤の中には、FSHとLHの両方を一緒にしたhGM製剤や、FSHオンリーのFSH製剤や、LHの効き目を見せるhCG製剤が存在します。 hMG製剤(フェリング、テイゾー) hMG製剤というのは、閉経した後の女性の尿から精製されたFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)のどっちとも一緒にした注射剤で、ヒト閉経期尿性コナドトロピンと言われていております。 一般的に月経周期3日目より、11~12日目にかけて毎日投与していきます。 排卵をスムーズにすることを狙った、GnRHアゴニスト点鼻薬かGnRHアンタゴニスト注射を同時利用することになります。 FSH製剤(フォリスチム、ゴナールエフ) hMG製剤というのはFSHとLHのどっちともが一緒になっていることから、卵胞の発育の効き目を手にするとき、LH活性が悪影響を及ぼすことも考えられます。 こうした場合に関しては、hMG製剤からLHを取り除いたたFSH製剤が活用されることになるのです。 FSH製剤については、前述に加えて、遺伝子組み換え技術を用いて作成された遺伝子組み換え型FSH製剤も存在します。 安定性と安全性に関しては既存のものより高いことになりますが、料金も既存のものよりも高額になるといった問題が見受けられます。 試用期間だったり同時使用する薬は、hMG製剤と変わらないです。 自己注射 基本的に、薬剤注射に関しては病院で実施されるものになります。 9日〜10日間毎日投与を必要とするケースは、連日の通院がとても負担となってきます。 近頃は、 FSH製剤の自己注射が可能なようになりました。 フォリスチムとかゴナールに関してはペン型の注射器と注射器用の製剤が一緒になっていて、病院でしっかりとやり方を教わってから、自己注射を家の中ですることが可能になります。 hCG製剤(プレグニール) LH(黄体化ホルモン)と同じ様な効果があって、きちんと成熟された卵胞に排卵を促進する注射剤になります。 hCG製剤を注射した場合、およそ36時間後に排卵が生じます。 一般的に、hGM製剤かFSH製剤と同時使用されて、排卵予定日の2日前に注射されることになります。 GnRHアゴニスト製剤(スプレキュア、ナサニール) GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)と一緒のような効果がある点鼻薬タイプのホルモン剤で、鼻の粘膜より吸収されるのです。 GnRHアゴニスト製剤というのは、脳の下垂体に作用して、卵巣に刺激を与ええてホルモンを分泌させる効果が期待できる薬になります。 ところが長期使用することによって、排卵を抑制する作用があり、排卵をコントロールすることが可能です。 体外受精や顕微授精でしたら、成熟された卵子の採取が必要不可欠です。 GnRHアゴニスト製剤を使用することにより、排卵を阻止し、卵子がしっかりと成熟するチャンスをはかることが可能で、成熟した卵子を2つ以上採取することが出来るのです。 子宮内膜症だったり子宮筋腫の薬においても使用されるもので、子宮の着床環境を適正化することを願うなら、数ヶ月使用することが大事になります。 月経周期1週間前或いは、月経周期の初日に取り組みはじめ、hMG製剤かFSH製剤の注射を同時に使うのが一般的です。 GnRHアンタゴニスト製剤(セトロタイド) GnRHアンタゴニスト製剤というのは、排卵を制御する注射剤になります。 GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)を抑え、排卵を食い止める効き目があるのは、GnRHアゴニスト製剤と一緒と言えます。 GnRHアンタゴニスト製剤を利用する良い点は、GnRHアゴニスト製剤と比較して、排卵抑制効果が長くなるため、毎日注射を行なうことが要求されず、下垂体の回復も素早く卵巣に対する負荷も少なく何とかなることとなります。 ですが、高額な製剤ですので、卵胞の育成に時間を取られると、料金が大きな負担になるといったマイナス点も存在します。 一般的に、hMG製剤かFSH製剤の注射を同時使用して、月経周期6日目に3mgのGnRHアンタゴニスト製剤の注射をして、それ以降4日毎に、採卵するまで行います。 排卵誘発剤の具体的な料金とは 排卵誘発剤の料金に関しては、利用する薬剤と試用期間や、検査の回数を通じて大きく変化してくることになります。 錠剤を利用した時の料金 一番安いのは経口錠剤で、クロミッドだとしたら自己負担額は、1ヶ月に1,000円程度で足りることになります。 ですが、クロミッドの服用ばかりか、注射を合わせて使う方式を取る人が多いために、トータルだと、 1周期の排卵誘発剤の累計では5500から25000円程度になる可能性が高いです。 注射剤を利用した時の料金 注射剤になったら値段は非常にアップし、1回毎の薬剤費と注射手技料金に関しては1000から3000円くらいになります。 これは1回毎の料金ですので、何回注射行うかによって料金は異なってきます。 加えて、点鼻薬や錠剤の同時使用も見られるので、 1周期の排卵誘発剤の累計は20000から50,000円くらいになると考えられます。 加えて、値段の張るアンタゴニスト製剤を使用したケースは、合計の金額が50000から90000円程度必要になってきます。 保険の適用 排卵誘発剤による治療というのは、保険が適用されることになります。 ですが、一部の薬の中には保険適用外だったり、保険の適用期間が決められているなど、規制がございます。 高額療養費制度が使用可能 病院での治療が高価になってきたケースでは、高額療養費制度が使用可能な場合があります。 排卵誘発剤の治療に関しては、高額療養費の対象となる場合が結構あるので、加入中の健康保険組合だったり国民健康保険に質問すると問題ないでしょう。 前もって高額療養費制度の申請を行っておけば、自己負担額をオーバーした分は、支払わなくて大丈夫ですので、不妊治療をスタートする際に申請しておいた方が良いですね。 1年間での治療費が10万円以上だったら医療費控除 1年間で治療費が、10万円を上回ったケースでは、医療費控除の対象となります。 医療費控除というのは確定申告を行うことによって、所得から決まった金額が差し引かれることによって、支払う税額が減ることから、給料より天引きで税金を収めている会社員なんかは、還付金を手に入れられる制度になります。 不妊治療にとどまらず、歯医者の治療なんかも含まれるので、医療機関の領収書に関しては絶対に保管しておくことにしよう。 排卵誘発剤のリスクって? 排卵誘発剤というのは、卵胞の発育をスムーズにし、排卵を助長する効果が見られる薬剤になります。 ですが 効果が高くなればなるほど、副作用のリスクも上昇します。 排卵誘発剤が原因の副作用の中には、下に挙げる3つを挙げられます。 多胎妊娠が増加する 双子だったり三つ子を始めとした多胎妊娠というのは、母体に大きな負担が生じるだけに限らず、早産だったり低体重など 赤ちゃんに対してもリスクが上昇します。 一般的な妊娠と比較して、赤ちゃんや母体の健康の維持管理が、激しくなるからこそ、副作用の1個と指摘されております。 自然妊娠ならば、双子といった多胎妊娠の確率は1%未満ですが、クロミッド錠剤を服用したケースになると5~6%に及ぶと考えられています。 それから、 hMG製剤を用いたケースは、多胎妊娠が生じる確率は一層跳ね上がりおよそ20%とも言われております。 卵巣過剰刺激症候群(OHSS) 排卵誘発剤というのは、卵巣に刺激をもたらす療法になります。 ですが、この刺激が大きすぎることによって生じることが、卵巣過剰刺激症候群になります。 卵巣が腫れて、胸水や腹水が蓄積されるといった症状も出てくるのです。 ひどくなると、血栓症や、腎不全といった重大な症状も引き起こるので、次にあげるような症状に気付いたら、いち早く担当医に相談してみてください。 吐き気や、嘔吐 腹部が膨張する感じ 尿の量が減少する 体重が増える お腹に痛みを感じる 上記のような症状が生じたケースでは、利用する排卵誘発剤を切り換えるケースもあるみたいです。 加えて採卵出来たとしても、身体の調子が良くならないと胚移植はすることが出来ないので、同じ周期に移植を行うことは見送られ、胚は凍結されるはずです。 錠剤の排卵誘発剤と比べて、効果が見られるゴナドトロピン製剤の方が、卵巣過剰刺激症候群が発症してしまうリスクが高いと考えられています。 流産の可能性が高まる 排卵誘発剤というのは、卵胞を育てて、排卵を助長するものなのですが、その一方で、子宮内膜が薄くなってしまうといった副作用も生じてしまいます。 これが本質的な原因かどうかは、明白に判明しているわけではございませんが、排卵誘発剤を用いたケースでは、流産の可能性がが少し高くなるといった考えを抱える医師の方もいらっしゃいます。 遺伝子異常で障害を持つ子供が産まれる確率は? 排卵誘発剤を利用して、人工的に排卵を助長すると表現すれば、自然排卵じゃないといった理由のみで、避ける女性もまだまだたくさんいます。 「障害を持っている子どもが、生まれてくる可能性が大きくなるんじゃ」という意見も存在します。 実際のところ、人工的にホルモンを投与すことになる治療ですから、副作用が一切無いとは言い切れません。 ですが、 排卵誘発剤によって、卵子の遺伝子異常が増加するといったデータは、これまでございません。 障害を持っている子どもが生まれる可能性に関しては、自然妊娠とほぼほぼ大差ないと判断して問題ありません。 排卵誘発剤は妊娠する確率が上昇します 排卵誘発剤というのは、質の高い卵胞を形成し、排卵を助長するものですので、妊娠の確率を引き上げてもらえます。 排卵障害が不妊に影響を及ぼしているケースでは、 排卵誘発剤においての治療が一番効率的になります。 それに加えて、自然周期での妊娠が困難を極めるケースでも排卵誘発剤が用いられます。 体外受精や顕微授精といった、2つ以上の高い品質の卵子の採取が求められる治療だとしても、排卵誘発剤は利用されます。 ですが、 効果が見られる治療ほど、副作用のリスクも大きくなっていきます。 それに伴って、女性の卵巣や子宮の状態も視野に入れつつ、どういった薬を利用するのか、医師としっかりと相談して、了解した上で、して頂くことが重要になるのです。

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排卵誘発剤とは?注射で不妊治療をするの?費用や種類、妊娠率は?

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日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医で、現在は藤東クリニック院長... 不妊治療は一般的に、妊娠しやすいように排卵日を調べて性交に取り組むタイミング法から始まりますが、その次のステップとして「排卵誘発剤」の使用を医師から提案されるケースが多くあります。 排卵誘発剤には、飲み薬や注射薬など様々な種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?今回は、排卵誘発剤の種類や費用、妊娠の確率などをご説明します。 排卵誘発剤とは? 排卵誘発剤は、その名のとおり、排卵を促すための薬です。 不妊の原因として、生理は来るものの排卵が起こらない「無排卵周期症(無排卵月経)」や、生理がない「無月経」、卵胞の発育を妨げる「黄体機能不全」など、排卵障害があると考えられる場合に排卵誘発剤が使われます。 また、タイミング法でなかなか妊娠ができず、その原因がはっきりしない場合や、体外受精や顕微授精のために採卵する卵子の数を増やす目的などでも排卵誘発剤を使うことがあります。 後述のとおり、排卵誘発剤には様々な種類があります。 自分の症状や目的に合わせて、医師から処方されたとおりに使うことが大切です。 関連記事 排卵誘発剤の種類は?注射薬もあるの? 排卵誘発剤には、内服薬(飲み薬)と注射薬があります。 以下、婦人科でよく処方される排卵誘発剤をご紹介します。 内服薬(飲み薬) クロミッド(成分:クロミフェン) クロミッドは、比較的軽い排卵障害があるときや、排卵のリズムが不安定で性交のタイミングを取りづらいときなどに処方される、スタンダードな排卵誘発剤です。 通常、生理(月経)の5日目から1日1錠、5日間内服します。 クロミッドの成分であるクロミフェンは、脳の視床下部や脳下垂体に作用して「FSH(卵胞刺激ホルモン)」と「LH(黄体刺激ホルモン)」の分泌を促します。 この2つのホルモンが分泌されることで卵胞が成熟し、排卵が促されます。 関連記事 排卵誘発剤の排卵率・妊娠率は? 排卵誘発剤を使った場合の排卵率と妊娠率は、薬の種類やその人の年齢、症状などによっても異なります。 関連記事 排卵誘発剤の副作用は? 排卵誘発剤は薬の力で排卵を促すため、使用後に副作用が現れることもあります。 そのため、何ヶ月かクロミッドを使用しても妊娠しない場合は、ゴナドトロピン療法などに切り替えます。 排卵誘発剤を処方されたときには、起こりうる副作用について必ず医師に確認し、薬の使用中に何らかの症状が現れたときも、すぐ医師に相談するようにしましょう。 関連記事 排卵誘発剤の費用は?保険は適用される? 排卵誘発剤の使用にかかる費用は、薬の種類や使用目的によっても異なります。 基本的には健康保険の適用対象となり、自己負担額は3割で済みますが、場合によっては一部自由診療となり、自己負担額が高くなるケースもあります。 クロミッドなどの飲み薬は、ほとんどのケースで健康保険の適用対象となります。 そのため比較的費用が安く、1ヶ月(5日分)あたりの自己負担額は500円程度です。 注射薬の場合、「注射をしないと排卵に至らない」という場合には保険適用で、「採卵のために意図的に卵子を増やしたい」という場合は保険適用外になるなど、ケースによります。 保険適用の場合、1回あたり約1,000~1,500円ほどです。 飲み薬も注射薬も、初診料や再診料、事前の検査費用などがプラスでかかることもあります。 また、治療の内容によっては、数日間にわたって通院し、毎日注射をする必要がある場合もあり、そのぶん費用もかさみます。 それに加えて、排卵誘発剤は保険適用の回数に制限があるため、その回数を超えたぶんについては自己負担となります。 治療を始める前に、目安としてどのくらいの費用がかかるのか医師に確認したうえで、不妊治療にかける予算などを検討しましょう。 排卵誘発剤の種類はさまざま 排卵誘発剤には様々な種類があり、それぞれ効果や副作用、適切な使い方などが異なります。 まずは婦人科で検査を受け、自分の症状や体質に合った薬を処方してもらいましょう。 排卵誘発剤を使ううえでわからないことがあれば、かかりつけの産婦人科医に相談し、不安を解消したうえで治療に取り組んでくださいね。

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