デスクトップパソコンを買いたいと思っても、 「高い買い物になるし、慎重に選びたい…」 「イラスト制作用にはどれがいいんだろう?」 など、より良い1台が欲しいからこそ悩んでしまいますよね。 そこでこの記事では、 ・家電販売員への聞き取り調査 ・パソコンメーカーへの聞き取り調査 ・メーカー14社の製品を比較した編集部の独自調査 をもとに、 タイプ別おすすめのデスクトップパソコン12選をご紹介します。 あわせて、デスクトップパソコンを選ぶポイントも詳しく解説しているので、 使う 用途 に合った 快適な 1台が手に入りますよ。 先に編集部おすすめのデスクトップパソコンを見たい方は 下記のタイプ別リンクからチェックしてみてくださいね。 表内で同じ位置にあるものなら両社に 大きな違いはありません。 また、 「Pentium」や「A SERIES」以下のCPUは最低限のスペックのため、「快適さ」という観点ではおすすめできません。 メモリ• ストレージ• パソコンを快適に使用するには、これら すべてが用途に合ったスペックであることが求められます。 次に、 好みの本体デザインのものから選びましょう。 デスクトップパソコンのデザインは 大きく分けて下記3つになります。 そのため、デザインにこだわりはなく、ハイスペックな製品の購入を考えている方は 「タワー型」を選ぶのがおすすめですよ。 なお、インテル社の「Core」シリーズは新しいモデルが販売される度に 「 第〇世代」とナンバリングされ、 第7世代 Core i7 < 第8世代 Core i7 < 第9世代 Core i7 といったように、同じCPUでも 世代表記が上なほど 処理速度に優れます。 価格の安いパソコンは、 古い 世代のCPUが搭載されていることがあるので注意しましょう。 近所に大きな家電量販店がない方は通販での購入がおすすめです。 現在、ノート型の方が主流になっているため、大きな家電量販店でないと デスクトップパソコンの取り扱い数は少ないです。 そのため、近所に店舗がなく、遠方に行くのは面倒…という方には 通販での購入がおすすめです。 なお、メーカーによっては 通販でも電話相談やチャットでアドバイスをもらいながら購入できるので、不安な方はぜひ利用してみてくださいね。
次のCPUはパソコンの頭脳に例えられる部分で、性能が高いほどあらゆる処理速度が向上します。 CPUを製造しているメーカーは、主にインテルとAMDの2社。 なお、多くのノートパソコンにはインテルのCPUが搭載されています。 Coreとはインテルが製造するCPUのシリーズ名のことで、「i5」と「i7」であれば後者のほうが性能が高く、よりパソコンがサクサクと動きます。 ただし、性能に比例して価格も高くなるので、コスパ重視の方は注意しておきましょう。 また、ゲームや動画編集などの重いデータ処理も行うのであれば、Core i5以上のCPUがおすすめ。 文書作成やウェブ閲覧程度の用途であれば、Core i3でも十分です。 なお、同じCore i7やCore i5のなかでもスペックは細かく分かれていますが、同シリーズで迷った際はCPU周波数もチェック。 単位はGHzで示され、数値の高い方が、よりCPUの処理速度が高速であることを指しています。 メモリ メモリとは、一度に作業できるスペースのようなもので、容量が大きければ大きいほど多くの作業を同時に行えます。 また、スペックが高いほどデータの重いゲームや動画編集が快適に作業できるようになるのもポイント。 ウェブ閲覧や文書作成程度であれば4~8GB、複数のアプリを立ち上げてマルチタスクをする方であれば8GB以上をベースに考え、動画編集やFPSなどの動きの早いゲーム用の場合は16~32GBを目安としましょう。 ストレージ PCに搭載されているストレージは主に、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類。 HDDは容量当たりの価格が安いのが特徴で、2TBや4TBを超える大容量でも比較的リーズナブルに購入できるのが魅力です。 SSDはHDDよりも読み込み、書き込み速度が速いことが特徴。 メモリーチップでデータの読み書きを行うため処理速度が早く、ソフトの起動時間もHDDと比較して短くなっています。 また、本体内部で稼働するパーツがないので静音性に優れているほか、本体サイズが小さくて軽いのも魅力。 画像編集や動画制作などでデータの保存をストレスなくスムーズに行いたい方におすすめです。 グラフィックボード GPU 画像や映像の処理を専門に行うプロセッサがGPUです。 一般的なパソコンの場合は、GPUを内蔵したCPUを搭載しているモデルが主流です。 インターネット閲覧やMicrosoft Officeの利用、DVD・Blu-ray再生といった用途なら、内蔵GPUでも十分です。 しかし、3Dゲームや動画編集など負荷の高い画像処理を行う場合はスペック不足になることも。 映像を表示するのに時間がかかり、滑らかに表示できない場合があります。 その場合は、グラフィックボードを搭載したモデルがおすすめです。 高性能で定評があるNVIDIA社のグラフィックボード「GeForce」は、3D映像処理に強いことで人気。 AMD社の「Radeon」は、3D・2D処理のバランスがよく、リーズナブルなモデルが多いのが特徴です。 機能・オプションで選ぶ 付属品をチェック By: 最近のパソコンは、ディスプレイへの映像出力にHDMI端子を採用しているモデルが一般的です。 「HDMI」とは接続端子として広く普及している規格で、劣化しにくいデジタル信号を採用しているのが特徴。 ハイクオリティな映像と音声を出力することが可能です。 また、映像出力だけでなく、給電やデータの転送なども可能なUSB-Cケーブルに対応する端子が付いているかも要チェック。 コンパクトで軽量なノートPCに多く採用されていますが、デスクトップパソコンのなかにも対応モデルが増えてきています。 なお、用意されている端子の数が多ければ多いほど汎用性が広がるので、幅広い用途でデスクトップパソコンを活用したい方は端子の種類もぜひチェックしておきましょう。 デスクトップパソコンのおすすめメーカー 日本電気 NEC By: 一般的なデスクトップモデルはもちろん、スリムタイプや一体型のラインナップも豊富なNEC。 優れた液晶ディスプレイや音響技術を活かし、テレビや映画などのコンテンツを高品質で視聴可能。 さらに、録画もできるAV機能が搭載されているモデルや、スタイリッシュなデザインのモデルも人気です。 また、マニュアルや初心者用の説明書、使い方が学べるアプリケーションなどが用意されているのもポイント。 特にパソコン初心者の方におすすめのメーカーです。 富士通 FUJITSU 高速データ転送が可能な「インテル Optaneメモリー」を搭載した、一体型のWindowsデスクトップパソコンです。 フルHD解像度対応の23. 8型ディスプレイを搭載。 広視野角IPSパネルを採用しており、斜めからでも精細な映像が楽しめます。 CPUには第8世代のインテル Core i7プロセッサを採用。 ノートパソコン用のプロセッサながら、パワフルな処理能力を有しています。 メモリ容量は8GB。 ストレージには、3TBの大容量HDDとOptaneメモリ16GBを搭載しています。 また、キーボードやマウスだけでなくリモコンも付属。 27型の大画面とハイレゾ対応の高音質スピーカーが搭載されたデスクトップパソコンです。 フルHDの一体型ディスプレイは、4辺の縁が狭くとられており、すっきりとした印象。 美しく、迫力のある映像が楽しめます。 また、Blu-rayドライブやSDカードスロット、USB3. 0端子に対応するUSBポートなどを前面に設置。 利用頻度の高い外付け機器をスムーズに使えます。 さらに、第9世代インテルCorei7-9750Hプロセッサを採用し、快適な動作を実現。 動画の視聴から編集、インターネットもストレスなく利用可能です。 液晶ディスプレイの下には、2. 1chのスピーカーを付属。 オーディオメーカー「Pioneer」とコラボレーションしており、臨場感あふれるサウンドを体感できます。 自宅での動画・映画鑑賞の環境にこだわる方にぴったりなモデルです。 手頃な価格が魅力的なWindowsデスクトップパソコンです。 CPUには第9世代のインテル Core i3-9100プロセッサを採用しています。 4GBのメモリを搭載しており、Web閲覧や文書作成におすすめです。 ストレージには1TBのHDDを搭載。 画像や動画も充分に保存しておけます。 インターネットはLANケーブルによる有線接続と802. 11bgnワイヤレス接続に対応。 Bluetooth対応マウスやキーボードも使用できます。 DVD-RWドライブやUSB3. 1 Type-Aポート、5-in-1メディアカードリーダーなど、インターフェイスが充実している点もおすすめです。 5インチのディスプレイを搭載した一体型のWindowsデスクトップパソコンです。 タッチ操作にも対応しており、直感的な操作ができます。 ディスプレイのベゼル幅が狭く、金属加工のスタンドを採用。 コンパクトでおしゃれなデザインです。 搭載CPUはCore i3-9100Tプロセッサを採用。 ストレージには2TBのHDDを搭載しているので、文書ファイルだけでなく、写真や動画もたっぷり保存できます。 メモリ容量は8GBですが、最大16GBまで増設可能。 一体型ながら、パーツのグレードアップができるのはポイントです。 ワイヤレス接続可能なキーボードとマウスが付属しているので、購入後にすぐ使い始めたい方におすすめです。 スタイリッシュで洗練されたスタンドが特徴的な一体型デスクトップパソコンです。 コの字型の画期的なデザインによって、省スペースを実現。 安定性がありながら柔軟性も有しており、好みに合わせて角度調節ができるのも魅力です。 第9世代インテルCoreプロセッサを搭載しているので、スリムなボディながらパフォーマンスは高速。 インターネット検索などの作業も快適に処理できます。 1TBのストレージを採用しており、音楽や写真などを十分に保存できるのもポイント。 大切な思い出やデータを、パソコン上にも残しておきたい方にぴったりです。 日常的にオンラインコンテンツを楽しみたい方にも、自宅で作業したい方にもおすすめのモデルです。 広視野角ノングレアディスプレイを搭載したWindowsデスクトップパソコンです。 光の反射や映り込みが少ないので、作業に集中して取り組めるのがメリット。 高さ調節もできるので、環境やユーザーの体格に合わせて変更できます。 搭載CPUはインテルのCore i5-9500。 8GBのメモリを搭載しているので、Web検索しながら快適にビジネス資料を作成できます。 ストレージには1TBのHDDに加えて、256GBのSSDを搭載。 パソコンやアプリの起動が速く、作業効率を向上させたい方におすすめです。 コンパクトな本体にモニター・キーボード・マウスが付属したWindowsデスクトップパソコンです。 光の反射や映り込みの少ないノングレアタイプを採用しています。 CPUには第9世代のインテルプロセッサ、Core i5-9500を搭載。 8GBのメモリを備えているので、マルチタスク作業にもおすすめです。 ストレージは1TBのHDDのみですが、ビジネス資料をはじめとする文書ファイルの保存には充分な容量を備えています。 また、「Office Home and Bussiness 2019」が標準で付属している点もビジネス用途で使いたい方におすすめです。 第9世代インテルCore i5プロセッサ搭載のモデルです。 汎用性の高いPC環境を構築できるWindows 10 Proに対応。 インテルOptaneメモリーによって、頻繁に使用するファイルやアプリケーションを高速で起動可能です。 安心・安全に作業しやすいセキュリティの信頼性も魅力。 シャーシイントルージョンスイッチが、システム内部に侵入した不正なアクセスを検知する役割を果たします。 また、Dell SafeData機能によって、クラウドに保存されるデータを保護。 パソコンに保存されたさまざまなデータを、外からの攻撃から守り、安全性を確保します。 タワータイプは、幅15. コンパクトながら、サクサクと仕事を進められるデスクトップパソコンを探している方は、ぜひチェックしてみてください。 デザイン性に優れた、おすすめのデスクトップパソコン。 本体サイドには透明パネルを採用しているので、部屋のインテリアとしても楽しめます。 単色でのライティングのみならず、カラフルかつ多彩な発光パターンを設定できるのがポイントです。 CPUには、高性能な8コアCore i7-9700を搭載。 グラフィックボードには、4GBのGeForce GTX 1650 SUPERを搭載しています。 また冷却性能に優れているのが特徴。 フロントに付けられた3連単のLEDファンが、ケース内の熱を冷却し、最適な処理速度を保ちます。 機能的な配線によって、ケース内部のエアフローを最適化しているのも魅力のひとつです。 冷却性能の観点からDVDドライブは搭載されていないため、DVDで映画観賞などを行いたい方は注意しておきましょう。 クリエイターの意見を参考にしながら開発された、おすすめのデスクトップパソコン。 高い負荷に耐えうる処理性能はもちろん、移動などのハード面でも工夫が凝らされているのがポイントです。 上部にはハンドルが、下部にはキャスターが付いているので、本体をラクラクと動かせます。 USB3. 0ポートや電源スイッチなどは、本体上部のオープンスペースへ配置。 さらに、光学ドライブやリムーバルハードディスクをフロント上部からすぐに出し入れできるなど、使い勝手に優れているのが特筆すべき点です。 メモリは16GBと十分にあるので、気兼ねなく作業を行えます。 ストレージは512GBのSSDに加え、2TBのHDDを搭載。 ソフト面だけでなく、ハード面も重視したい方におすすめのデスクトップパソコンです。
次の最近のデスクトップパソコン事情 デスクトップパソコンは仕事がしやすく、低価格や性能志向などラインナップが豊富なのが魅力です。 反面、性能の見きわめは難しく、機体デザインも千差万別です。 高性能なノートパソコンでデスクトップパソコンを置き換えるという流れもありますが、筆者はやはり「仕事はデスクトップパソコンで」と考えています。 理由は、同じ価格でも性能がすぐれていること、大画面モニタで作業が快適なことです。 近年のデスクトップパソコンのトレンドは、用途別による「二極化」。 地上デジタル放送などテレビ番組の視聴・録画向け製品(テレパソ)と、Web閲覧やオフィス作業、画像管理など従来からのパソコン用途の製品の二つに分かれつつあります。 売れ筋は、省スペースのテレパソ。 「地デジ完全移行」にともなうブームは終了したとはいえ、各社ともテレビ機能の充実を競っています。 一方、テレビ機能がない15万円未満の機種にも人気があります。 デザイン的には、本体の設置スペースが小さい「薄型・省スペース型」が支持を得ています。 特筆すべきは、外資系メーカーが元気なこと。 直販制を生かしたカスタマイズ(BTO=Build to Order)に加え、店頭での勢いも上昇中。 モニタ別売りで7万円以下の激安製品も人気です。 いま初心者におすすめのデスクトップパソコン 初心者向けであまり後悔しない選択としては、以下のデスクトップパソコンがおすすめです。 5型一体型の省スペースデザイン。 テレビとTwitterの連携機能もあり、番組を見ながらつぶやくことで、同じ番組を見ている人と印象を共有できます。 小型ながらYAMAHA製ステレオスピーカーを採用して、エンタテイメント性も高くなっています。 ・DELL Inspiron One 2330 DELLの初心者向け一体型パソコン。 CPUは新型のCore i5を使いながらも安価。 23型モニタが付属しても8万円台からというお得さ。 「そこそこの性能で手軽に買いたい」というユーザーに適しています。 3色のカラーのシンプルなデザインで、省スペース。 スマートフォンで撮影した写真を簡単にパソコンに取り込む機能を備えています。 デスクトップパソコン選びのポイント デスクトップパソコン選びのために、ポイントをまとめました。 それぞれの解説をもとに、自分に合ったデスクトップパソコンに出会ってください。 一体型、セパレート型、省スペース型……機体デザインで選ぶポイントは? 低価格・省エネがウリの「ネットトップ」パソコン。 低価格な分だけ性能がおさえられていますが、メールなどで使うには十分な性能です。 パソコンの騒音は仕事上の思考を妨げます。 静かなことも大事なポイントです。 モニタの大きさ、解像度は、パソコンの「使いやすさ」に大きく影響します。 目的によって、望ましいパソコンの性能は千差万別。 その留意点は……。 ソニー、富士通、アップルなど、メーカーごとの動きやおすすめ機種を。
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