エレン 骸骨。 ダメージ、シーズン 4 を購入

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エレン 骸骨

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이 娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。 魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。 毎週月曜に最新話が公開されます。 前回のあらすじは、カルルの卒業から4年後。 アイリスは弓の名手へと成長。 エステルは成人式を終えたが、カルルは領地内の管理で忙しく、本来やるべき成人式を先延ばしにしていた。 今度あるカルルの誕生日に合わせ、成人式をやることになったので、エステルはプレゼントを買いに、下町まで行くことにする。 公爵の許可をもらいに執務室まで行くが、皇帝とまたトラブルが発生した模様。 公爵は、これまで制限していた外部との交流を元に戻すことにする。 そしてエステルが隠れて浄化していたことを指摘。 これによりレイモンド侯爵との領地問題が解消されると、ケルソンは大喜びだ。 一方、公爵は、反省の色がないエステルに呆れるのだった。 詳しくはにてまとめてあります 漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」67話のネタバレ エステルは、アンとエレンと一緒にお茶を飲んでいた。 ケルソンは過労なのではと心配するエステルに、面白いことを考えるものだと驚くエレン。 アンは、お嬢様はよく観察しているので、気配りしたのだと教える。 そこへロイがやってきて、一緒にお茶しても良いかと、エレンの隣に座る。 また訓練をまともにやらなかったのであろうと、エレンはロイを注意する。 素手でマカロンをつまみ食いするロイ。 エレンは汚いと顔をしかめるが、そんなこと知ったことじゃない、お前のような貴族とは違うと、ロイは全く悪びれない。 そういう意味じゃない、手を洗ったのかと言い、エレンはロイにげんこつする。 エステルはアンに、一緒に下町に行かないかと誘う。 アンは、この髪色のせいで目立つからと遠慮するが、ウィッグや帽子をかぶればいいじゃないと言うエステル。 下町に行くのかとロイが聞くので、兄のプレゼントを買いにいくこと、公爵の許可はとってあることを話し、ロイも一緒に行くかと誘う。 エレンは断ろうとするが、ロイは、護衛は多いほうが良いからと答える。 精霊がいるからそこまで護衛は必要ではないとは思うエステル。 アンも一緒に行くと返事してくれたので、エステルは喜ぶ。 そんな2人の様子を微笑ましく見つめるロイを、妄言は自由時間の相手だけにしてと、冷淡にけなすエレン。 ロイは自由時間に何をしているのか、飲み屋にでも行くのと、エステルが言うので、2人は顔を真赤にして訂正する。 自由時間も熱心に訓練している、エメル・アストラーダにしごかれているのだという。 次第にエメルのことが話題の中心になり、ロイがエステルに、訓練中のエメルを見に行くかと誘う。 エレンはそんなロイを注意しようとする。 エステルは、自分の知らないエメルの一面を見てもいいのかと不安になるが、ロイに促され、こっそり見に行くことに。 そしてロイとエステルは、生け垣からこっそり覗く。 訓練中のエメルの表情は、狂気に満ちたものだった。 本当に別人のような彼。 対戦でエメルに負けた騎士を踏みつけ、その程度なら騎士を止めたほうがいいんじゃないかと、見下す。 ロイは、自分が知っているエメルはあのような人物だと話す。 エステルは突如立ち上がり、エメルに直接注意しようかと考える。 だが、何故厳しく訓練しているのか、あの人は怪我したかもしれないがそれはエメルのやり方かもしれない、自分が干渉していいのだろうかと、彼女はわからなくなってしまった。 エメルに踏みつけられている騎士がエステルに気づき、お嬢様と声を出す。 慌てて振り向くエメルは、エステルの表情を見て、ショックを受ける。 そしてお互いに目を逸らす。 エステルは、そこから走リ去った。 見なければよかった、見られてもいけなかった。 エメルはどうして追いかけてくれないのかと、彼女の心に暗い影が。 その後ロイは、自分の命があとどれぐらいあるかと、険しい表情をしていた。 そしてエステルに、エメルに失望したかと尋ねるのだった。 漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」67話の感想 いつもにこやかなエメルですが、それはエステルの前だけで、普段はかなりキツイ性格のようです。 エステルにだけ優しいというのは、彼女に好意があるのは勿論ですが、エステルが純粋な心で接してくれるからではないでしょうか。 人間誰しも完璧ではないですし、ましてエメルは若いので、何かしらマイナス面があるのは当然だと思います。 エステルを失いそうになったこともあり、トラウマを抱えています。 生い立ちにも何かありそうです。 あのように他人を見下している行為を良しとしているわけではないですが、ただ完璧な人間などいないということですね。 しかしエステルにそれを見せることで、ロイは何をしたかったのでしょうね。 彼女にエメルの良いところだけでなく全てを理解してもらい、視野を広く持ってほしかったのか。 エメルには、どのような行動をとっているのか、エステルを使うことで自覚させたかったのか。 またエステルとエメルがぎくしゃくしそうで心配です。 次回のエピソードは それではここまで読んで下さってありがとうございました また次回もお楽しみに.

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漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」67話のネタバレと感想!あらすじまとめ

エレン 骸骨

において公開されているであり、最新版は公開のver. 08となっている。 本作は「謎解きのおもしろさや斬新な設定」でのにおいても話題になったとされ 、ふりーむ! の累計ダウンロードランキングでは1位(10月31日時点)となっている。 でリマスターされた『魔女の家MV』(英題:The Witch's House MV) が、2018年10月31日、DANGEN Entertainmentよりにリリースされた。 概要 [ ] 森の奥に位置する魔女の家からのであり、プレイヤーは手がかりをもとに謎を解いていくが、行動や選択肢を誤るとの少女ヴィオラは即死してしまう。 作中において登場する「魔女の日記」からは、主であるの半生を断片的に知ることができる。 そして最深部にある日記から、魔女の本当の目的が明らかとなる。 評価と影響 [ ] ()では、数多くの仕掛けによる無残な死と『』の非日常的な恐怖感を併せ持った作品として紹介されている。 もぐらゲームスの記事では、「ホラー要素の卓越性はもちろん、『かわいい』と『怖い』の相性の良さに驚かされ」たと評されており、「いたいけな少女が、世にも壮麗な館で、愛くるしい動物たちに囲まれているからこそ、彼女を襲うおぞましいシチュエーションの異様さがいっそう際立つ」とされている。 また複数用意されたについては、「鮮やかな手法」によって「今までのプレイすべての意味すら変えてしまう」ものであり、「本作を名作たらしめている」と評されている。 ツクールwebのコーナー「名作図書館」では、「何かに追い掛けられる恐怖、部屋の禁忌に触れ無残にやられる恐怖、謎解きに失敗できない緊張から来る恐怖など、バリエーションも豊かな恐怖が『楽しめる』」と評されており、また仕掛けごとに独自の「死に方グラフィック」を用意している点についても評価されている。 の記事において徳岡正肇は、RPGツクールによる名作の一つとして『』とともに本作をあげている。 の記事「で作ったゲームが2010年代日本で人気の不思議」において飯田一史は、『』『青鬼』『Ib』『魔女の家』という「先駆があったおかげ」で「ホラー、が隆盛している」と述べている。 「ブリキの時計」が『』(公開)を制作するきっかけは、本作をプレイしたことであるという。 2015におけるプロデュースの超ホラーゲームお化け屋敷では、『』『クロエのレクイエム』『』『』とともに題材となった。 ニコニコ超会議2016の超ホラーゲームお化け屋敷においても、『』『』『』『Death Forest』『青鬼』とともに題材となっている。 エレンの日記 [ ] 2013年にから『魔女の家 エレンの日記』(イラスト:おぐち、)が発売された。 作者であるふみー自身が執筆を担当しており、ゲーム原作者による書き下ろし小説はフリーホラーゲーム史上初めてとされる。 と出会い魔女となった少女エレンの物語であり、ゲーム本編に先立つ内容である。 からに訳版()が発売された。 またによる版が『』()2017年7月号から連載されており 、同年に ドラゴンコミックスエイジから単行本( )として発売されている。 『魔女の家 エレンの日記』の版としても発売されている。 テキストは紙書籍版とほぼ同一。 一部加筆、修正あり。 書籍版との違いは、小説執筆当時にお蔵入りしていた掌編「黒猫のモノローグ」が収録されていること、原作者書き下ろしの表紙1点挿絵35点が収録されていることである。 魔女の家MV [ ] 2018年にからがにリリースされた。 開発ツールはからに変更されている。 魔女の家の作者であるふみーによれば、キャラクター、マップなど、すべてのグラフィックを作り直し、2Dならではの美しさ、「魔女の家」らしい雰囲気作りにこだわり、開発期間は、フリー版の5倍以上を費やしたということである。 グラフィック向上のほか、フリー版にはない新要素として、難易度選択が実装されている。 高難易度モードでは、フリー版と比較して謎解きなどの攻略方法が変更されたほか、日記の内容等が変更されるなど、フリー版にはなかった要素が追加されている。 脚注 [ ] []• - (2014年1月14日アーカイブ分)• 2018年10月31日閲覧。 KADOKAWA. 2019年3月1日閲覧。 Jay is games 2012年11月17日• もぐらゲームス 2014年9月6日• 4Gamer. net 2018年4月24日• Excite Bit コネタ 2016年9月12日• 2015年3月26日• 2015年5月6日• 2016年4月29日• 2016年4月30日• - (2017年9月6日アーカイブ分)• 2017年6月9日• コミックナタリー 2017年12月10日 外部リンク [ ]•

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コメント/イベント07_探索!渚のゴーストシップ

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(1) 男は昔、新兵だった。 エレン・イェーガーと呼ばれていた。 人食いの巨人が存在し、人々は巨人を恐れていた。 巨大な壁を建て、人類はその中で暮らしていた。 新兵であったエレンは人間でありながら巨人に為ることができた。 エレンは人々に恐れられたが、巨人に対等に渡り合える唯一の人間であったため、いつしか人類の希望として扱われた。 人々にはもう一つ希望があった。 人類最強の名を冠するリヴァイ兵士長だ。 彼はたった一人で一個旅団並みの強さがあった。 彼らは何万人もの兵士と共にいくつもの死線を越えてきた。 何人もの仲間を失い、時には悲しみに暮れ、気が狂いそうな程の怒気に押しつぶされた。 巨人は永遠に葬れないかもしれないとエレンは時々思った。 それでも何千年後かに巨人がすべていなくなる世界を夢見た。 壁の外を自由に歩き、白砂で囲まれ塩の水で出来た大きな海に足を浸すのだ。 太陽のきらめきを受け反射する水面を眺め、潮風を胸いっぱいに吸い込み、見渡す限り壁のないまっさらな海辺で彼は隣を見やり「良いところですね」と声を掛ける。 はたして戦いの中で思い描いた夢の相手は誰だったのか。 今のエレンでは思い出せなかった。 (2) エレンは昔の記憶をいつも持っていた。 前の人生も、その前の人生も、もっとずっと昔の記憶も持っていた。 べつにそれは苦ではなかった。 それら前世の記憶は嬉しかったこと辛かったこと悲しかったこと、印象に強いものだけ覚えていたので生きているうちの思い出が人より少し多いだけのように思えた。 昔から周りの人間もあまり変わらなかった。 両親、幼馴染、友人、上司。 彼らは昔の記憶を持っていたり、持っていなかったりとまちまちだった。 今生では忘れていても、次の人生で会うときは覚えていたりした。 どの人生も充実していた。 医者になったこともあったし、また兵士になったこともあった。 結婚しなかった時もあったし、子供をたくさん持ったこともあった。 何人もの孫に囲まれて看取ってもらった時も若くして事故にあったことも、戦場で命を落としたこともあった。 海には四度目の人生で足を訪れることができた。 幼馴染と来て、海のあまりの美しさに三人で涙を流した。 世界はすっかり平和だった。 だが不思議なことが一つあった。 エレンが新兵だった時のもう一つの希望、リヴァイ兵士長だけには、どの人生でも出会えなかった。 (3) リヴァイ兵士長は男らしく、冷徹に見えて、情に熱い人だった。 エレンはリヴァイが涙を流すところを見たことはなかったが、時たまとても遠いところを見ているような、悲しみを集めたらこんな色ではないだろうかと思うような、薄い灰色の目を眇めていた。 リヴァイ兵士長の表情は少なく、怒っているのか悲しんでいるのか喜んでいるのか、たまにまったく分からない時があった。 だからエレンはリヴァイのことを兵士として尊敬していたが『よく分からない人』とも思っていた。 一度エレンが死に掛けた時、リヴァイは非常に焦った顔をしていた。 うなじを切った巨人の中からエレンを引きずり出したとき、リヴァイは大声で彼の名前を何度も呼んだ。 朦朧とする意識のなかでエレンが目を開けると、目に痛いほどの青空を背景にリヴァイの顔が見えた。 灰色の目がいつもより鈍く光っているように見えた。 真っ白な白目と灰色の眼球が、ぬるりと光っている。 目が合うとリヴァイは大丈夫かと聞いた。 エレンが身体の状態と戦果を切れ切れに呟くと、リヴァイは詰めていた息を少し吐いて、焦った顔をやめた。 部下が生きていて心底ホッとしているように見えた。 (4) エレンは毎度毎度、生まれ落ちるたびに、一人の上司が居ないことを少し考えた。 リヴァイは行動力があり体力も並はずれた存在で仕事のできる人だったから、どこか違う国で仕事をしているか、まったく接点のない場所にいるか、今回はたまたま会えないだけだろうと考える。 しかしあまりにも偶然が重なって、リヴァイだけに会えない人生が今も続いていると、なぜだか妙に会いたかった。 自分から何を話すでもないが、あの血生臭くて悲しくも勇ましい日々の思い出話に興じたくなった。 かの勇敢な人が今何をしているのだろうかと考える日もあった。 何度かリヴァイと関係のある人に彼の居所を聞いたが彼らもまた知らないようだった。 リヴァイはどこか旅をしているのだと、エレンは眠りにつく前に想像したりした。 (5) エレンは兵団に入団して間もない時に一度リヴァイと自室で会話したことがある。 その日は豪雨で地滑りが懸念される程の天気で、雷がひどい音をたてて鳴っていた。 予定されていた訓練は中止され、兵士は思い思いに時間をつぶしていた。 エレンは幼馴染から借りた禁書を自室で読んでいた。 あまりに夢中になっていたからかリヴァイが入室していたことに気付けないでいた。 頭上からリヴァイに、それは何だと声を掛けられ、エレンは軽く心臓が止まるほど驚いた。 また、禁書を没収されるかもしれないという考えが頭によぎった。 リヴァイは日の当たっていない生白い指で本の挿絵を指差した。 そこには海が描かれていた。 「これは壁外にあるとされる海というものです。 」 「綺麗だ」 綺麗。 エレンは口の中で呟いてみた。 いつも粗野な態度のリヴァイから出るには珍しい言葉だった。 そのぶっきらぼうな兵士長から出た「綺麗」という響きは不思議とエレンの頭のなかに深く残った。 (6) いつだったか、新兵の時に住んでいた城ではない場所を拠点としていた時、夜明け前に目を覚ました。 空は薄青くまだ少し暗かった。 ふと壁の上に登りたいと思って、宿舎を抜け出した。 壁上にはすでに先客がおり、小柄な黒髪が見えた。 リヴァイ兵士長だった。 慌てて敬礼したあとに立ち去ろうと思ったが、彼はそれを制した。 だから隣に立って朝日が昇るのをしばし待った。 美しい光と共に太陽が昇ってくると、リヴァイ兵士長は小さい声で「お前は海が見たいか」と聞いた。 内心ひどく驚いたが、声だけはしっかりと「はい」と答えていた。 「そうか。 」 リヴァイ兵士長は眩しいのか少し目を細めていた。 彼の肌がものすごく白く、その肢体が人類最強とは思えないほど小さく非力なものに見えたから、「なんで分かったんですか」も「兵長も見たいんですか」も「いっしょに見に行きませんか」も言えなかった。 兵長もそれ以上なにも言わないで太陽が昇り切るのを見ていた。 兵長の考えていることはよく分からないから間違っているかもしれないが、兵長も海が見たいんだと思った。 だけど朝日に照らされる兵長の灰色の目や肌や、髪が、キラキラしていてあんまりにも美しかったから俺は兵長を見ていると呆然としてしまって、何も聞けなかった。 [newpage] (7) エレンは上司であるリヴァイ兵士長が殉死した時のことをよく覚えていない。 なぜなら人類最強と謳われた彼にしては、あまりにもありふれた死に方をしたからだ。 巨人が生きている時代にエレンはそうやって死んだ兵士を何度もみていた。 巨人の口の中からリヴァイ兵士長を引きずり出し、その体を腕に抱いた時、焦りと怒りと悲しみで混沌とした頭の中で「あ、これは助からないな」と冷静なエレンが頭の後ろで囁いた。 目頭がカッと熱くなったと思ったらリヴァイ兵士長の頬にボタボタと雫が降り注いだ。 涙だった。 エレンは獣のように咆哮した。 何もかもすべてが嫌だったからだ。 血だらけのリヴァイ兵士長を抱き込むと恐ろしいほどの殺意と悲しみが降って湧いてきた。 エレンは生きているうちにこれ程までにリヴァイ兵士長の近くに寄ったことがなかった。 だから彼がこんなにも小さく、細いとは知らなかった。 腕に抱き込めば、子供のようだった。 エレンの耳にリヴァイ兵士長の唇が当たり、何事か囁くように動いた。 エレン、と唇は動いていた。 (8) 暗くて、粘膜に染み入るほどの花の香りと共にリヴァイ兵士長の葬儀は執り行われた。 どの兵団からも大勢が参列して、部屋中に悲しみが埋め尽くしていた。 深い絶望色をした夜の中、雨が少し降っていた。 棺の中のリヴァイ兵士長は、血がきれいに拭われ、真新しい兵団服にトレードマークの白いスカーフをきちんと首に巻いていた。 なんだか変な気分だった。 兵長が眠っているところを正面からみる機会なんて絶対になかった。 兵長は白百合がいっぱいに敷き詰められた中に作り物みたいに眠っている、ようだった。 いつもの不機嫌そうな厳しい顔もしていないし、目もとじられているから兵長じゃないみたいだった。 誰かが、童顔だと少し笑っていた。 綺麗だ、とも。 俺も綺麗だと思った。 兵長を入れた黒い棺は森の中の墓地に埋められた。 英雄の墓なのに地味だったが、兵長らしいとも思った。 土を掛けられて、棺が見えなくなると、兵長がこの世にもう何処にもいない事がまざまざと降ってきて、膝から崩れ落ちた。 雨で土は冷たかった。 身体のどこかの一部分がなくなってしまったような喪失感があった。 臓器が一個なくなってしまったのかもしれない。 内蔵のような、肺のような、心臓のような。 (9) エレン・イェーガーは過去の夢から覚めたあと、突如もう一度あの墓地に行ってみようと思いたった。 あの場所はもう随分と様変わりしてしまったが、ほんの少しだけ地形に特徴があったため覚えていた。 必要最低限の荷物、財布とモバイルをジーンズのポケットに突っ込むと、その足で夜行列車に飛び乗った。 朝が来て、また何本か列車を乗り継ぎ、徒歩でも随分と時間がかかった。 たどり着いた時にはまた夜になっていた。 墓地は小高い山の中腹にあり、糸杉が周囲をかこっていた。 夕方に少し雨が降っていたのか森に入ると土は湿った香りがした。 山のふもとの村でスコップを買っていた。 なぜこんなものを買うのかエレンは自分でも分からなかった。 山を登りながらどうしてこんな所まで来てしまったのだろう、自分は墓を見つけて何がしたいのだろう、とぐるぐると自問した。 答えはでなかった。 墓地だった場所は、墓石が一つもなく、妙に開けた茂みになっていた。 何処かで群生しているのかワイルドベリーの甘ったるい香りがする。 一際高い糸杉の木の少し手前がリヴァイの墓だったが、墓石はなく辺り一面雑草が生い茂っていた。 エレンはスコップを地面に突き刺すと無心で土を掘った。 何もないのを確かめたかったのかもしれないし、墓をみつけたかったのかもしれない。 暗闇のなかで鈴虫の鳴き声と、スコップの音。 遠くの山で犬が吠えていた。 (11) しばらく掘り続けると、スコップの先に固いものがぶつかる音がした。 エレンはスコップを放り投げると素手で土の表面を触った。 つるりとした感触。 棺だった。 無我夢中で表面の土をどけ、棺を月の下に曝け出す。 薄闇の中におよそ何千年前の棺とは思えない程つるりと黒檀の棺は光っていた。 エレンはしばし考えた。 この棺を開けたとして、あるのは白骨死体である。 もし腐敗が遅くても見るもおぞましい腐乱死体が中に眠っているのであって、はたしてそれは、かのリヴァイ兵士長なのだろうか。 自分はそれを見て叫ばないだろうか、かの兵士長殿を見て気持ち悪いなどと、思わないだろうか。 思い出の一番底にある、あの人を、気味が悪いと、思ってしまわないだろうか。 エレンは今すぐこの棺に土をかけて、山を下りて村に戻ることを考えた。 朝が来て、列車にのり、またリヴァイがいない世界に戻るのだ。 別にそれでもいいような気がした。 リヴァイが居ないなら、彼がまた死ぬところを見ないで済む。 彼が執務室にも食堂にも訓練場にも街にも壁外にもどこにも居ないことを思い出して、悲しみで肺が押しつぶされ、息が上手くできない夜が来ることが恐ろしく思えた。 そうだった。 エレンは思い出した。 リヴァイが死んで自分がいかに悲しみにくれ、その後の人生を空っぽの抜け殻の状態で過ごしていたのかを。 リヴァイは彼の人生の中で重要なハートだった。 ハートを失くしてからの数年間、彼も死んだように生きていた。 生まれ変わって何世代も体感したように、彼はリヴァイが居なければ充実した幸せな人生を全うできる。 リヴァイが居るだけで、彼は獣のように怒ったり、悲しんだり、感情をむき出しにして、リヴァイが居なくなったのなら目も当てられないような廃人になってしまう。 (12) エレンはすべてを思い出し、棺を開けることにした。 あの、リヴァイが死に際に彼の名前を囁いたときに、耳朶に触れた唇の感触にときめいてしまったことや、いつも姿を目で追っていたこと、棺に入れられたリヴァイが殊更美しく、己の淡い恋心に気付くには何もかもがすべて遅すぎて取り替えしがつかなかったこと。 それらたちの悪い数千年の恋には、兵士長殿の美しい白骨を見て、頭蓋にキスの一つでも贈らなければ、覚めないだろうと思われたからである。 頼むからおぞましい骸骨か腐乱死体になっていてくれとも、そんな姿はやはり見たくないとも、どちらをも思いながら彼は月明かりの下、重たい黒檀のふたを開けた。 (13) はたして棺の蓋を開けると、ふっくらとした白い百合に囲まれて、彼の人は眠っていた。 几帳面に美しく整えられた桜貝の爪をした指先が、緩やかに胸の上で組まれている。 艶のある黒髪にあの鋭利な刃物のような瞳は伏せられ、代わりに黒い睫が縁取り、白く滑らかな頬にその影を落としていた。 拍子抜けするほどその姿は美しく、エレンは思わずその場に膝を折った。 棺のふちに手を掛け間近で見れば、見るほど、在りし日の兵士長殿がそこに眠っている。 あの時代の自分は何度この墓を暴き、棺を開け「兵長、兵長」と揺り起こそうと思っただろうか。 何度冷たくなった死体を抱きしめ「貴方が好きです」と告げようと思ったか。 こんなことなら何千年もこじらせていないで会いに行っていれば。 エレンはそう思うと、満月と同じ色の瞳から涙が出るのを止められなかった。 今なら何をしても許されるような気がした。 彼は、あの耳朶に触れたリヴァイの唇をもう一度触ってみたいと思っていたのだ。 白百合に囲まれた白い肌に触れるとひんやりと冷たく、薄い唇をそっとつまむと、思っていた通り泣けるほど柔らかかった。 涙でしとどに濡れていたが彼はそっと、自らの唇をその薄い口に押し付けてみた。 ふよ、と柔らかい唇を己のそれに感じた時、あのどうしようもない悲しみと怒りの感情がまた湧き上がってきた。 彼は今度こそ、その白百合に囲まれた肢体を抱きしめ泣いた。 薄い肩、小さい体躯、花の匂いがする。 耳朶にまた、リヴァイの唇が当たっているのを感じた。 それがまた何時かのときのように少し揺れて、「エレン」と形作った。 「兵長」 エレンは花の中に彼を戻した。 薄い灰色の目が開いている。 ずっと昔、エレンが死に掛けた時に見たあの瞳のように、水が張っていてつるりと光っていた。 そうか、あれは涙目だったのか。 エレンはぼんやりとそう思った。 「エレン」 リヴァイは今度ははっきりとそうつぶやいた。 懐かしい、凛としたあの声だ。 眉間にしわも寄っている、ああよかった、いつもの兵長だ。 「兵長、俺はあなたが好きです。 」 「エレン」 遅い、ずっと待っていたんだ。 彼は本当に小さくそう呟いた。

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