ロッキーダイハツ。 ダイハツ・ロッキー

ダイハツ 新型ロッキー・トヨタ 新型ライズ 試乗│思わずニコニコしちゃうくらいパワフルかつトルキーな走り

ロッキーダイハツ

「SUVって最近人気だけど、なんかデカいしお高いし…」な〜んて二の足を踏んでいた人には待望の一台になるかも! いや二台と言うべきかな? なんの前触れもなく(ほんとに!)、突如市場にひらりとニューモデルが登場した。 しかもコレ、嬉しいサプライズなんじゃない? と思えるくらいに、けっこうナイスな仕上がりなのだ。 それがダイハツとトヨタで共同開発された小型SUV、ダイハツ「ロッキー」とトヨタ「ライズ」。 それぞれダイハツ/トヨタの販売店で11月5日から全国一斉に発売となるが、クルマとしてのナカミはどちらも同じモノ。 違いはブランド、バッヂ、外装のみだから、以下に述べる試乗レポートはどちらも共通のものと思って欲しい。 さて、新型ロッキー/ライズでまず注目したいのはボディーサイズで、全長3. 620mmの、「5ナンバーサイズ」だということ。 成長を続けるSUVの中で、うん、確かにあれもこれも3ナンバー。 今や5ナンバー、3ナンバーでの税金の差はなくなったとはいえ、事実、日常での取り回しや駐車事情に悩んでいる人は多いと思う。 なので、実際にはナンバーの差よりも、小回りの効くキビキビ感こそがこのサイズに込められた真意だ。 しかし、ただ小さいだけのSUVじゃないあたりが、小さいクルマを作らせたら「さすが」のメイド・バイ・ダイハツ。 このボディーサイズで驚くほどの居住性と使用感の高さを実現している。 とはいえ、実は新型ロッキー/ライズ最大のサプライズは走りにこそある。 搭載されるエンジンは1. 0リッターターボ。 これに先に発売されたタントで初採用となったスプリットギア入りのCVTを組み合わせているのだが、ちょっと驚くくらいにパワフルかつトルキーなのだ。 最初の踏み始めからグイっと押し出されるような強い加速を見せ、かなりのヤンチャ系。 むろん、1リッターだから振り回されるようなピーキーな感じではないのだけど、思わず「おおっ」とニコニコしちゃうくらい十分の走り出しである。 スーパーマリオのBダッシュみたいなボタン そしてハンドルの右手側、ちょうど親指で押せるくらいの位置に「PWR」と書かれたちいさなボタンがあるのだが、これを押すとさらに「ばびゅん!」とトルクが生まれて、加速を後押ししてくれる。 実はこのボタンは、すでにダイハツのムーヴやキャスト、ウェイクにも採用されているのだが、個人的にはこの新型ロッキー/ライズのモノが一番、オン/オフの違いを体感できた。 秘密はターボとのマッチングの良さだとか。 エンジンの回転数が上がると、おのずとターボの回転も上がる。 この相性がとても良かったということだろう。 使い方としては、登坂ワインディングなど加速を足したいときや、また高速道路の合流など、時速0キロからに使うのではなく、ある程度車速が出てからのトルクの息継ぎのときなんかに押せば、効果テキメンだ。 そしてDNGAといえば、サスペンション・オリエンテッドである、ということこそキモであると思う。 つまり、まずサスペンション・ジオメトリから設計を開始し、その上にボディを配置していく、という考え方なのだ。 このおかげでサスペンションがしっかりと役割を果たすしっかりした骨格となり、ブルブル・バタバタしない上質な走りが叶えられている。 路面の荒れや段差をしっかりと一発でシュッと収束させる手腕はお見事で、まさに「DNGA味」ど真ん中。 ただ、その収束のさせかた、路面入力のドライバーへの伝達のさせかたには、やや好みが分かれるかもしれない。 あまりにボディがしっかり&かっちりとしているため、ともすれば「硬い」と感じる人もいるかもしれないからだ。 長距離ではきっとこのブレのないフィールが疲れの軽減につながるということを実感してもらえるはずだが、チョイ乗りのディーラー試乗では賛否が分かれるかもしれない。 それをもし、すこし軽減させたいなら、メーカー推しの17インチではなく、16インチがアタリも柔らかくてオススメだ。 とはいえ、なんの前情報もなく黙ってコレに乗せられ、「これナンボ?」と聞かれて正確に値段を答えられる人は少ないと思う。 それくらい、走りの質は高い。 さらに、コスパ最高! と思えるところは、先進・安全機能も盛りだくさんということにも言える。 予防安全機能「スマートアシスト」は、5万円という市場価格の約半値という値札も手伝って、今や約8割の装着率を誇る人気商品だが、今回はさらに運転サポートの「スマートアシストプラス」7機能と、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートを追加した。 また、トヨタにはかねてより「Tコネクト」が存在するが、ダイハツにはロッキーから「ダイハツコネクト」が初めて採用される。 車載通信機ではなく、ユーザーのスマートフォン(適合するもの)を通信機として使用し、事故サポートや故障サポートなど様々に活用できる、というもの。 これも新しい取り組みとして、今後のダイハツ車にも拡大していく予定だ。 あらゆる意味でお値段以上の新型ロッキー/ライズ。 是非チェックして欲しい。 [筆者:今井 優杏/撮影:土屋 勇人] トヨタ ライズ 1. 0 G 主要スペック比較表 車種名 ライズ ロッキー グレード名 1. 0 G CVT 1.

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ダイハツ、「ロッキー」購入者に“ソニポン”ぬいぐるみをプレゼント

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ダイハツ・ロッキーG 4WD 一部でやや沈静化の動きは見られるものの、SUVは依然として日本を含め全世界的に人気が高く、その裾野も徐々に広がりつつある。 「売れ筋国産SUV長距離実力テスト」と題したこの企画では、2020年1~3月の販売台数ランキングで上位につけた国産SUV4台をピックアップ。 SUVユーザーに多いであろうアウトドアレジャーや帰省での使用を想定し、各車とも約500kmを走行して長距離長時間での疲労度を測るとともに、都心の町中や高速道路、郊外の一般道やアウトドアスポット近隣の荒れた路面で走りの実力をチェックする。 1本目は2019年11月の発売以来、OEM車のトヨタ・ライズが登録車販売台数トップ10にランクインし続けている、ダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」。 都内の首都高速道路から京葉道路を経由し千葉市内から銚子港、九十九里浜までの一般道を経て、千葉東金道路から東関東自動車道、首都高速道路へと戻るルートなどを走行した。 なお、今回テストしたのは、上から2番目のグレード「G」の4WD車。 メーカーオプションのブラインドスポットモニターとパノラマモニターパック、ディーラーオプションの9インチスタンダードメモリーナビなどに加え、スタッドレスタイヤのブリヂストン・ブリザックVRX2を装着していた。 ライズとロッキーの快進撃が止まらない。 自販連の「乗用車ブランド通称名別順位」を見ると、 【トヨタ・ライズ】 2019年11月… 7,484台(4位) 2019年12月… 9,117台(2位) 2020年 1月…10,220台(1位) 2020年 2月… 9,979台(1位) 2020年 3月…12,009台(4位) 総計 …48,809台 【ダイハツ・ロッキー】 2019年11月… 4,294台(16位) 2019年12月… 3,514台(16位) 2020年 1月… 3,153台(21位) 2020年 2月… 3,411台(24位) 2020年 3月… 5,011台(22位) 総計 …19,383台 ライズは登録車トップの座に2回つき、ロッキーもダイハツの登録車としては非常に好調に推移している。 ロッキーのDNGAプラットフォーム このロッキーとライズは、2019年7月発売の新型ダイハツ・タントに続き、新世代の「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」プラットフォームを採用。 これにより「取り回しのよいコンパクトな5ナンバーサイズながら、広い室内空間と大容量ラゲージに加え、17インチの大径タイヤを採用した力強いデザインを実現した」とダイハツは主張している。 確かに、DNGAが採り入れられたことで、タントでは室内空間が一段と広くなり、旋回性能も劇的に向上した。 その一方で内外装の質感に明確な割り切りが見られ、乗り心地や静粛性、新開発の「D-CVT」や「次世代スマートアシスト」に関しては熟成不足が目に付いた。 また、売れているクルマ=良いクルマ、とは限らないのが、特に登録車ではよくある話。 そのため今回ロッキーに試乗する前、筆者は少なからず不安を抱いていた。 が、RAV4と共通のモチーフを持つライズのフロントマスクはロッキーに対し要素が増え、そのボディサイズの許容量を超えてしまっているため、筆者としてはロッキーの方が好ましく感じられた。 ダイハツ・ロッキーG 4WDの運転席まわり。 「G」以下のグレードはウレタン製ステアリングホイールとなるがソフトな感触で滑りにくく操作性は良好 室内に目を移すと、インパネはやはりタントと同様に質感の高さを追求せず、安っぽく見られるのを巧みな表面処理で避けている印象。 Aピラーが細くヒップポイントが高いことで圧迫感は少なく、かつエンジンフードの左右前端が見えるため車両感覚は掴みやすい。 だが、インパネに分割線もデザイン要素も多く、フロントガラスが天地方向に狭いうえ9インチモニターがインパネ上部中央に鎮座するため、少々煩わしく感じられる。 2WD車のアンダーラゲージ寸法図。 4WD車より80mm深く、転がりやすい荷物を収納するのに重宝する ロッキーは荷室の広さもセールスポイントの一つに掲げているが、絶対的な容量(後席使用時・デッキボード下段時369L)だけではなく使い勝手の良さも大きな美点と言えるだろう。 デッキボードは上下二段可変式となっており、これを上側に配置すれば、後席を倒しても段差がほぼなくなる。 また下段でもボードの下に筆者のビジネスバッグとカメラバッグ、A4正寸のカタログが綺麗に収まる空間が得られるうえ、さらにボードを外せば2WD車なら高さ1mほどの荷物も積載できる。 またバックドアが樹脂製で軽く、開閉が容易なのも好印象だった。

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ダイハツ・ロッキー500km試乗インプレ…良くも悪くも新型タントの相似形。細かな不満はあるものの長時間ドライブ後の疲労は望外に少ない【売れ筋国産SUV長距離実力テスト】|SUV・クロカン|MotorFan[モーターファン]

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SUVブームは留まるところを知らず、国内外問わずあらゆるクラスに広まっている。 折しも日本で扱うのにもちょうど良さそうなコンパクトクラスのSUVがダイハツとフォルクスワーゲンから登場した。 そこで、最新コンパクトSUVがどこまで進化しているのか、この2台を通じて探ってみよう。 REPORT:ニューモデル速報編集部• ダイハツから登場したロッキーは、今となっては希少とも言える5ナンバーサイズボディが与えられた。 エンジンは1. 0Lターボで、ボディはダイハツの新世代プラットフォーム、DNGAを採用する。 姉妹車のトヨタ・ライズは2020年の1月&2月の登録台数No. 1を記録しており、まさに大ヒットの真っ只中にある。 ダイハツ・ロッキー G 4WD。 全長3995mm 全幅1695mm 全高1620mm。 車両重量1050kg。 最高出力98ps/6000rpm 最大トルク14. 3kgm/2400-4000rpm。 車両本体価格222万4200円。 一方のフォルクスワーゲンT-Crossは、ポロをベースにしたコンパクトSUV。 これまでもポロをベースにしたクロスオーバーモデルがクロスポロの名前で販売されていたが、T-Crossは専用設計としてよりSUVとしてのポテンシャルを磨き上げた。 エンジンは奇しくもロッキーと同じ1. 0Lターボエンジンを搭載する。 ただ、ロッキーには4WDモデルの設定があるが、T-CrossはFFだけの設定だ。 フォルクスワーゲンT-Cross TSI 1st Plus。 全長4115mm 全幅1780mm 全高1580mm。 車両重量1270kg。 最高出力116ps/5000-5500rpm 最大トルク20. 4kgm/2000-3500rpm。 車両本体価格335万9000円。 インテリアに目を移すと、ロッキーはSUVらしい力強いカタチ。 T-Crossは一連のVWのクルマに共通する洗練された仕上がりが特徴的だ。 ロッキーはダイハツらしく豊富な収納を持ち、T-Crossはアンビエントライトで上質さを武器にする。 グッと持ち上げたシフトまわりが特徴のロッキー。 ちなみにメーター表示を4種類から選べる機能も。 SUVテイスト控えめなT-Crossのインテリア。 デザインパッケージを選ぶと内装色を選べる。 SUVなら大荷物でお出かけ……というシチュエーションも多いが、ラゲッジの広さは2台とも優秀。 どちらもボディサイズから想像する以上の広さを誇る。 ロッキーはラゲッジボードを上下2段に動かして容量を稼ぐことが可能で、さらに大容量のアンダーボックスも備える。 T-CROSSも同様にラゲッジボードの高さを変えて容量を増やせるほか、後席スライドを備えて一気にラゲッジ容量を拡大できるのが売りだ。 ロッキーはラゲッジボードを下段にセットすると、写真の状態から更に荷室高を125mm稼げる。 その状態でラゲッジ容量は365l。 さらにアンダーボックスが2WD車で80L、4WD車でも38Lもある。 T-Crossもロッキー同様ラゲッジボードを下段にして容量を稼げる。 いちばんの特徴は後席を最大140mmスライドさせて、最大455lまでラゲッジ容量を広げられる事だ。 最近注目が集まっているのが、前車追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)だが、これは両者ともに装備。 しかも渋滞対応で前車が停車した場合でもちゃんとそれに合わせて止まってくれる。 ただ、両車ともパーキングブレーキがレバー式なので、停車維持するために自分でブレーキを踏み続ける必要がある。 そしてロッキーはこれに加えて車線中央維持機能が備わるのがアドバンテージ。 それ以外の先進安全装備はほぼ拮抗していて、双方共に後退時の車両接近警告や、駐車時のステアリング操作アシストを備える。 ロッキーのステアリングスイッチ右側にACCの操作系が備わる。 右下にはダイハツ車でお馴染みの「PWR」スイッチも。 T-CrossのACC操作系はステアリングスイッチ左側。 下の銀のスイッチはオーディオボリュームのスイッチ。 そして走りはどうか? ロッキーの走りはとにかく軽やか! エンジンのスペック自体はさほど驚くような数値ではないが、スッと動き出したところから自然なフィーリングで加速していく様は、ほぼ1tという車重の軽さが大きな武器になっている。 一方T-Crossはより上級のVW車にも通じる剛性感あるしっかりした走りが印象的。 高速域での安心感はさすが、という感じだ。 右足を軽く踏み込むだけでスムーズに速度を増していく軽やかさがロッキーの特長。 T-CrossはVW各車に共通する安定感ある走りが魅力。 両車を通じて感じたのは、日常で取り回しやすい手頃なサイズ感、荷物もたっぷり積める使い勝手の良さ、1. 0Lとは思えない走りに充実した安全装備の数々と、まさに「これ1台あれば何の不足もない」ということだ。 初心者ドライバーから、何台も乗り継いだドライバーでも満足できる内容は、まさに新しいベーシックカーのカタチといっても過言ではないだろう。

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