アンタレス スナイプ。 宝具

アタランテを呼んだ男の聖杯大戦

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1 Lv. 4 Lv. 1 まずはスキル2。 自身のスター獲得からのクリティカルの運用を少しでも伸ばしていく。 【Step2】 Lv. 1 Lv. 6 Lv. 4 続いてもスキル2。 スキルLv6になると再使用までが短くなる。 9ターンで決着した場合、6ターン効果とお得。 スキル3の倍率の伸びは少なめだが、恩恵は受けやすい。 余裕があれば少しでも上げておきたい。 【Step3】 Lv. 6 Lv. 10 Lv. 6 このサーヴァントを運用する上でおすすめのスキルレベル。 スキル2をLv10にできるとクリティカル威力が強化されているターンの方が長くなる。 またスター獲得スキルとしても短縮の恩恵は大きめ。 【Step4】 Lv. 10 Lv. 10 Lv. 10 このサーヴァントの理想形。 スキル1も3も、最短CT6となり半分以上のターンで恩恵を受けられるようになる。 アタッカーとして使用するならばここまでの育成も検討したい。 希少なサポートが可能なアタッカー ケイローンの最大の特徴は希少なサポートスキル。 スキルLv上げは重要だが BAQ全てのカードを強化しつつクリティカルダメージを伸ばせる。 そのためクリティカル活用するパーティで、サポート兼アタッカーとして採用可能。 これらを種類ごとに乗算するので、この4つのカテゴリそれぞれを強化すると高いダメージが出やすい。 クリティカルに必要なスターを入手可能 スキル「永生の奉献EX」は味方全体へ高倍率のクリティカル威力アップ付与と、スター獲得5〜15個の効果。 スキル使用だけではスターは不足しがちなので、 礼装やブレイブなどで既にスターがある状態からの後押しとして使用したい。 ダメージを与え続けやすい強力なスキル スキル「永生の奉献EX」は スキルCTが7〜5と短めなので、効果を受けている時間の長さが最大の魅力。 スキルLv6の場合、9ターンの戦闘であれば6ターンの効果が得られる。 活かすためにも常時クリティカルを狙いたい。 Artsが非常に優秀 ケイローンのArtsは Arts2枚持ちサーヴァントの中でトップクラスに優秀。 またQuickやEX、Busterも1枚目にArtsを置くことでNPを得やすく、自身のカード性能アップ付与スキルとも好相性。 NPを稼ぎたい場合は積極的にカードを選びたい。 アタッカー以外になりづらい ケイローンはクリティカルでのダメージを伸ばすためのサポーターにも関わらず、 スターが集まりやすいアーチャーなので味方にスターを渡しづらい。 そのため自身がアタッカーとなりやすく、自身よりATKが高いサーヴァントと組みづらい。 自身だけではスターが不足する クリティカルを狙う際の共通の問題だが、基本的には自身のカードやスキルだけではクリティカルを狙うための十分なスターは得られない。 パーティ全体でスター獲得状態系のスキルや概念礼装を揃えて補いたい。 ケイローンの運用 1. パーティ全体でスターを補おう ケイローンの2枚のQuickやEX後はスター獲得しやすい。 しかしケイローンのカードを多く配布された後はケイローンのカードが来づらくなる。 クリティカルの維持には自身以外にも優秀なQuick持ちや、スキルや礼装で補うと良い。 TIPS:『コマンドカードの配られ方』 FGOのコマンドカードは「3体のサーヴァントのカード合計15枚」が「5枚ずつ3ターンに分けてランダムで配布」される。 1度来たカードは来ないので、1~2ターン目は配られたカードで次のカードを予想することも可能。 ただし戦闘不能などが発生した場合は改めてランダムに配布される。 宝具AAexにクリティカルが加われば宝具2連発も可能。 期間限定が多く入手困難だが、同効果でATK補正の概念礼装を装備させたい。 ブレイク戦は宝具連発のチャンス ブレイク戦では敵を倒してもこちらのターンが終了するまではターゲットを切り替えらない。 しかしオーバーキル扱いのためArtsやArts宝具が優秀ならばNP回収のチャンス。 クリティカル発生率ダウンを維持するためにも積極的に狙いたい。 ケイローンと相性のいい概念礼装 オーダーチェンジと好相性 ケイローンのスキルは、カルデア戦闘服「オーダーチェンジ」などの後列登場とも好相性。 カード性能を上げつつ、スター獲得とクリティカル威力アップ付与を行える。 戦闘開始時NP30~50%獲得 登場時にスターを15~20個獲得 1回 B強化UP8~10% 登場時にスターを10~12個獲得 1回 登場時に3ターンの味方全体のBuster性能アップ付与の効果 アタッカー時の概念礼装 ケイローンはArts性能アップ、宝具威力があるとダメージが伸ばしやすい。 宝具ブレイブでスターを稼ぎやすいので初速を補うNPチャージ系も重要。 スター獲得状態やNP獲得量アップも宝具連発に繋がるのでサポーターも含めてバランスを取りたい。 またArtsチェイン中心の運用でもスター獲得手段を所持していれば解決する。 3人目も含めてバランスを取りたい。 なるべくケイローンのカードを選びたいので、最小限のカード選びで宝具やサポートができると好ましい。 怪物のような彼に乳を与えることを ピリュラーは激しく厭い、菩提樹へと姿を変えてしまっ た。 父母から愛されなかったものの、成長したケイローンは あらゆる勉学に秀でた賢者となった。 これは母の名であ る「ピリュラー」が菩提樹を意味することとあながち無 関係ではない。 菩提樹の花は気付け薬に使われ、樹皮は 占いや書板として活用されたためだ。 大人になったケイローンは、ギリシャ中から乞われて 「未来の英雄」を養育し始めた。 彼が教えた者には大英 雄ヘラクレス、アキレウスの他、後に医術の神となった アスクレピオス、双子座に昇華されるカストールなどで ある。 アルゴナイタイのリーダーであるイアソンも、彼 に教えを受けた者の一人である。 もっともイアソン曰く「まあ俺くらいになると、 ああいう、簡潔でわかりやすい授業というのは むしろ耳障りでね! 地雷女に引っ掛かったとき の対処法くらい教えて欲しかったさ!」とのこと。 絆Lv. 3で開放.

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【Fate/Apocrypha】黒のアーチャーと赤のアーチャーを紹介!

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1 Lv. 4 Lv. 1 まずはスキル2。 自身のスター獲得からのクリティカルの運用を少しでも伸ばしていく。 【Step2】 Lv. 1 Lv. 6 Lv. 4 続いてもスキル2。 スキルLv6になると再使用までが短くなる。 9ターンで決着した場合、6ターン効果とお得。 スキル3の倍率の伸びは少なめだが、恩恵は受けやすい。 余裕があれば少しでも上げておきたい。 【Step3】 Lv. 6 Lv. 10 Lv. 6 このサーヴァントを運用する上でおすすめのスキルレベル。 スキル2をLv10にできるとクリティカル威力が強化されているターンの方が長くなる。 またスター獲得スキルとしても短縮の恩恵は大きめ。 【Step4】 Lv. 10 Lv. 10 Lv. 10 このサーヴァントの理想形。 スキル1も3も、最短CT6となり半分以上のターンで恩恵を受けられるようになる。 アタッカーとして使用するならばここまでの育成も検討したい。 希少なサポートが可能なアタッカー ケイローンの最大の特徴は希少なサポートスキル。 スキルLv上げは重要だが BAQ全てのカードを強化しつつクリティカルダメージを伸ばせる。 そのためクリティカル活用するパーティで、サポート兼アタッカーとして採用可能。 これらを種類ごとに乗算するので、この4つのカテゴリそれぞれを強化すると高いダメージが出やすい。 クリティカルに必要なスターを入手可能 スキル「永生の奉献EX」は味方全体へ高倍率のクリティカル威力アップ付与と、スター獲得5〜15個の効果。 スキル使用だけではスターは不足しがちなので、 礼装やブレイブなどで既にスターがある状態からの後押しとして使用したい。 ダメージを与え続けやすい強力なスキル スキル「永生の奉献EX」は スキルCTが7〜5と短めなので、効果を受けている時間の長さが最大の魅力。 スキルLv6の場合、9ターンの戦闘であれば6ターンの効果が得られる。 活かすためにも常時クリティカルを狙いたい。 Artsが非常に優秀 ケイローンのArtsは Arts2枚持ちサーヴァントの中でトップクラスに優秀。 またQuickやEX、Busterも1枚目にArtsを置くことでNPを得やすく、自身のカード性能アップ付与スキルとも好相性。 NPを稼ぎたい場合は積極的にカードを選びたい。 アタッカー以外になりづらい ケイローンはクリティカルでのダメージを伸ばすためのサポーターにも関わらず、 スターが集まりやすいアーチャーなので味方にスターを渡しづらい。 そのため自身がアタッカーとなりやすく、自身よりATKが高いサーヴァントと組みづらい。 自身だけではスターが不足する クリティカルを狙う際の共通の問題だが、基本的には自身のカードやスキルだけではクリティカルを狙うための十分なスターは得られない。 パーティ全体でスター獲得状態系のスキルや概念礼装を揃えて補いたい。 ケイローンの運用 1. パーティ全体でスターを補おう ケイローンの2枚のQuickやEX後はスター獲得しやすい。 しかしケイローンのカードを多く配布された後はケイローンのカードが来づらくなる。 クリティカルの維持には自身以外にも優秀なQuick持ちや、スキルや礼装で補うと良い。 TIPS:『コマンドカードの配られ方』 FGOのコマンドカードは「3体のサーヴァントのカード合計15枚」が「5枚ずつ3ターンに分けてランダムで配布」される。 1度来たカードは来ないので、1~2ターン目は配られたカードで次のカードを予想することも可能。 ただし戦闘不能などが発生した場合は改めてランダムに配布される。 宝具AAexにクリティカルが加われば宝具2連発も可能。 期間限定が多く入手困難だが、同効果でATK補正の概念礼装を装備させたい。 ブレイク戦は宝具連発のチャンス ブレイク戦では敵を倒してもこちらのターンが終了するまではターゲットを切り替えらない。 しかしオーバーキル扱いのためArtsやArts宝具が優秀ならばNP回収のチャンス。 クリティカル発生率ダウンを維持するためにも積極的に狙いたい。 ケイローンと相性のいい概念礼装 オーダーチェンジと好相性 ケイローンのスキルは、カルデア戦闘服「オーダーチェンジ」などの後列登場とも好相性。 カード性能を上げつつ、スター獲得とクリティカル威力アップ付与を行える。 戦闘開始時NP30~50%獲得 登場時にスターを15~20個獲得 1回 B強化UP8~10% 登場時にスターを10~12個獲得 1回 登場時に3ターンの味方全体のBuster性能アップ付与の効果 アタッカー時の概念礼装 ケイローンはArts性能アップ、宝具威力があるとダメージが伸ばしやすい。 宝具ブレイブでスターを稼ぎやすいので初速を補うNPチャージ系も重要。 スター獲得状態やNP獲得量アップも宝具連発に繋がるのでサポーターも含めてバランスを取りたい。 またArtsチェイン中心の運用でもスター獲得手段を所持していれば解決する。 3人目も含めてバランスを取りたい。 なるべくケイローンのカードを選びたいので、最小限のカード選びで宝具やサポートができると好ましい。 怪物のような彼に乳を与えることを ピリュラーは激しく厭い、菩提樹へと姿を変えてしまっ た。 父母から愛されなかったものの、成長したケイローンは あらゆる勉学に秀でた賢者となった。 これは母の名であ る「ピリュラー」が菩提樹を意味することとあながち無 関係ではない。 菩提樹の花は気付け薬に使われ、樹皮は 占いや書板として活用されたためだ。 大人になったケイローンは、ギリシャ中から乞われて 「未来の英雄」を養育し始めた。 彼が教えた者には大英 雄ヘラクレス、アキレウスの他、後に医術の神となった アスクレピオス、双子座に昇華されるカストールなどで ある。 アルゴナイタイのリーダーであるイアソンも、彼 に教えを受けた者の一人である。 もっともイアソン曰く「まあ俺くらいになると、 ああいう、簡潔でわかりやすい授業というのは むしろ耳障りでね! 地雷女に引っ掛かったとき の対処法くらい教えて欲しかったさ!」とのこと。 絆Lv. 3で開放.

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【Fate/Apocrypha】第21話感想 男は黙ってパンクラチオン【フェイトアポクリファ】

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ケイローンに突き飛ばされたカウレスは、目の前で扉が閉じるのを見た瞬間、令呪を行使した。 彼の行動に迷いはない。 この場で扉を閉じる目的は、サーヴァントを閉じ込めることにしかないのだから。 「なんだ!? いったい何が……」 膨大な魔力が消費され、しかし何も起こらない。 アーチャーが現れるどころか、微風ひとつ吹かなかった。 ……ああ、そうじゃ、お前にも声くらいは聞かせてやろう。 カウレスは悪態をついた。 しかし今は状況把握に努めるほかない。 咳き込むと、口からごぼりと血が溢れる。 どうにか頭を持ち上げた視界は、紅く染まっている。 それで目から血が流れていることに気付いた。 次いで、耳から血が噴き出す感覚。 「どうだ? ケイローン。 お前を殺した毒の味は?」 全身の細胞一つひとつを擂り潰されるような。 血を抜き取られ、代わりに硫酸を流し込まれたような。 そんな幼稚な比喩で、とてもこの苦痛は形容できない。 耐える苦しみを知る者は、天地にただ一人、ケイローンしかいないのだから。 『アーチャー! 返事をしてくれ、アーチャー!』 念話は聞こえても、認識する余裕がない。 脳領域全てが、痛みの感知にのみ使われている。 宝具の発動とほぼ同時、咄嗟の判断でジャンヌは聖骸布を召喚し、自らの口元に当てていた。 それでも毒は防ぎきれない。 大気に溶け込んだ毒は、身体中から 這入 はい り込み、全身を侵していく。 全身が痺れ、動きが鈍くなっているのを感じた。 だがどうにか、致命傷には至っていない。 絶叫を上げるケイローンへ視線を向ける。 この数秒で、毒はもう全身を巡っているだろう。 聖骸布を渡しても無駄だ。 そもそもこの毒は、彼を殺した直接の死因。 この間に入った時点で、死亡は確定していたのだ。 ケイローンは苦しみ踠き、それでも弓を手放さない。 「アサ……シン……!」 「ほう、まだ立つか? 中々骨があるな」 そう……。 寧ろ、 未 ・ だ ・ 彼 ・ が ・ 立 ・ っ ・ て ・ い ・ る ・ こ ・ と ・ が ・ 異 ・ 常 ・。 不死を捨てたはずの彼は、既に死んでいなければおかしいのである。 執念のみで生きているのだろう。 だがそれも、僅かな間のこと。 すぐにケイローンは立つこともできなくなった。 ずるずると崩れ落ち、床に小さな血の池ができた。 時間と共に状況は悪くなるだけ。 まだ動けるうちに全霊の攻撃を叩き込むしかない。 「邪魔をするな、ルーラー」 膨大な数の鎖が向かってくるが、そんなものは無視。 身を低く保ち、体内の魔力を脚にのみ集中させ、一直線に駆ける。 「 みずの、おう a lugal 」 突如、女帝の前に、鱗のような盾が投影された。 反動を受け、動きが止まった彼女を、直ちに数百の鎖が縛り上げる。 ……それで充分。 「……貴女は勘違いをしている」 セミラミスの視界には血溜まりしか映っていない。 慌てて首を振り、ケイローンの姿を捜す女帝の下へ声が届く。 「我が願望は不死の返還。 だからこそ……私は決意したのです。 今度こそは、と」 顔を上げたセミラミスの上、弦は限界まで引き絞られ、音速を超えて標的を貫くであろう。 全身の血管が破裂し、身体中の孔という孔から血が噴き出る。 それが 仮令 たとえ ……、我が身を滅ぼせし猛毒の苦しみであろうと……!」 大賢者が放ちし、渾身の一射。 何者も追い付けぬ、光の如き一矢。 貴様の足掻き、中々に良質な観劇であった」 無限に等しい魔力供給、庭園という主戦場。 セミラミスはこの場の 主人 マスター。 ケイローンの躰が失墜する。 もう何の力も出ない。 即死の毒は、賢者の躰を丹念に殺し切った。 だが、もう遅い。 いつかと同じだ。 音が、視界が、呼吸が、身を灼く痛みすら……。 ケイローンは苦しみの内に目を瞑った。 (最期に……ルーラーにはお礼を言いたかったのですが) 保証はない。 けれど、上手くいく方に彼は懸けた。 どんな大英雄が勝負を挑んだところで、攻撃を掠らせることもできまい。 ただひとつ、意想外の一撃を除いては。 予備動作不要。 故に予測不能。 天蠍一射 アンタレス・スナイプ。 回避する術はなかった。 躰を縛る鎖が消え、ジャンヌは静かに着地する。 消える間際のセミラミスの表情は見えなかった。 もしかすると、射られたことにも気付かなかったかもしれない。 理由 わけ を知って死ぬことと、知らぬまま死ぬこと。 どちらが良いのだろうと思う。 「…………」 首を振り、聖女は想いを断ち切った。 まだ彼女の戦いは終わっていない。 それと同時、啓示が降りる。 どうやら間違いではないらしい。 ここまで侵入したのに、とは思うものの、ジャンヌは啓示に従い、逃走を選択した。 来た道を戻れる保証はない。 すぐ敵サーヴァントが追撃に来るかもしれない。 ケイローンは消滅した。 アーチャーを救う術を思い付いただろうか。 マスターとして何もできないまま敗退することもなかっただろうか。 カウレスは逃げる。 ひたすら逃げ続ける。 ほとんどの聖杯は作成途中に頓挫。 やっと完成したものはどれも暴発。 無数に行われる戦争のなかに、一つくらいあっても良いだろう。 真の力を持つ、聖杯が……。 # 一合武器を交わすたび、閃光が散り、夜を明々と照らす。 戟音は耳を劈き、何よりも質量と密度を以て、周囲の空間を歪めていた。 上段から振り下ろした先、敵の姿は既にない。 振り向きざま逆袈裟に斬り上げると、ランサーの突進とぶつかった。 敵の勢いは抑えきれず、大地に轍を残して後退する。 勢い余って進む躰の背後から斬撃が来ると判断。 更なる炎を放出、加速して難を逃れる。 二度の戦闘を経て、互いの手の内は判っているつもりであったが、二人は共に、相手の隠された実力に戦慄していた。 その速度はとても目で追えず、セイバーは己の勘のみで対処していた。 しかしながら、彼のあらゆる感覚が、自分でも驚くほど明敏に研ぎ澄まされていた。 外面のみを見れば、カルナの優位は確実であった。 敵の真名を知り、致命的な弱点も判っている。 黄金の鎧を纏った身体は、セイバーの剣閃をもってしても断ち切ること叶わない。 それだというのに、なぜ押し切れないのか……? 無論、易々と倒せる相手だとは考えていない。 だがこの戦闘におけるセイバーの剣の冴えは、これまでのそれとは次元が違った。 遠くに佇むセイバーのマスターを一瞥する。 それでいいと、カルナは思う。 逆にランサーのがら空きの懐へ、 大剣 バルムンク が唸りを上げて襲いかかる。 そのまま激しい打ち合いが始まった。 極至近において、大剣と巨槍が交差する。 技術も 誇負 プライド も、勝敗すら、今は思考の外。 ただ戦士としての、祈りにも似た意地だけが、躰を突き動かす原動力。 渾身の一撃をぶつけ合い、二人は間合いを取った。 言葉を交わすような無粋はしない。 慎重に武器を構え、相手の出方を窺う。 その時、背後の要塞から凄まじい轟音が響いた。 だが、そんなものに気を取られ隙を晒す、未熟な二人ではない。 一秒にも満たぬ探り合いを経て、意志を固めた。 ジークフリートは考える。 乞われるまま戦い、乞われるままに死んだ。 この戦闘だって同じだ。 益体のない言い訳だ。 さっさと認めてしまおう。 これは、己が望んだ戦いだ。 思わず笑い出しそうになる。 自らの生涯を、選択を、悔いることは決してない。 ただ、こんな生き方があるのかと、それを知れたことが嬉しいだけ。 敵の技量は己のそれを陵駕している。 食らいつくので精いっぱい。 とうに限界は超えている。 いつ敗北してもおかしくない。 どうしてこうも躰が軽いのか。 心に清爽な風が吹いているのか。 永遠に続くかに思われた戦いも、いずれ決着を迎える。 このまま続けても押し切れないと判断し、カルナは賭けに出る決断をした。 成功確率は不明だが、彼の考える限り、これが最も勝利に近い。 (失敗すれば敗北する) その事実に、カルナは何の感慨も抱かない。 元より命懸けの勝負をしているのだ。 そんなことは当たり前。 セイバーの剣に思い切り槍を叩き付け、宙へ飛び上がる。 体勢を崩した敵の背後。 彼が振り向く、その前に。 カルナは槍を投擲した。 神速で飛ぶ巨槍を、セイバーに確認する暇はない。 セイバーは、槍を弾いた。 体勢を崩された瞬間、敵の狙いを直感したセイバーは、咄嗟に剣を後ろへ回していたのである。 重い衝撃を受けながらも、彼はランサーの一投を防ぎ切った。 そして、槍を弾いたこれこそ、唯一無二の好機。 槍の投擲に隠れ、上限を超えた魔力放出により、瞬間移動が如き速度で、カルナはセイバーの後ろを取っていた。 眼前には、好敵手の弱点。 「武具など不要。 真の英雄は眼で殺す……!」 勝負が終わる寂寥。 仰向けに倒れたジークフリートの許へ、カルナが静かに歩み寄る。 何かを言おうと思ったのではない。 ただ、己が倒した相手を看取ることは、最低限の礼儀であると考えたからだ。 「ランサー……。 虫のいい話だが、ひとつ、俺の頼みを聞いて、くれないか……」 下半身から粒子に変えていくセイバーの言葉に、言ってみろと頷いた。 「言われるまでもない。 戦いは既に終わっている」 ロシェは懸命に足を動かし、セイバーの許へ走った。 そのすぐ傍に敵サーヴァントがいることなど、考えてもいなかった。 「セイバー!」 息を切らし、己がサーヴァントを見つめる。 既に彼の躰は、半分ほど消えかけていた。 顔を傾け、ジークフリートは唇を動かした。 「すまない、マス、ター……。 喉に何かつかえているように、なかなか声が出なかった。 「それに……敗けてなんかない。 セイバーの勝利だよ……!」 「……?」 横で聞いていて怪訝に思ったカルナは、間もなくその言葉の意味を知る。 この戦闘で消費した莫大な魔力、その分が補填されていない。 これでは戦闘どころか、現界すら覚束ない。 ジークフリートは驚いたように眼を見開いた後、穏やかな笑みを浮かべた。 「勝ちを譲るな、ランサー。 俺は……、いや……。 そうだな、受け取っておこう。 我が、マスターのために」 そして、彼は消滅した。 先ほどまでの死闘が嘘だったように、城の前を静謐が支配した。 瞑目し、カルナは自らの消滅に備える。 その前に、マスターに謝罪をしたかったけれど。 心残りを晴らしてしまえるほど、時間は残されていないらしい。 「…………」 ロシェは少しの間、崩れた城壁を無言で睨み上げていたが、すぐ身を翻して、遠く駆けて行った。 ミレニア城塞から、トゥリファスから、遠く……。 遠く……その、もっと向こうへ。 確かに作戦通りではある。 よってセイバーが足止めし、その隙に別動隊が魔力供給を断つ。 まず、セイバーが稼いだ時間内では、複雑怪奇に入り組んだ迷宮を通り抜け、天草の許へ到達できなかったこと。 次に、仮に時間内に辿り着いたとして、現在ランサーの魔力供給を担っているのは、大聖杯であるため、天草を倒すだけでは不十分であること。 にも拘らず、なぜランサーは斃れたのか。 # 大聖杯の間で、天草四郎はひとり佇んでいた。 大聖杯だけは、何としても守り抜かねばならない。 たとえ味方が全滅し、自分ひとりしか残っていなくとも。 絶対に……。 絶対に……! だから部屋の前に人影が現れた時も、彼は動じなかった。 誰であれ、己が為すことは変わらない。 さしもの天草も、動揺を禁じ得なかった。

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