メンヘラくん。 メンヘラ女をセフレにする7つの方法。出会い方~口説き方を大公開

笑えて泣ける漫画『メンヘラちゃん』が面白い!当時中学生の琴葉とこが凄い

メンヘラくん

この項目では、のについて説明しています。 江崎びす子のキャラクターについては「」をご覧ください。 『 メンヘラちゃん』は、によるの作品。 心に病を持つ少女と友人たちの交流を描く物語である。 最初は著者のやで私的に公開されただったが、上で反響を呼び、10月にによって上・下、全2巻の単行本が刊行された。 単行本化に伴いホームページでの公開が休止されたため 、本項では単行本を中心に解説する。 表現形式は場面によってとが使い分けられ、序盤は例えば「メンヘラちゃんの手首に巻かれた装身具を見たけんこうくんがを想像する」という具合に彼女の病状や各人の性癖を的に描いて笑いを誘う展開で始まり、中盤以降から徐々に彼女の具体的な病態や各々の内面を描くシリアスな展開へと移行する。 自らもの経験を持つ著者 が、中学2年から3年にかけての期間に発表した漫画 であり、敬遠されがちな主題の執筆にあたっては『』や『』といった作品の影響があったとされる。 執筆動機として「人は他人とコミュニケーションによって理解し合えるはずで、いつ誰が陥るか分からない『心の病』を持ってしまった人に対しても、共感したり理解しようと思う一助にしたい」との思いがあったという。 ウェブコミックとしてはスケッチブックに描いたものを直接アップロードしていたが、出版に際して支障があったため、単行本では約2年をかけて全面改稿された。 作家・たまごまご はのレビュー記事「エキレビ! 」と評した。 たまごまごは従前、ウェブコミックの完結直後にも自身のブログで同様に絶賛した。 文芸誌「」のwebサイト「ダ・ヴィンチ電子ナビ」がを通じたアンケートを基にした2012年10月の「いま、面白いと評判のWEB漫画ランキング ベスト10」では、『』に次ぐ第2位に挙げられた。 ダ・ヴィンチ電子ナビはまた、同年11月の「『うつ』を理解し、向き合うヒントになるマンガ5選」においても『』・『(精神科編)』・『』・『』と共に本作を挙げた。 の連載「茶話」の年末企画「回顧2012」において、漫画担当者により『』・『』と共に「2012年を代表する漫画」の一つに選ばれた。 また2013年2月には作品の記事が掲載された。 従って作品の全体像を反映しておらず、エピソードの記載順も単行本とは異なる。 中学1年の春、佐藤くんとのじゃんけんに負けたけんこうくんは、彼から「メンヘラ」という女の子に学校のプリントを届けるよう頼まれた。 佐藤くんには「ハンパなくネガティブ (かなり性格の暗い娘)」と評されたメンヘラちゃんを普通の子だと思ったけんこうくんだが、彼女の受け答えに大きな隔たりを感じてしまう。 そんな出会いから1ヵ月後、けんこうくんは同様にして病弱ちゃんと出会う。 メンヘラちゃんとは幼馴染という彼女は、あまり笑顔を見せないメンヘラちゃんが実はけんこうくんの訪問をとても喜んでいることを彼に告げた。 そうしてけんこうくんと不登校のメンヘラちゃん・病弱ちゃんとの交流が始まった。 メンヘラちゃんは重いうつ病やパニック障害を患っており、けんこうくん達の前でも不安定な精神状態に陥ることがあった。 彼女はそれを病弱ちゃんやけんこうくんにとって迷惑と考え、彼らの前で無理に平静を装うことがあった。 一方で病弱ちゃんは、けんこうくんとの出会い以降明るさを増すメンヘラちゃんを嬉しく思いながらも、かつて自分に頼りきりだった彼女が離れていくのではないかと不安に感じることがあった。 けんこうくんもまた、メンヘラちゃんが明るくなるにつれ、彼女にとって自分が必要なくなるのではないかと不安になるときがあった。 そんなとき3人は互いに支えあい、絆を深めるのだった。 そんな彼女たちも高校受験を迎える頃、メンヘラちゃんとけんこうくんは互いに恋していることに気づき始める。 2人はなかなか言い出せずにいたが、3月14日のホワイトデーの日、ついに気持ちを伝えあった。 そうして3人は学校が違ってもお互いに大切な存在であり続け、メンヘラちゃんも彼ら「大切な人たち」と共に、生きていくのだった。 また、各人物名は「メンヘラ」「病弱」などが正確な呼称だが、状態を表わす語との混同を避けるため、本項では各出典に従い敬称付きで記載する。 やを患う少女。 黒髪を肩口まで伸ばし、けんこうくんによれば「黙っていればかわいい」容貌の持ち主。 家事や料理、手芸も器用にこなす。 発病の経緯は明らかでないが、小学生時代半ばから不登校を続けている。 用など不吉なものを持ち物や贈り物にしたり、を思わせる冗談を自ら言ったりする面もあるが、実際に深刻な身体的苦痛と病気から来るネガティブ思考、加えてそれらに対する周囲の無理解と、けんこうくんら親しい友人に負担をかけることへの不安など複雑な苦しみを抱えている。 そのため当初は表情に乏しく、自殺願望を持つ描写が見られた。 しかし、2人と関わるうちに自分も彼らを支えたいと考え生きることに前向きになり始め、徐々に表情豊かになった。 やがて自分がけんこうくんに惹かれていることに気づき、思い悩んだ末に告白、両想いとなった。 終盤にに進学、学校は違っても逢いに来る彼らと共に、自分の病にも向き合って生きていく決意をした。 けんこうくん メンヘラちゃんや病弱ちゃんのもとへプリント(学校の配布物)を届けに訪れる少年。 佐藤くん曰く「お人好し」な性格で、出会った当初は愛想を見せなかったメンヘラちゃんとも仲良くなろうとした。 メンヘラちゃんが心を許す数少ない人間の1人だが、彼女が時おり差し出す不吉なプレゼントには閉口させられることがある。 メンヘラちゃんの病状の重さに戸惑うこともあったが、病弱ちゃんと共に彼女を支えようと決意する。 ところが、メンヘラちゃんに笑顔が見られるようになると、彼女が遠ざかる不安に苛まれる一幕もあった。 メンヘラちゃんに対して自分でも気づかないうちに思いを寄せており、高校合格後のの日に互いに告白し、高校進学後も彼女の許を訪れ続けた。 病弱ちゃん 具体的な病名などは明らかでないが身体的に病弱で、メンヘラちゃんと同様に不登校の状態にある少女。 肩口までの茶髪で、時々額にを貼っている。 で倒れたりなどで寝込むことがある。 性格はとても陽気で明るく、漫画を読んだり自ら描いたりするのが趣味の。 メンヘラちゃんとは幼馴染で、互いに不登校という事情もあってけんこうくんと出会う前から仲良しだった。 それ故、けんこうくんと親しくなる彼女を見て、彼女の快復を喜ぶ一方で取り残される不安に駆られることもあった。 終盤、佐藤くんを半ば強引に連れ出し行動を共にするなど、メンヘラちゃんによれば「すこしだけ仲良くなった気がする」仲になった。 佐藤くん けんこうくんの同級生であり友人でもある茶髪の少年。 中学1年生の春、本来なら自分が届けるはずだった配布物をじゃんけんで負けた彼に任せ、結果的に3人が出会う遠因を作った。 きつい物言いをする性格で、メンヘラちゃんとは小学校の同級生だったが、当初は彼女の病状を理解できず「かまってちゃん(甘えたがり)」と評した。 後に病弱ちゃんに半ば強引に引っ張り出される形で彼女らと行動を共にして3人の関係を理解し、距離を縮めるメンヘラちゃんとけんこうくんとの間で取り残される不安を訴える彼女を元気付けた。 2012年10月16日. 2012年1月25日閲覧。 2012年10月16日. 2012年1月20日閲覧。 2012年8月29日. pixiv(琴葉とこコメント). 2012年1月23日閲覧。 たまごまごごはん(たまごまごブログ). 2012年1月23日閲覧。 2012年8月29日. もっちりぷにぷに(琴葉とこブログ). 2012年1月20日閲覧。 エキレビ! 2012年1月20日閲覧。 2012年6月25日. 2012年1月20日閲覧。 ダ・ヴィンチ電子ナビ 2012年11月18日. 2012年1月20日閲覧。 w, p, i. "あとがきマンガ" メンヘラちゃん vol. 下巻, pp. 211-213 2012年10月29日 , ,• ダ・ヴィンチ電子ナビ 2012年10月5日. 2012年1月20日閲覧。 ダ・ヴィンチ電子ナビ 2012年11月15日. 2012年1月23日閲覧。 朝日新聞デジタル(朝日新聞社) 2012年12月25日. 2013年3月24日閲覧。 朝日新聞デジタル(朝日新聞社) 2013年2月5日. 2013年3月24日閲覧。 イースト・プレス. 2012年1月25日閲覧。 イースト・プレス. 2012年1月25日閲覧。 を略した「メンヘル」に、英語で動作主体を表わす「-er」を付した造語。 英語読みでは「メンヘラー」となるが、一般には末尾を延ばさず「メンヘラ」と表現される。 日本語俗語辞書(株式会社ルックバイス). 2012年1月19日閲覧。 『ライトノベルでわかる確率』()・『仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ! 』()(前者は文書構成を担当、後者は「就活応援アカデミー」名義で著者。 共にエマ・パブリッシング刊)などの著書を持つ作家。 漫画を使った学問や就職活動に関する書籍の他、『「ぱんつ」大全』(共著、インフォレスト刊。 )などサブカルチャー関係の書籍も手がける。

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大平祥生って性格がメンヘラってマジなの?川尻蓮との関係性が話題に!

メンヘラくん

『メンヘラちゃん』は、作者である琴葉とこが中学生の時に描いた4コマ漫画。 もともとユニークな作品を作ろうと考えていた琴葉ですが、自分の周りにいる人へ目を向けた時に、「メンヘラ」をテーマにした漫画を描こうと決めたそうです。 本作には、体が健康じゃない女子中学生と、心が健康じゃない女子中学生と、体も心も健康な男子中学生の3人が登場します。 前半は、ブラックジョークを交えつつもほのぼのとしたストーリー展開が特徴です。 しかし後半に向かうにつれ、各キャラクターたちが抱える悩みや問題が明らかになっていきます。 不登校や自殺などをテーマにしているため、決して大笑いできるような話ではありませんが、「鬱」について理解を深めることができるでしょう。 『メンヘラちゃん』の主な登場人物は、体が健康じゃない「病弱ちゃん」と、心が健康じゃない「メンヘラちゃん」と、身も心も健康な「けんこうくん」の3人です。 ある日けんこうくんは、学校に来ていないメンヘラちゃんにプリントを届けるよう頼まれました。 その後、同様に病弱ちゃんとも出会います。 どうやらメンヘラちゃんと病弱ちゃんは幼馴染のようでした。 こうして、けんこうくんが彼女たちに会いに行くかたちで3人の交流がはじまります。 本作は4コマで展開されており、自殺願望やトラウマなど心の闇をテーマにしながらも、友情や恋愛、趣味をうまく絡めてブラックジョークに溢れた日常系の漫画です。 誰しもが抱えるような心の闇に焦点を当てたストーリー展開は、考えさせられるものがあります。 琴葉とこ作『メンヘラちゃん』の魅力1:自身の経験、周囲の声をもとにつくられた優しい作品 『メンヘラちゃん』は、琴葉とこが中学2年生の時に描きはじめた作品です。 心と体を病んでいる女子中学生2人が出てきますが、彼女らの嘔吐や腹痛などの症状や、不登校、自殺など、琴葉自身の実体験が描かれています。 彼女がイラストや漫画などの投稿サイト「pixiv」にあげていたエッセイ漫画『学校に行かなくなった日』には、小学生の頃に男子グループに「ブス」や「泣き虫」などと暴言を吐かれたことや、それを機に学校に行けなくなった経験を書き連ねていました。 「メンヘラ」といわれる鬱やパニック障害、それに個々が抱える病気の症状は、同じ病名がついていても人それぞれ違います。 非常にデリケートな問題で、ともすれば同じ病気の読者を傷つけかねませんし、病気の経験が無い人にはいらぬ誤解を与えてしまうかもしれません。 ただ本作には、かつて中学生だった琴葉とこの切実な思いや願いがこめられています。 辛い経験を経た彼女は本作に「お互いがお互いのことをわかりたいって思う姿勢をもってほしい」という願いを込めて、描き上げました。 『メンヘラちゃん』には、心が健康じゃない「メンヘラちゃん」、体が健康じゃない「病弱ちゃん」、体も心も健康な「けんこうくん」の3人が登場します。 けんこうくんは、学校に来ない病弱ちゃんとメンヘラちゃんにプリントを届けることが日課です。 設定だけ見ると少し重たい内容のように思えますが、BL漫画を描くのが好きな病弱ちゃん、病弱ちゃんとけんこうくんと仲良くなりたいメンヘラちゃん、メンヘラちゃんを可愛いと思っているけんこうくんが、ダークかつほのぼのとした日常を展開しています。 作中では主に、メンヘラちゃんがボケ、病弱ちゃんはツッコミとボケ、けんこうくんはツッコミを担っていることが多いです。 この3人の絶妙な掛け合いがギャグシーンに面白さをプラスしてくれています。 シリアスなシーンでは、けんこうくんがメンヘラちゃんを気遣ったり、メンヘラちゃんが病弱ちゃんのことを想ったりと、お互いに相手のことを考えているシーンが多いです。 そこに彼女たちの深い関係性を垣間見ることができるでしょう。 琴葉とこ作『メンヘラちゃん』の魅力3:デリケートな「鬱」という題材をブラックユーモアで斬る! 『メンヘラちゃん』の前半の魅力は、暗いテーマを重く感じさせないブラックジョークにあります。 たとえば、自分が飲んでいる薬のことを嬉しそうに話す病弱ちゃんや、名称の長い薬をとんでもない略称で呼ぶメンヘラちゃんなど、思わずフフっとなってしまうシーンが多々あるのです。 ある時、リストバンドを身につけているメンヘラちゃんを見て、けんこうくんが疑問を抱きます。 彼はリストカットを疑っていましたが、それは見当違いでした。 「ちょっとオシャレしたんだけど……どう思ってるのかな……」(『メンヘラちゃん』上巻より引用) 何となくオシャレをしたメンヘラちゃんの乙女心についついツッコミを入れたくなりますね。 空きスペースには、手首にシュシュを着けた病弱ちゃんもいるのです。 このように「鬱」を感じさせる話題ではありつつも、ブラックユーモアを交えたほのぼのストーリーが展開されています。 病弱ちゃんやメンヘラちゃんの衣装にも個性が出ており、「鬱」とユーモアが同時に混在している世界観が詰まっています。 鬱自体を経験したことがない人でも「その気持ち分かる」「自分も経験したことがある」と共感できる内容もあちこちに散らばっていて、自分とまったく関係のない内容ではないことに気づくでしょう。 琴葉とこ作『メンヘラちゃん』の魅力4:デリケートな「鬱」という題材にまじめに向き合う 病弱ちゃんやけんこうくんなど、登場してきたキャラクターと交流を深めていくなかで、メンヘラちゃんの心は大きく成長していきます。 心が健康でないながらも、恋や高校受験を経験した彼女は、周りにいる人と、そしてどん底で辛かった頃の自分とどうやって付き合い、どうやって向き合っていけばよいのか、結論を出しました。 抱えている問題が解決するわけではなく、これからどう生きていくか、その方向を見つけたのです。 ここで注目したいのは、作者の琴葉とこが本作を書いたのが中学2年生で、書き終わったのが中学を卒業する時だったということ。 つまり、彼女がリアルタイムで過ごした時間と同様の時間を作中のキャラクターが過ごし、成長していったのです。 本作で主に描かれたのは「鬱」という病気ですが、誰しもが色んな形で心の闇や不安を抱えています。 その事実を知ることができれば、「お互いをわかりあう」という琴葉とこが目指すところに1歩近づけるのではないでしょうか。 琴葉とこ作の漫画『メンヘラちゃん』の穏やかに切ない世界を覗いてみよう! 上巻はブラックユーモアメインの4コマ漫画、下巻はそこにシリアスな要素も散りばめたストーリー漫画メインへと変化する本作。 作者の実体験が活きた、だからといって重くなりすぎない「鬱」漫画です。 本作は鬱をネタにしたあり得ないシチェーションもありますが、どこかリアリティがあります。 それは全体に漂う日常の空気感にあるのではないでしょうか。 学校というものを取り巻いてキャラたちの時間がしっかりと進み、最終的には進学をきっかけにそれぞれが成長。 そこに挟まれる鬱ネタや、鬱や病弱という特性を抱えながらもそれを日常として受け入れる様子からは、それが特別なことではなく「普通」だと言われているように感じるのです。 自分の特徴を受け入れて淡々と日々を送っていく彼らに説得力のある強さを感じ、勇気付けられます。 鬱というものを暗く悲しいものに終わらせず、成長のひとつの過程だと感じさせる本作。 ぜひ上下巻読んで、その短いながらも濃い内容を感じていただければと思います。 そのような経験がある方もない方も何か感じるところのあるであろう内容です。 『メンヘラちゃん』は、琴葉とこの実体験や感じていたことがぎゅっと詰まっている作品です。 母親やファンの応援を受けて完成させたという彼女の力作を、ぜひ読んでみてください。

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メンヘラな女の子に迫られて……渡くんの××が崩壊寸前

メンヘラくん

世の中に多数、存在するダメ男。 私は一体、何人のダメ男を引き当てたのだろう。 今、偶然この文章を読んでくださっている素敵な女性陣には、絶対にダメ男にひっかかって欲しくない。 貴女が、ダメ男に大切な時間を奪われないために、対処法も併せて執筆を開始することとする。 まず、私が人生で初めてダメ男と出会ったのは、大学2年の春だった。 通称、メンヘラくん。 メンヘラくんの特徴は、付き合う前は別人格だが、恋人関係になると豹変し「自分の世界」に浸り切ってしまう点である。 女性はその変わりように、ただ狼狽えるばかり。 延々と続くネガティブトークに付き合ったり、励ましたり、振り回されてしまうのである。 当時、大学2年生で20歳だった私が出会ったメンヘラくんは、4つ年上の24歳男性だった。 メンヘラくんは、人当たりがよく、自分より年下の子達にまで敬語を使うような、所謂「いい人」だった。 私が初カレと別れた時に、色々と相談に乗ってもらい、付き合う流れに。 よくある話だ。 付き合った翌々日、メンヘラくんは、私が住む実家に遊びに来た。 私の両親に「つまらないものですが…」と言いながら、本当につまらない菓子折りを渡していた。 そして私の部屋に来た途端、彼は突然カミングアウトを始めた。 「僕は、人が殺されるところを見たんだ」と。 「え…?」と、戸惑う私。 我が耳を疑った。 そこから彼は、2時間喋り倒した。 概要は以下だ。 ・数年前まで、地元のヤンキーグループに属していたこと。 ・帰宅したら自室にヤンキー達が勝手に上がり込んでいて恐怖を覚えたこと。 ・ヤンキーが鉄パイプで仲間のヤンキーを撲殺したこと ・怖くて部屋から1年間出られずに失語症になったこと。 ・喋るためのリハビリとしてコンビニでバイトをしたこと。 この時こそ、彼が「いい人」から「メンヘラくん」に豹変した瞬間である。 そして、私の心はもう「お母さんモード」になっていた。 「それで?今は大丈夫なの?もう連絡取ってないよね?」と、彼を守らねばという気持ちになってしまったのである。 そのリアクション、その姿勢こそが「メンヘラくん」を更にメンヘラワールドにどっぷり浸からせてしまったのだ。 「この女性には何を言っても受け止めてもらえる。 」と思わせてしまったのである。 その後も、彼は「どうせ僕なんて宮田さんとは釣り合わないんだ…。 別れよう。 」などと言うようになる。 メンヘラくんが人生で2人目の彼氏だった当時の私は、まだ恋愛ビギナーだった。 故に、彼の発言に右往左往するばかりだった。 結局、メンヘラくんは「別れよう」と言っては、翌日泣きながら謝りに来る、と言う奇怪な行動を取るようになる。 毎回、別れを切り出される度に、私は必死で宥め賺した。 「別れたくないよ。 私はあなたのことが好きなんだよ。 」 この台詞を何度、彼に伝えただろうか。 私が何を言っても、彼は別れの決断を下し続けた。 きっぱりと。 そして翌日、彼は「別れたくない…!側にいたい…!」と泣き縋るのである。 これは完全に茶番だ。 茶番という言葉を体現している。 結局、11回目に別れを切り出された時に、私は承諾した。 「わかった。 そんなに言うなら別れよう。 」と言うと「はぁーっ!やっぱりこうなっちゃったか…!」と黄昏始めるメンヘラくん。 帰ろうとすると引き留められ、彼の黄昏タイムに2時間以上付き合った。 翌日、例のごとく泣きながら会いに来る彼。 別れたくないと泣き喚く彼と向き合い、私はようやく気付いたのだ。 彼がダメ男だということに。 メンヘラくんは泣きながら言った。 「僕は宮田さんを好きだった。 でも釣り合わないっていう不安をいつも抱えていて、だから別れようと言ってしまったんだ。 仕方なかったんだ。 」 そこで「うん!仕方ないよね!」と合点のいく女性がいるのだろうか。 いたら教えていただきたい。 私が「目を覚ませ!!」と両肩を揺さぶりに行く。 メンヘラくんを追い返した後、1週間経ってから電話がきた。 相手はまたメンヘラくんである。 しかもまた泣いていた。 (どれだけ泣くのだ。 ) 「元カノとヨリを戻そうと思って電話したんだ…。 そしたら『セフレならいいけど、付き合うのは無理』って言われちゃったんだ…。 人って、こんなに孤独に耐えないといけないの…?!ねぇ、どうしてこうなっちゃったの?!こんな寂しいの無理だよぉぉぉおおおお!!!!うわぁぁあああ!!!!」と、メンヘラくんは大号泣。 もう1人でやってくれ。 そもそも、私と別れてすぐに「元カノとヨリを戻そうとした」なんて失礼な話をよく私に言えるものだ。 自分のことしか見えていない、それがメンヘラくんの大きな特徴である。 メンヘラワールド全開だ。 「落ち着いて。 私もう次の彼いるから、連絡しないで。 」と初めて冷たく突き放した。 すると彼の態度は豹変。 「今、僕は正座してます!宮田さんが幸せになれますように!!もう連絡しません!さようなら!!」と威勢良く言い放った。 他人になった瞬間、また「メンヘラくん」から「いい人」に戻ったのかもしれない。 それ以降、彼から一切、連絡はない。 私は彼との付き合いで疲弊し、体重が4キロも落ちて生理不順になり、顔面ニキビだらけになった。 闘った挙句、たくさんの後遺症を負ったのだ。 そして、メンヘラくんのような男とは、もう一生付き合わないと固く決意したのだった。 以下、メンヘラくんの生態と対処法まとめ(5つ) 【生態その1】付き合うと、言葉遣いや態度が豹変する。 1度で駄目なら、何度でも問う。 「好かれていた自分は豹変前の自分なんだ」ということを思い出させ、 「魅力的なのは豹変前の自分」だと刷り込ませる。 【生態その2】「どうせ僕なんて」が口癖。 メンヘラくんのいいところを、楽しそうに話して伝える。 いいところが思い浮かばない場合は「一緒にいると安らぐよ」などと ザックリしたことを言おう。 褒め続けて、自己肯定感を高めるのだ。 【生態その3】わざと彼女を困らせる言動をとり、気を引こうとする。 母親の気を引きたいのだ。 なので、1回はスルー、1回は相手をする、くらいの対処が適切と言える。 ある程度のスルースキルを身につけよう。 【生態その4】別れを切り出しては、取り下げる、を繰り返す。 それでも繰り返される場合は、泣きながら別れを取り下げて来た時に、 「しばらく距離を置いて考えたい。 」と突き放す。 クールダウンの時間をおくことで相手は冷静になり、 自分がいかに愚かな行為をしていたか、客観視するであろう。 【生態その5】別れた後も、とにかくしつこい。 」と伝えるのみ。 せっかくメンヘラくんと別れて、心身共に解放されたのだから、もうメンヘラくんに縛られたくはない。 なので、完全にシャットアウトしよう。 それでもしつこい場合はストーカー化する可能性があるので、 「警察に言うよ。 」などと言うのも効果的。 自分の身を守れるのは、所詮自分だけなのだから。 以上がメンヘラくんの生態と対処法である。 メンヘラくんとの関わりで、自分を消耗させないコツは、 「この人、メンヘラくんかも」と早く気付いて、サッと身を引くことである。 私のように「なんとかしてあげなきゃ」という「母親モード」に入ってしまったら、ズルズルと抜け出せなくなるのがオチである。 読者の皆様には、メンヘラくんを察知する鋭い勘と、 サッと身を引く勇気を持ち、幸せになって欲しい。

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