ヘミング ウェイ 老人 と 海。 老人と海について。

ヘミングウェイ、福田恆存/訳 『老人と海』

ヘミング ウェイ 老人 と 海

ヘミングウェイの文学でよく言われることに「獲得と喪失」というのがあります。 「日はまた昇る」では多くの友人に囲まれながら最後は一人になりますし 「誰がために鐘はなる」では恋人 「エデンの園」では恋人を得て奥さんを失う 「老人と海」で失われたものは、もちろん巨大カジキですが、では得たものは何でしょう? 老人は漁師としての名声をすでに失っているところから話は始まります。 老人を慕う少年も両親から他の船に乗るように言われたりしてます。 老人は漁よって得られる成功報酬等を多大には求めてはいないはずです。 漁師であること、ただその醍醐味を求めていたのではないでしょうか? 単純ないいかたでは誇りを求めていたのではないでしょうか、もちろん周囲からの賞賛を求めていたのではありません。 巨大な魚と格闘する姿は、まさに男の生き様です。 マッチョと批判もされますがいいのです。 生きる実感、戦うという誇り。 誰に認められなくとも良い、他人の理解などいらない。 そして魚と自分だけで美しい夜空をみあげ、海上をただ孤独にただよう姿。 キリマンジャロをただ一頭で登っていった豹や、この老人は何を考え、何を感じていたのでしょうか? ここから先は僕程度では、なかなか上手くは語れません。 漠然とですが、恐ろしいまでの孤独と、なにか美しさを感じるのみです。 素晴らしい作品だと僕なんかは思います。 格闘の末勝った大物を食われてしまい、骨格しか残らなかったという点が、子供心にインパクトありました。 読んだことのある人が多い理由のひとつとして、短い、があるでしょう。 ヘミングウェイ・・有名じゃん?孫娘はハリウッド女優だし。 どれどれこれなど手っ取り早い・・と。 多くの人が読んだからイコール感動作品とは限りませんね。 また、心の琴線に触れる・・とか申しますが、その位置も揺すられて感じる強度も人それぞれ。 最近大間のまぐろ猟師を取り上げた番組が多いですが、いろいろな環境、性質の猟師がいて ここ数年つきに見放された資金力のない猟師が、ようやく吊り上げたマグロを 船上に引き上げることができずに船体にしばって港へ急ぐ。 彼の頑張りを称え、もたらされた幸運を喜ぶアナウンサーの言葉を聞きながら 「老人と海になっちゃわなきゃいいけど。 大間って鮫いるのかな・・」などと思うのは私だけではないでしょう。 読んで30年以上たちますが、いまだにふと思いつく作品ということで、なかなかの力持ちでは?と思います。 有名な本でも全く心に響かない本ってありますよね。 『老人と海』は、まさにそんな一冊。 多感な中学時代に読み、「・・・で?」と思いました。 なんかちっとも面白くないんですよね。 ストーリーが面白くない本でもなにか深さがあるならいいし、 深さがなくてもストーリーが面白いならいいし、 ストーリーが面白い上に深さもあったら名作なんですが、 ストーリーの面白さも深さもないこの作品はまさに駄作。 生まれてきてはいけない作品。 つーか、ヘミングウェーは全部つまんねーよ。 特に「日はまた昇る」なんてユダヤ人に対する差別があまりにも酷くて、読み終わった後あまりにも不愉快だったので本をびりびりに破ったわ。 読み終わったあとで本を破ったのは、あとにも先にもあれ一冊。 ヘミングウェーは、中身のなさ、意味のなさ、低俗さに、自分でもとても悩んでいたので精神をおかしくし、電気ショックを何度も受け、最後には自殺しました。 こんなくだらん本に意味を見出す奴はおかしい。 と思ったけど、カスタマーレビューを見ると、感動している人たくさんいますね。

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アーネスト・ヘミングウェイ

ヘミング ウェイ 老人 と 海

老人と海のあらすじ 老人の漁師サンチャゴと、大魚との海での闘いを描いた物語です。 魚が取れない漁師 連続84日の不漁にもめげず、今日も海に出るサンチャゴがいます。 同乗していたマノーリン少年は父親の命令で、サンチャゴを見限るよう言われて船を離れますが、それでも老人を色々と気にかけてくれる存在です。 ある日サンチャゴは少年時代にアフリカで見たライオンの夢を見て、漁に出ます。 そして経験したことのない大きな魚に出会い、強い力で引く魚との闘いが始まるのです。 老人と大魚との闘い 闘いは夜中にまでかかり、サンチャゴはふとこの大魚の事がかわいそうになってきます。 強いばかりでない、とても利口な魚だと感情移入してしまうのです。 そしていつしか眠ってしまったサンチャゴは、またあのライオンの夢を見ています。 そんな時魚の急激な引きで、網を握っていた手に大怪我を負うことになります。 しかし4日間の死闘の果てに勝ったサンチャゴは、魚を舟にくくりつけて港に向かうのでした。 サメに大魚を食われる しかし港に着くまでの間に、大魚の傷から流れる血に寄ってきたサメ達に、大魚の肉を食いちぎられていきます。 サンチャゴは一緒に闘ってきた魚を食べられるのは、自分の身を削られる思いがするのです。 そして必死にサメをナイフなどで追い払います。 傷を負った手でオールを持ち必死でサメを叩き続けます。 そんな奮闘も虚しくほとんど骨になってしまい、港へと到着します。 傷を負って疲れ果てた老人 4日間も大魚と闘ったサンチャゴはへとへとです。 ひどい疲労感と共に帰宅して、すぐさま眠りにつきます。 目覚めるとマノーリン少年が家に来ており、サンチャゴの両手の怪我を見て泣き続けるのでした。 大魚はマカジキで、全長5メートルにもなる大物でした。 マノーリン少年はサンチャゴからマカジキのくちばしをもらい受け、非常に喜びます。 そうしてまた眠りについたサンチャゴは、あのライオンの夢を見ています。 感想 終始虚しさを感じる内容だと感じました。 サンチャゴの寂しさ とくに物語の始めの方のサンチャゴとマノーリンの会話では、貧しさゆえに食べるものもないサンチャゴに気遣いながら接するマノーリンのいじらしさに胸が熱くなると同時に、老いと貧乏、そしてサンチャゴの寂しさを痛感します。 そしてサンチャゴが見ている夢に出てくるライオンというのは、何かを象徴しているのだと感じます。 それはサンチャゴが失った若さなのか、それとも大事な存在であるマノーリンなのかは分かりませんが、それでも最終的には自分を慕うマノーリンが側にいてくれることはサンチャゴにとっての救いではないでしょうか。 年代別で感想が分かれる作品 私はアラフォー世代です。 サンチャゴのような老いと寂しさはまだちゃんと体験したことはありませんが、想像はできる年代だと思います。 そしてこの物語を若い方が読むと、どう感じるのでしょう。 また、サンチャゴのように老人と呼ばれる世代の方が読むことで、どんな気持ちになるのかも気になりますね。 年代別で感想が分かれる作品だと感じます。

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ヘミングウェイの英語の名言・格言集。英文と和訳

ヘミング ウェイ 老人 と 海

老人と海のあらすじ 老人の漁師サンチャゴと、大魚との海での闘いを描いた物語です。 魚が取れない漁師 連続84日の不漁にもめげず、今日も海に出るサンチャゴがいます。 同乗していたマノーリン少年は父親の命令で、サンチャゴを見限るよう言われて船を離れますが、それでも老人を色々と気にかけてくれる存在です。 ある日サンチャゴは少年時代にアフリカで見たライオンの夢を見て、漁に出ます。 そして経験したことのない大きな魚に出会い、強い力で引く魚との闘いが始まるのです。 老人と大魚との闘い 闘いは夜中にまでかかり、サンチャゴはふとこの大魚の事がかわいそうになってきます。 強いばかりでない、とても利口な魚だと感情移入してしまうのです。 そしていつしか眠ってしまったサンチャゴは、またあのライオンの夢を見ています。 そんな時魚の急激な引きで、網を握っていた手に大怪我を負うことになります。 しかし4日間の死闘の果てに勝ったサンチャゴは、魚を舟にくくりつけて港に向かうのでした。 サメに大魚を食われる しかし港に着くまでの間に、大魚の傷から流れる血に寄ってきたサメ達に、大魚の肉を食いちぎられていきます。 サンチャゴは一緒に闘ってきた魚を食べられるのは、自分の身を削られる思いがするのです。 そして必死にサメをナイフなどで追い払います。 傷を負った手でオールを持ち必死でサメを叩き続けます。 そんな奮闘も虚しくほとんど骨になってしまい、港へと到着します。 傷を負って疲れ果てた老人 4日間も大魚と闘ったサンチャゴはへとへとです。 ひどい疲労感と共に帰宅して、すぐさま眠りにつきます。 目覚めるとマノーリン少年が家に来ており、サンチャゴの両手の怪我を見て泣き続けるのでした。 大魚はマカジキで、全長5メートルにもなる大物でした。 マノーリン少年はサンチャゴからマカジキのくちばしをもらい受け、非常に喜びます。 そうしてまた眠りについたサンチャゴは、あのライオンの夢を見ています。 感想 終始虚しさを感じる内容だと感じました。 サンチャゴの寂しさ とくに物語の始めの方のサンチャゴとマノーリンの会話では、貧しさゆえに食べるものもないサンチャゴに気遣いながら接するマノーリンのいじらしさに胸が熱くなると同時に、老いと貧乏、そしてサンチャゴの寂しさを痛感します。 そしてサンチャゴが見ている夢に出てくるライオンというのは、何かを象徴しているのだと感じます。 それはサンチャゴが失った若さなのか、それとも大事な存在であるマノーリンなのかは分かりませんが、それでも最終的には自分を慕うマノーリンが側にいてくれることはサンチャゴにとっての救いではないでしょうか。 年代別で感想が分かれる作品 私はアラフォー世代です。 サンチャゴのような老いと寂しさはまだちゃんと体験したことはありませんが、想像はできる年代だと思います。 そしてこの物語を若い方が読むと、どう感じるのでしょう。 また、サンチャゴのように老人と呼ばれる世代の方が読むことで、どんな気持ちになるのかも気になりますね。 年代別で感想が分かれる作品だと感じます。

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